2007年06月12日

父の日

コーヒーとジャズの相性の良さは言わずと知れたこと。
ジャズ聴きながらコーヒーをすする一時は変えがたいものです。

ということで今週末の父の日に合わせて、未体験ジャズとTIPOGRAFIAの共同企画の父の日セットを企画いたしました。お奨めジャズCDとお奨めコーヒー(BRASILマルコス・ミヤキ)のお得なセットです。

日頃は直接言葉では伝えられないけど、ちょっとした贈り物で感謝を。粋にジャズとコーヒーでもどうですか?

※リンクのサイトから申し込んでいただいても、店頭で申しつけていただいても結構です。発送なども承ります。お気軽に相談下さい。
 
 電話チッポグラフィア06−6849−6688
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2007年06月11日

JAZZINARIA QUARTET

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イタリアのグループらしい。女性Vo.にピアノトリオのQUATTETにベースにヴァイオリンやチェロ、トランペットなどが加わっています。変則の大編成で厚めの音ですが、アタリです。あちゃっこっちゃのMIC−CDで聴いたことがあるM-9“PIPPO NON LA SA”がお見事!基本的には楽器の数が多い、厚い音は苦手なのですが、これは大丈夫(というより、このアンサンブルでまとまった音楽なので無理に引き算できない)。いけます。こりゃ、しばらく回すな。もう一回聴こ。
posted by 焙煎師TIPO at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | musica

2007年06月10日

TYPOGRAPHY

タイトルは英語ですが、ポルトガル語にすると店名TIPOGRAFIAになります。いつも読めない店名を訊ねられ、「チッポグラフィアです」と答えると今度は意味を問われます。「ポルトガル語でタイポグラフィです」と答えますがさらに「何それ?」と質問が続きます。そしていよいよ説明に困ります。日本語で的確にワンワードで訳しようがないのですね。そのため、カウンターには

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モダン・タイポグラフィの流れ』を忍ばせています。
そしてこの本を差しだし、

   「これですわ」

の一言で済ませています。これは本当の話。

ある雑誌の記事によると、タイポグラフィは
 
 (1)タイプフェイス(文字そのもののデザイン)
 (2)タイプセティング(文字配置やレイアウトデザイン)

の二つに分かれるそうです。
人に例えると、面構えと性格やスタンスみたいなもんでしょうか?どう見ても悪役の面構えなのに気弱な控えめな人もいれば、表の仏様のような穏やかさに激しい攻撃性を秘めている人もあります。人は見かけによらないものです。あれ?あんまりタイポグラフィと関係のない例え話かも知れませんね。

雨昨日に引き続き、激しい雨が降ってきました。ずぶ濡れの行き交う人がガラス越しにううかがえます。せっかくの日曜日ですが、気が滅入りますね。まあ、気分転換に雨宿りにでもおいでやす。
posted by 焙煎師TIPO at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年06月09日

未体験ジャズ

先日の中川ワニ氏も力説していたように、ジャズに限らず音を拡げていくには人の輪が大切です。それは趣味のあう友人や先輩であったり、お気に入りのお店のスタッフだったりします。ビギナーの頃は「ジャズ名盤100選」とかを片っ端から聴きまくることで自分の趣向性が見えてきますが、あるレベル以上は我流では行き詰ってしまいます。そこから先へ進めるには誰かのお奨めやお気に入りといった声を素直に聴くことが必要になります。今日ご紹介するのは名前は全く知らないけど、ぜひ聴いてみたいというジャズを紹介している、

     未体験ジャズ

です。運営するのは先日の漫談会にも来ていただき、お店の常連さんでもあります。世界各国からマイナー(無名)だけど素晴らしいジャズを集め、紹介。各々のコメントからも運営者の愛情がひしひしと感じられるサイトです。WEBですが、達人のいるレコ屋のスタッフに直々にお奨めいただいている感じです。まさにオーナー個人の趣味性の高い音のセレクトショップです。目敏くチェックした中川ワニ氏も早速購入していました。ぜひご覧になって下さい。
posted by 焙煎師TIPO at 13:22| Comment(2) | TrackBack(0) | musica

あんこ魂

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食べ物の好みがぴったり合うカップルってどれくらいいるのでしょうね。
店主とワタクシは、あまりぴったりしてません。
一緒になってから、互いに食べてないもの(もしくはこっそり食す)が増え、使う頻度が減った食材もあります。
料理をするのはワタクシ(お菓子ばかりを作っているわけではありませんよ、念のため)なので、文句があるなら食べていただかなくてもよろしくてよ、と強気には出てますが、やはり店主が好まないものは積極的には作らないようになり、逆にワタクシが比較的好まないものも作るようになりました。
だから何なんだと。そんなことはどうでもいいですね、ハイ。

今日は朝から雨が降ったり止んだり妙なお天気ですが、そんな中何人かのお客様にわざわざ足を運んでいただいており、感謝しきりでございます。

土日祝恒例のちょっぴりお得なケーキセットのご案内です。お好きなケーキいずれかひとつと、ドリンクがどれでも一杯お選びいただけます。

●あんころチーズケーキ(写真)
チーズとあんこは相性ぴったり。案外あっさりしてます。

●チョコバナナのムース
チョコとバナナも相性いいですよね。ベルギー産のビターチョコレートをたっぷり使用しました。

●プリンケーキ(Happy Together)
定番のスポンジとプリンが一度に楽しめる二層のケーキです。

すべてにエスプーマ(甘くないホイップクリーム)をお付けしています。苦手な方はどうぞお申し付け下さいね。

ワタクシはあんこが好きで好きでたまらないのですが、店主は・・・・・・
あんこマニア(粒もコシもどっちも大好き)としては、この美味しさがわからないなんて、それはニッポン人としていかがなものかと問いただしてやりたいものです。

何はともあれ。
あんこがお好きな方もそうでない方も、たくさんのお客様のご来店をお待ち申し上げております揺れるハート
posted by 焙煎師TIPO at 13:01| Comment(0) | TrackBack(0) | はなtalks

2007年06月08日

写真

あまり写真を撮ることはありません。

フィルムやデジカメはもちろん、携帯のカメラですら活用されずに眠っています。画像で記録を残すという習慣が無いのですね。

確かにブログを続けている関係で、画像を残すことが必要な場合があります。世の中のブロガー(この言葉は最近覚えました。最初なんじゃそれ?という不可解な耳触りでした)のマメな記録には感服します。例えばうちの夫婦の場合………

 「お待たせいたしました。※※※でございます」
 「がつがつがつがつがつがつ(二人してがっつく)」
 「あ、写真撮り忘れた」
 「あ………」
 「もう、いつもあんたはがっつくやから」
 「あんたもやろ」
 「(二人でハモリながら)ま、ええか」

という感じ。本当に毎回の会話です。誠に懲りない面々です。

食べ物を前にすると、まずはそれを食する興味に支配され、画像残すことはコンプリートに忘却されます。きれいに盛り付けられた皿はあっという間に原型を留めない代物と化し、そこで初めて「あ!」と我に返ります。コースメニューをしっかり、巧みな画像で残せる人には無条件降伏します。

その他の日常も同様です。
お互い自分の写真がこっ恥ずかしく嫌いなため、ツーショットも個別も写真がありません。旅行に出かけても、風景すら撮ることを忘れます。魂を抜かれるとはいいませんが、ま、軽度の写真嫌いといってもいいでしょうね。

余談ですが、だからこそ先日のMARISA MONTEの無断写真撮影は地獄の攻め苦と同じ。思い出しても腹立つわ。    

posted by 焙煎師TIPO at 12:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2007年06月07日

113枚のディスクの夜

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昨日は三回目を数える『中川ワニのジャズと珈琲漫談会』にお越しいただきありがとうございました。初夏の夜を113枚のディスクと共にゆるゆると過ごすことができました。

画像でもうかがえるカウンターの圧巻の113枚。そもそも先月半ばに旅(長期巡業)を始めた時、懐に抱えたディスクは20枚。今回は反省も踏まえ控えめに買ったつもりが、旅の終わりにはココまで増殖していたそうです。凄すぎる……。でも、そのおかげで店主を含む当日参加いただいた皆様も音との一期一会の出逢いとなったかも知れません。

今回も事前打ち合わせなしで聴く!喋る!淹れる!の3本立てです。今日は中川ワニ氏の聴きはじめのジャズリスナーへ送る言葉を少しだけご紹介いたします。

るんるん聴き始めの頃、最低30枚は買って聴くこと

初心者は勉強のためのお賽銭だと思って、3枚とは言わずに最低30枚はトライしてみる。

るんるん好きな曲を見つける

何か自分の好みにあう曲を見つけ、それの収録されているアルバムを探す。ルーツを探ったオリジナルからいろんなアーティストのカバーまでひたすら聴き比べる。

るんるん猫ジャケに駄盤なし

そのまんま。ジャケット買いの法則。

るんるん音の友達をつくる

音を一緒になって楽しみ、情報交換できる仲間を探す。人の縁が音を拡げます。

るんるん音を楽しむ空間を探す

そこそこのいい音で自由に音を楽しめる場所を見つける。ジャズはラジカセじゃ悲しいものです。もっといい音で聴いて欲しい。

……てな感じです。

でもよくよく分りますね。誰かと取り留めなく音楽の話を交わす時はまことに至福。中川氏は「誰かのところでコーヒーでものみながら音楽の聴き比べながら、話すること。高校の時から今も昔もやっていることがあまり変わっていない」とのことです。店主も同じ気持ちですね。確かに音の四方山話は幾つになっても尽きません。実はそれは、こうして店を始めた動機のひとつでもあります。そしてTIPOGRAFIAが皆様が音を楽しむ空間であったらといつも考えます。気が向いたらディスク持参で来ていただいても結構です。一緒に音の輪を広げていきましょう。音楽は本当にいいものです。

位置情報追伸です。やはり、昨日のMELLONIE IRVINEは中川氏も購入済み。漫談会にも持参いただきました。
posted by 焙煎師TIPO at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2007年06月06日

MELLONIE IRVINE

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典型的なジャケ買い系女性ジャズヴォーカルです。
このジャケ見て、スケベ心が踊らないおじさんジャズファンはいないはず?さらにピアノトリオ中心の編成にチョイ渋めのスタンダード選曲のクレジットを見れば迷いはありません。ちなみに

Mellonie Irvine(vo)
Christian Jacob(p)
Kevin Axt(b)
Kevin Winard(ds)
Matt Cattin gub(ts)

01 You Don't Know What Love Is
02 The Man I Love
03 You've Changed
04 Save Your Love for Me
05 On a Slow Boat to China
06 More Than You Know
07 The Meaning of the Blues
08 Close Your Eyes
09 Our Love is Here to Stay
10 (Gee Baby) Ain't I Good to YOU
11 The Shadow of Your Smile

というクレジットです。どうやら自主制作盤らしい。

気張らず、さりげなく唄い、心地よい艶やかさに包まれます。
ぐうおおおおおおおおおおおう、なんじゃこれは!という傑作ではないのですが、雨の昼下がり、ヴォリュームを落としてさらっと流すときっと気色良くはまる音。雨音と抽出したコーヒーがグラスポットに落ちるポタポタ音に寄り添う女声です。

入手したのは東京名物DISKUNIONですので、多分中川ワニ氏もすでに聴いているのでは?

……ということでいよいよ今晩『中川ワニのジャズと珈琲漫談会』が開催されます。ご用意できる席の関係で今回の受付は終了いたしました。ご予約いただいた方、ご来店を心よりお待ちしております。
posted by 焙煎師TIPO at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | musica

ザ・シューター 極大射程

公開中の映画『ザ・シューター 極大射程』です。

shooter.jpg 

ありゃま、ご都合主義的な脚本で細部は気にせずノリ一発で撮ちゃったね。

愛国心と正義感に燃える熱い主人公が自分の目的(国家的陰謀および愛犬を殺された復讐)の為に一切の悔悛も無く、片っ端から殺しまくる映画です。

オリジナルのスワッガー(主人公の親子ニ代に渡る狙撃手の名前)シリーズは血沸き肉踊る傑作です。でも原作はこんなにも無茶苦茶だっただろうか?不要な記憶を次々と消し去っていく合理主義(ご都合主義ともいう)の店主には記憶がありません。

主人公は警察官から特殊部隊から軍人、政府高官までいったい何人殺したのでしょうか?その数はアフリカの資源確保のための破壊工作で殺した村人以上では?確かに出てくる政府関係者は極悪人ばかり。でも正義という名の暴力ほど性質の悪いものはありません。

プロットは適当でも、銃器描写はリアル。ガンマニアは堪らない執拗な描写です。男はいくつになっても幼児の拳銃ごっこが大好きでエロシーンと同様、いくつになってもじゅるじゅると涎が出ます。多分、粒子の荒めの画質や主人公を助ける戦友の未亡人が映画『CANDY』のヒロインぽい、楊枝をくわえたいかれたガンマンのような側近など、70年代アメリカ映画の質感を意識している感じ。まさしく気分はテレビの洋画劇場ですね。最後まで観せてもらえなかった幼いあの頃の感触です。

確かに無茶苦茶茶だけど、同時にいかにもアメリカ的な映画です。アメリカも同様に自国の抱く勝手な正義の名の下に破壊と殺戮を徹底する国です。ま、娯楽作品だから、いいか?
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2007年06月05日

純愛小説

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篠田節子です。

作品ごとに全く違ったジャンルに挑戦しながらも、決して飽きることなく一気に読ませる力量を持った作家です。ホラーからラブストーリー、社会ネタ、SF、伝奇ものまで一貫性の無い作風が決して手癖に染まることなく、いつも新鮮に提示されます。作家にありがちな得意とする一貫した世界観がありません。代わりにあるとすれば、読者を飽きさせずに読ませるという確固たる技術の一貫性。新作は真っ先に購入し、一度読み始めると止まりません。冒頭の掴みが非常にうまいんですね。いつも先の展開が全く予想できず、ひたすら活字を読み飛ばすしか抵抗の方法はありません。個人的には『ゴイサイタン』『神鳥』『弥勒』などのオドロオドロ系が好きです。そして今回もまた萎えることなく一気読み。日常的な出来事が何かのきっかけで少しずれていく感覚の短編。出来は並みですが、それでも紙の無駄使いのような凡庸な作家を寄せつかない、活字中毒者を満足させる作品です。

篠田節子恐るべし。
posted by 焙煎師TIPO at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 活字中毒