2006年02月23日

ブラジルの記憶

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人は忘れることによって生きていきます。神様が人に与えた最大の能力は忘れることだと何かの映画の台詞にありました。でも同時に決して忘れたくないことも多くあります。
ブラジルを訪問したのは2004年の秋。すでに1年半の時間を経て、悲しいけど記憶は曖昧な風景と化していきます。忘れぬために当時の記録と写真を元に書き残していきます。

ブラジル滞在期間中、ほとんどはパトロシーニョの町におりました。ブラジリアとサンパウロの中間地点にある内陸部ののどかな田舎町です。相当詳しい地図で無いと載っておりません。周囲はセラードエリアというアフリカのサバンナに似た気候の高原エリアです。季節は冬から春ですが、日中は汗ばむ位ですが湿度が少なく過ごしやすい気候です。

コーヒーの産地のため、基本的にはコーヒーの樹と農園しか見てません。(あと、農園主が飼っている豚を見ましたが、まあ、これはどうでもいいか)。毎日毎日、いろんな農園を訪問しました。同じエリアで同じコーヒーという作物を栽培していながら不思議なくらい方法が異なります。何でも画一的な日本と違って、ブラジルの多様性でしょうか?農園主の自由な志向に基づき栽培されたコーヒーは個性を育みます。面白いものです。

写真はCACCERの建物です。各農園のコーヒーを集め、品質検査や評価、販売、輸出などを一括して行う組織がCAFE DO CERRADOでありCACCERです。
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2006年02月20日

カーニバル直前のリオ

リオデジャネイロでは24日よりカーニバルが開催されます。その前に……!18日夜、ストーンズの無料ライブに130万人が集まったそうです。すごい!これは行きたかった。
反して、ここ日本はひたすら雨と寒さで地味な一日でした。ようやく1ヶ月ばかりチクチクと大脳を悩ませ続けた確定申告をとりあえずですが提出いたしました。少しだけ肩の荷がおりました。しかし今日はスカスカの文章ですね。ま、いいか。
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2006年02月06日

ブラジル国旗

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ブラジル国旗はいいですよね。この色使いは絶対、日本人にはできません。ブラジル好きのお客様は、よく店頭のこの旗を見つけてお店へ来ていただきます。この旗は同胞者を招く親切な誘導灯みたいなものでしょうね。この3色の意味は、太陽の黄色と海(水)の青が交わるところに緑があるということだそうです。ある雑貨店で国旗に関する絵本を購入した時教わりました。確かに黄色と青色を重ねると緑色になります。店員の女性の方にうるうるとこの話を熱く語られ、思わず購入してしまいました。ちなみに絵本は ZIRALDOです。これがきっかけでTIPOGRAFIAの店舗コンセプトとカラーが決まりました。商品パッケージからロゴマークに至るまでこの3色を貫いています。大げさに言えば、ひとりの商品説明がひとりの人生を変えてしまいました。出会いとは恐ろしいものです。店の旗はコーノ式珈琲塾の同窓生から送別にいただいた贈り物のひとつです。その意味でも、店頭に飾っておき、国旗を見る度に、忘れずに大切にしていきたいのです。
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2006年02月02日

ブラジル入国審査

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やっと雨もあがりました。でも太陽は時々姿を現しているのみです。

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ブラジル音楽への入国審査はゆるゆるです。参入障壁は低く、でも一度はまると泥沼のように深く広い世界が待ち受けております。
TIPOの場合、ジャズ経由で入国いたしました。厳密に言うとイギリス(スタイルカウンシル)発でジャズでトランジットしてブラジル入国いたしました。でも入国後も、すぐに上陸せずに周辺をうろうろしていました。この音楽遍歴のニュアンスわかりますか?そうです。世界各地に存在するインチキブラジル音楽が大好きでした。ブラジル人以外によるブラジル音楽のフェイクですね。これが結構奥深いのです。アメリカはもちろん、フランス、イタリア、スゥエーデン、ウルグアイ、アルゼンチン……。レコード屋によっては「BRAZIL FROM OTHER COUNTRY」というコーナーがあります。参入障壁の低さを証明しております。いかにボサノヴァがサンバが世界中の音楽家に愛されていることか!定番の曲もオリジナル以前にカバーばかり!かなりの期間、このあたりを彷徨い、ブラジル本国入国いたしました。いやあ本当に広い国です。リズムの多彩さは他国の類をみません。月並みにボサノヴァからはまりましたが、サンバやショーロ、MPBへと拡がりました。当分出国許可は出そうもありません。大阪にいても心はブラジル音楽へ飛んだままです。行きたいなあ!
写真はブラジル音楽入門の頃(大学生の頃)に買ったレコードです。ジャケットがスタイルカウンシルの12インチと同じデザイナーです。後日、『ゲッツ・ジルベルト』のアルバムで「イパネマの娘」を聴いた時にジョアン・ジルベルトのファーストヴァースの唄を聴き、あれアストラ・ジルベルトって男なの?と悲惨なことを考えていました。何とも恐ろしい過去です。全ての過去は恥ずかしすぎる!
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2006年01月25日

カフェパウリスタ

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ブラジルのサントスの町並みと老舗コーヒー店「カフェパウリスタ」です。

ブラジル滞在中、正直あまりおいしいコーヒーには出会えませんでした。やはりブラジルにとっては輸出して外貨を稼ぐための商品なのでしょう。最良のものは海外へ出稼ぎって、自国消費分の質はスタンダード以下となります。うれしいや悲しいやら?反対にどこで飲んでもコーヒーがおいしい!はずれなしはイタリアです。当然こちらは消費国の代表です。
豆うんぬんは別にして、滞在中で一番おししかったのはココのコーヒーです。多分ネルで抽出しているのですが、まったりとした昔の喫茶店にあったようなコクのある味わいでした。実際、チッポグラフィアの開店にあたって基準となり、この味わいを再現したいと、いろいろとブレンドしています。
ちなみに、銀座にも創成期からの名店「カフェパウリスタ」があります。

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2006年01月23日

ブラジル国旗の箸

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独りでお店を営業している人は昼飯をどうしているのでしょうね?
TIPOはお客様の合間をぬってカウンター下か2階階段の踊り場で食しております。香りを売りにしている商売上、臭いモノは避けたいところですね。カレーとか香辛料系は避けたいところ。といいつつ、よく階段の上でこんぶとカレーうどんを食ってますけどね(笑)。規則正しく3食を食べないと気がすまない性質としては抜くことはまずありません。(抜いたのは混乱の開店初日のみです)。まあ、どっちにせよかっ食らうという感じの昼飯でスローフードからはブラジルよりも遠いでしょう。ここで活用しているのがブラジル国旗のついた箸です。友人より誕生日にいただきました。必需品ということで、いつも店の食器棚の引き出しに隠してあります。
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