2006年07月06日

中川ワニ氏来る

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昨日、北堀江シャムアなど大阪の定期巡業中の中川ワニ氏がTIPOGRAFIAに遊びに来ていただきました。昼過ぎに突然電話があり、ふらりと登場!重い梅雨空の中、閑散としていた店内が一気にお客様で溢れ、夕方に去ったとたん客脚がドン引きしていくなど、まるで座敷童子のようなお人です。そういえばコーヒー教室もいつも盛況、きっと人を呼ぶ天性の力を持つ人なのでしょう。お店関係の人にとっては一店に一人大切に神棚にでも置いておきたい!

昨日も長々と話していましたが、話題は基本的にコーヒーと音楽。
最近のお気に入りのディスク、レコ屋、コーヒー屋、旅、生豆、焙煎とどこまでもとりとめなないけど、深い含蓄に満ちた禅問答です。まるで禅の老師が若い弟子に投げかけたアブストラクトだけど物事の本質に繋がる根源的な問いに四苦八苦しながら考え、答える気分です。ワニ式コーヒー教室でおなじみの具体的な各論に関しては何も述べず、総論を感覚的に理解させる手法です。初めて受講した時、こんなにも多くを語らないけど、多くを伝える教室があるのかと、驚きました。(以来、結構あちらこちらで受講しています)

コーヒー業界はこだわりと自己執着とうんちくに満ちた世界です。(いささか失礼な言い方ではありますが)中川ワニ氏のように、こだわるけど執着しないコーヒー屋は本当に貴重です。コーヒーに対する味覚の正確さ(教室では十数名淹れたコーヒーの4回にわたって、個々の変化を的確に指摘します!)と底知れない深い愛情を持ちながらも、決して自己を押し付けません。ここらへんがみんな素直にワニ氏のコーヒーに魅かれる理由なんでしょうね。こうして誰かの話を聞いていると、素直にコーヒーを煎ってみたくなります。コーヒーを淹れてみたくなります。純粋にコーヒーを楽しみたくなります。

そしてJAZZ。音の守備範囲は微妙に重なります。毎回、教室へ持参しているディスクを聴かせてもらうが楽しみです。いつもワニ好みの新ネタを仕入れて、翌日にはレコ屋へと駆け込みます。今回も果てしなく(素人は付いていけないような)マニアなネタ話を堪能しました。

中川ワニ氏は夕方、カウンターで同席していたお客様の案内で近所のパン屋とたこ焼き屋で粉モンを堪能して旅立っていきました。静かな思索に素に満ちた敵な午後でした。こんな午後もあるのですね。

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2006年07月02日

雨の日には……

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雨の日曜日。
ボブ・ディランの髪型のような激しい雨が降ってきました。
せっかくの日曜日だけど、何もしたくなくなります。どこへも行きたくなくなります。
そんな時は何をすれば?
ぜひ、近場のカフェで音楽でも聴きながら、文庫本や雑誌でもどうぞ。
空調の利いた店内で、あったかいコーヒーを贅沢に楽しめます。
まだ見ぬ海の雑誌も揃えています(たまたま特集が海関連)。海に落ちる永遠を夢見ながら、気持ちだけは梅雨払いを!

そんな店主が選んだのはBADEN POWELL『CANT ON GUITAR』。
雨の朝に相応しいかは知りませんが、バーデンの鼻にかかった声とギターの音色が店内に響きます。

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喫茶店今晩北堀江のシャムアで定期的に開催されている中川ワニ氏のコーヒー教室へ参加してきます。一応プロのコーヒー屋のはずですが、素直にコーヒーを勉強してきます。これで何回目の参加でしたか?
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2006年06月26日

アオイソラ

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よく降りますね。
さすがに今週は雨が続くようです。
こう、雨が続くとアオイソラが恋しい。

今日は定休日です。
久しぶりにレコ屋へ。
禁欲生活は長かった。


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2006年06月17日

健康

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あなたの健康状態のバロメーターは?
食べ物がおいしいこと?ゆったり眠れること?化粧ののり具合?
まあ、人によって様々でしょう。

ではTIPOGRAFIAの健康状態のバロメーター?
それは焙煎機(通称SOL)です。働き者のSOLが元気な時はお店も元気です。元来ワーカホリックのため稼動しないと機嫌が悪くなり、同時にお店も元気がなくなります。自家焙煎という業態の所以、豆を炒るという生産機能がストップすると店は動きを止めます。流れない水が澱み始めるのと同じです。

ほぼ毎日、稼動していた焙煎機が3日ばかりストライキです。さすがに真剣にヤバイ!とあせりましたよ。原因はここ数日の来店の少なさです。というより通りに人が通過しないのです。天気のせい!と責任を転嫁するつもりはありません。でも、ここで暴露するのはいささか自虐的で露悪的過ぎますけど…。

店からちょうど半年を過ぎた頃です。気が付かないうちに、手馴れになりつつあるのかも知れません。明日(18日)は勝手ながら臨時休業いたします。野暮用(?)で少し旅に出てきます。月曜の定休日とあわせて連休となります。これを機転に気分と生活を改め、あんじょう気張ります!これからもぜひご贔屓に!
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2006年06月09日

PANG!PANG!PANG!

気が付くと最近、米(白飯)を食っていません。日曜日以来、ひたすらパンを食い続けています。全然苦痛ではなく、むしろ快感です。こんなにもパンを食っていいのだろうかと自問自答する毎日です。重なる時は重なるのものです。月曜の定休日にパン屋を巡り、るんるんとバケットを頬張っていると、友人が芦屋の有名パン屋をお土産に、同時に宮崎の知人からクール便でダンボール一杯のパンが届きました。家中パンだらけ!幸せいっぱい!冷凍できるものは冷凍して、残りを3食パンでエンジョイしています。

宮崎の方は元の会社の同じ課の先輩です。前職はパンともコーヒーとも無関係な会社でした。その頃(20代後半)、社内での受注管理(審査)部門に属していました。営業マンの上げてきたネタ(売上ともいう)の合否を問うという部門の性格上、社内の全営業マンを敵に回したパンクな社員でした。ケッ!来るなら来やがれ!正義は我にあり!勝手に意気込み全く心を開かず、いつも四面楚歌。極めて痛い人でした。そして締め切り前にはいつも電話で営業と喧嘩が日常のアウチな日々を過ごしていました。不思議なことに当人は若さ故か真面目さ故か余りストレスを感じていなかったのですが、時々収拾のつかないポカと綻びを生じさせていました。その時にいつも尻拭いをしてくれたのが彼女です。きっとこの人には一生頭が上がらないんだろうな……と感慨に耽るほどの借りをいまでも背負い込んでいます。でも十数年の時が流れ、パン屋とコーヒー屋を開くとは露にも思ってもいませんでした。

ダンボール一杯のパンを堪能しながら、珍しく20代を思い起こしていると、偶然にも水曜日の夜、同じ会社の同期会(というより単なる飲み会です)が細々と4人で開催されました。50名以上の同期がいたバブリーな世代(平成元年入社)ですが、時が流れ最後の一人の在籍を残すのみとなりました。そして誰もいなくなるのもそんなに遠くではないかも知れません。時間というのもは儚いものですね。

そして昨夜、久しぶりに白米を食いました。これはどうでもいいことですね。
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2006年06月06日

眠気

こうして毎日必ず何かしらの文章を書くこということは自分の状態を把握できます。「お!ノリノリで同日に3回も更新しとるやないけ!」という日もあれば、「ありゃま!えろぅ手ぇ抜いとるさかいに……」という日もあります。昨日は後者ですね。いやあ、ひたすら眠かった!
実は昼間、テアトル梅田で『隠された記憶』を観にいってました。この映画中もそうでした。もう、眠くて、眠くて、眠くて!映画を最後まで見届けるという意地だけで意識を維持しようと自分をいじめていました。でも多分、断続的に10秒ずつ位は記憶が飛んでいます。眠たいのに眠れない苦痛はかなりきついものです(個人的には三大欲求の中では睡眠欲が極端に激しい人)。ダニエル・オートゥイユとジュリエット・ビノシュという仏映画好きとしては手堅いキャスティングだったんですが、やはり眠気に負けました。映画もいまいち何がやりたいのやら不明な作品。余談ですが『汚れた血』以来ジュリエット・ビノシュを追い続けましたが、さすがに最近の姿はつらいものがあります。骨太ながっつりした体形が母性すら感じられ色気は片鱗もうかがわせません。これはこれである意味人の生きる道です。
夜10時過ぎには床に付き睡眠を貪りました。落ちるように眠りに付き、早朝いつもの時間7時過ぎに眼が覚めました。眠りの持つ圧倒的な誘惑には、なしくずしの服従あるのみです。
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2006年06月04日

へこむなぁ

人と人の相性の様に、店とお客様にも相性があります。
最初に店舗を決め、事前情報(例えば情報誌やWEBなど)でイメージトレーニングして実地に望む場合はそんなに大きくはずさないでしょう。
でも素飛び込みで来店した場合は、求めているものと与えてくれるものの間にギャップが生じ、相性が悪いと双方に後悔が残ります。これは店側としてもかなりへこみます。今朝もそんな朝でした。
カウンター(店主側)に背を向けテーブル席に付いたお客様(この時点でかなりいやな予感)は

 「モーニング!」    ⇒すいません。やってないんですけど
              (よりによってトーストも切れてます)
 「じゃホットでいい!」 ⇒豆を選んでいただけますが……。
 「禁煙なん?」     ⇒禁煙です。すいません。

給仕すると、背中から不満なオーラが漂っています。多分「失敗したな…」という後悔いっぱいなんでしょうね。朝の散歩の途中、モーニングを楽しみながら朝の一服を吸いたかったのでしょう。でも通りががりに入った喫茶店は彼の希望をことごとく打ち砕きました。案の定、カップにコーヒーを残して足早に出て行きました。別にどちらが悪い訳ではないのですが、お互いへこみます。巡り合わせなんでしょうね。お客様にとって店選びは難しく、お店にとっては客選びが難しいものです。まあ、へこんでても仕方がないですね。双方ともしばしの時間を楽しく過ごせるような良い出会いが待っているように!
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2006年05月29日

定休日

今日は定休日です。夢見るように眠りたかった。でも必ず7時になると体内目覚まし時計が作動します。悲しい性分です。少しだけ惰眠を貪り、これから梅田へ活字とディスクをあさりに出かけてきます。

今週はもう6月!早いもので10日でまるまる開店半年を迎えます。呪われた先週を振り返ることなく、ずいずいと前向きに進みます。
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2006年05月27日

因果応報

物事には必ず原因と結果があるはずです。何かしらの要素がトリガーとなって結果的にある事象を引き起こします。そう信じたい。でも本当のところは我々には知る由はありません。特に「バタフライエフェクト(風が吹けば桶屋が儲かるというやつ)」のように複雑怪奇な因果応報は神のみぞ知る領域です。

昨日は自分の何かしらの因果を呪うほど暇な一日でした。待てども待てども誰も来ない。というより店前の人通り自体が少ないのです。最近稀に見るひどい売上でした。ぐずぐずとした天気ですが、給料日直後の週末です。何が原因なのか見当がつきません。閉店後、食事に出かけたのですが、その居酒屋も閉店まで誰も寄り付かない始末です。豊中界隈に不穏な呪いが蔓延しているのでしょうか?客足は不可解です。そして商売は難解です。すいません。今日はグチになっていましたね。今日という一日が皆様にとって、TIPOGRAFIAにとって良き日であるように!SARAVA!
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2006年05月24日

という人なので…

コーヒー屋のストアブログにも関わらず商売のコーヒーネタからの現実逃避を繰り返しております。ふふ、果たしていつまで逃避が続くことやら。

最近気が付いたのですが、店主は「私は〜という人なので〜」というなんともまどろっこしい言い回しをする人のようです。それもしばしば。
例えば
 
 「私はブラジルが好きです黒ハート

ではなくて

 「店主は訪伯以来、ブラジルに魅せられた人です」

となってしまします。
一言でいえば、文語的でくどい!冷めている!
自分の姿や性向、行動を常に傍らで冷静に見つめているもう一人の自分がいます。確かに生きていく上で自己客観視を最大のテーゼであり、いつまでたっても自意識過剰なんですね。いつも他人のふりをして自分を見ていないと気が気でないのです。ある意味痛すぎる。そういう人なんです。と確信犯的に自己を客観視した文を自己客観視がテーマの文章で使っているわけですが。メタだ!そしてベタだ!
話はそれますが日常会話(口語)なのに単語(形容詞や言い回し、例えなど)の選択もきわめて文語的です。これは絶対本の読みすぎです。無駄な知識のみが限りなく肥大して、現実に適応していない証拠です。全く持って少し痛い変な人ですね。

  右斜め上これも間違った客観視表現です。正しい言い方は

「私はかなり痛い変人です」

これはこれで痛いけどね(落ちてないけど一応このブログのオチ。)
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2006年05月23日

BD

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BDといってもバンドデシネBande Dessineeではありません。別にフランス語風に“ベーデー”と発音しなくてもいいですよ。単なるボタンダウンです。
ちなみにベーデーはフランスの漫画のこと。

なぜかボタンダウンのシャツが好きです。一番落ち着く襟元なんですね。京都のモリカゲにいくといつもBDシャツに誘惑されます。白いシンプルな洗いざらしのコットンシャツをワンサイズ小さめで着るのが大好きです。

最近のお気に入りは通販で買ったボタンダウンのポロシャツ。ポロシャツなのにBDがうれしい。結構気に入ってガンガン着まくっているのですぐに色あせてくるでしょう。

これからの夏の半袖シャツは

  @ボタンダウン
  Aプルオーバー
  Bシンプルなチェック柄

で一貫したものをぐるぐる着まわします。いったい同じようなシャツを一体何枚持っているの?と疑問視されるかも知れません。性分が凝り性で変人入っているので一度決めたセオリーは徹底して守ります。服装にも頑ななこだわりがにじみ出てきます。しかし最近、確信犯的に全くコーヒーと無関係なネタが続いていますね。まあ、これもへそ曲がりな性分ですから仕方がないですね。

posted by 焙煎師TIPO at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月21日

OBSESSION

  OBSESSION……妄想・脅迫概念。時に不合理とわかっていながらある考えや感情が
              しつこく浮かんできたり、不安なほど気掛かりになること


生きていくことは日々OBSESSIONとの戦いです。一歩踏み外すと精神・心理学の領域に入ってしまします。きっと性分なんでしょうね。

例えば活字。電車での移動時やTIPOGRAFIAの店番の時、手元に何かしら活字がないと落ち着かず、裸で街を闊歩しているような気分になります。結果的に読まなくても、必ず文庫本など活字を携帯していないと気が気でありません。外出中でも読む本がなくなると、真っ先に現地調達します。

例えば、歪んだ収集癖。お気に入りの作家やアーティストに出逢うとその人の全てを知りたくなります。全てを手元に収集したくなります。時々そこまでしなくても……と我に返ります。

例えばリスト。映画の公開ならカレンダーにCDの発売日は手帳に、などなど観たい映画、欲しいCDなど何でもリストに記入します。そして、それをクリアーして蛍光ペンで消しこむまで、落ち着きません。映画は公開日に、CDは発売日に、とリストはどんどん増えていくので、未来永劫決して安心することはなく、いつも追われています。

店主の場合は物欲、収集欲ともひたすら知識欲(というよりか情報欲)に向かいます。死ぬまで映画を観たい!本を読みたい!音楽を聴きたい!と無限の知識欲に囚われた脅迫概念に追われています。早く煩悩から開放され、色即是空な人になりたい。でも多分無理。
posted by 焙煎師TIPO at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

当たり前ですが、店主は店の椅子には座りません。
今、気まぐれで窓側のテーブル席で庭を見ながらパソコンをいじっています。もちろん開店前です。毎日見慣れたお店ですが、こんな風に見えるのですね。庭もココから見ると少し違って見えます。画像は皆様の目でお確かめ下さい。観測者が状態を決定するという理屈は確かに正しいようです。世界はあるべき姿で絶対普遍にあるのではなく、無限の可能性で混沌とした状態です。見る人によって世界は異なります。確かにこの席で文庫本とコーヒーがあればボ〜!と時間を過ごせますね。この季節はまだ空調を入れていないため、風が抜け、今朝のような雨上がりの日は肌触りが心地よく落ち着きます。もし自分がお客様なら、こういう週末の朝の過ごし方がは素敵ですね。
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2006年05月15日

改めて感謝

一夜明けてようやく落ち着きました。何とか第一回コーノ式珈琲塾関西教室を終えることができました。

大阪で教室を開くことは2年越しの夢でした。

  「社長、実は夢があるんです!
   必ず大阪で店を開きますんで、教室をやらしてもらえませんか?」

その時、河野雅信氏(珈琲サイフォン株式会社 社長)の得意先周りに同行しており、初めて塾長に夢をぶつけました。「いいよ!」とその場で二つ返事で了承してくれ、こうして言葉が現実となりました。多くの人の尽力により時間はかかりましたが、夢を現実にいたしました。本当に人は人に支えられ進んでいきます。

大阪で教室を開催する理由は2つ。
1つは店主がこれまでの人生で出逢った最良のコーヒーである河野氏の極意を大阪の皆様にも気軽に楽しんでほしいというコーノ式布教のためです。
そしてもう1つは東京から大阪へ戻ったら、今までのように河野氏に会うことができません。でも店を守るためこちらからしばしば東京へ出向く訳にはいきません。彼を大阪へ招き共に時間を過ごせる大義名分が欲しかったのです。こちらから行けないなら、相手を呼ぶしかありません。いささか個人的過ぎる理由ですが、師匠とは離れたくありません。コーヒーに関して、そして生きていくことに関してよき兄貴分であり、実の親以上にいろいろと恩義を感じております。店主は前へ進むために、定期的にその絆を確認したいのです。

受講生の10名の皆様、ご参加本当感謝いたします。2日間の長時間の研修お疲れ様でした!コーノ式の真髄に少しでも触れることができましたでしょうか?そしてこれも何かの縁です。コーノの同窓生として共においしいコーヒーのために関西で頑張っていきましょう。何かあればいつでもお店までお気軽にお越し下さい。心よりお待ちしております。

東京、静岡、京都、大阪から運営をサポートしてくれた6名皆様にも改めて感謝いたします。2日間を乗り切れたのも皆様のおかげです。ほんまにありがとうさん!
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2006年05月10日

GENTLE RAIN

The days are bright and filled with pain
Enclose me in your gentle rain
    〜JIM MORISSON“CRYSTAL SHIP”

朝起きると、雨の臭いがしました。匂いといった方が正確かもしれません。
雨の前には街は湿り気を帯びた独特の匂いを放ちます。例えば真夏の夕立前のあの雨の匂い!幼い頃の夏休みを思い出させます。あれはいったい何の匂いなんでしょうね?

どうやら降ってきた様です。裏側の布の雨よけがタンタンと静かに音を放っています。乾いた水滴の音が店内にも響いています。

お店をやっているとやはり天気は気になるものです。雪や雨が続くと客足がぴたりと止まります。あ、これってかなり失礼な言い回しかも知れませんね。まあ、雨が続くと、待ちの商売では店主も気がめいります。

でも“GENTLE RAIN”という言い回しは好きです。昔、冒頭で引用したTHE DOORSでやられました。LUIZ BONFAの曲名でも有名でアストラッド・ジルベルトやボサ・リオがカバーしています。これもきわめて美しい旋律の曲です。

いろいろと思うところがあって、現在はどちらかといえば気分はボブ・ディランの“A Hard Rain's A-Gonna Fall”ですね。でも今日の雨が皆様にとって、やさしい雨であるように……。
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2006年05月08日

BLUE MONDAY

連休も終わりました。今日から仕事ですね。ブルー?

会社勤めの頃を思い出します。
月から金曜日までそれなりに一生懸命一日の半分は働き、土日で気を抜きます。そして月曜日、また1週間が始まります。毎週毎週繰り返してうんざりした頃にはちゃんと長期休暇がやってきます。GWであり夏期休暇です。上手にのせられ働かされるようにできとるんやな!と感心していました。

連休中、お店も普段よりは忙しかった様な気がしますが、相変わらず予想のできない毎日です。
昨日はあの雨、連休最終日でお金もいっぱい使っちゃたし、仕事に備えて、今日は家に引きこもっておこう!てなもんでしょう。さすがにボロボロでした。何かの呪いの様な暇さでした。本が進む進む!読み疲れて眼が痛くなりました。

本日は定休日です。週末のコーノ式珈琲塾の準備、その他うろうろ。
皆様はお仕事頑張ってくださいね。
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2006年05月01日

慣性の法則

先週末のことです。自炊も面倒だし、ぷらっと食べにでることにいたしました。店主は酒は呑まないので、飲みには行きません。そして気分は生野菜モードでした。「肉喰いてぇ!」ではなく「野菜じゃ!それも生で持って来い!」という感じで、矛盾しますが、付け合わせは油ギトギトでの肉で!

閉店後早速、豊中ロマンチック街道にあるサラダバーで有名な某ステーキチェーンへ。完全に頭は「うえ!」となるくらい生野菜モードでWEBでメニューまでチェックして生姜ソースのチキンステーキに決め、心して出かけました。

      でも店がない!

あれ?通りすぎたかな?と再びUターンして戻ってみてもやはりない!いったいどこへ行ったの?昨年末に何度か通ったはずです。実はこの記憶は何者かにインプラントされた偽りの記憶なの?車窓からの風景が音をたてて現実崩壊していきます。ああああああああ?

なんてことないこのチェーンはステーキ肉の表示違反で摘発されていましたので多分、不採算店縮小で閉店したのでしょうね。詳細は知りません。

長い年月にわたり、自分の店を続けていくことの困難を考えます。

行きつけの店というものは、時間が開いても再び訪れた際、変わらぬ姿で継続をして欲しいものです。訪問間隔は1ヶ月かも1年かも知れませんが、時間経過を超えてお店はあるべき姿であるべきです。お店の慣性の法則です。物体は外部から力を加えない限りそのままの状態にあり続けます。良い店は時間を越えて変わらぬものです。TIPOGRAFIAを開店してまだ5ヶ月弱です。商売の鉄則として飽きずに商いを続けて、店を守っていくことが肝心です。お客様がいつ来ても変わらぬコーヒーが楽しめる店でありたいものです。

例えばこんな物語があります。
豊中に住んでいた人が何かしらの理由で別の場所に移り住み時間が流れました。数年後、商用を兼ねた里帰りで再びこの町に戻ってきた時、何気に通り沿いの喫茶店へと脚を向けました。そういえばあの頃、よく通ったよな……。木製を扉を開け、一歩踏み入るとコーヒーの香ばしい香りが全身を包むとすべての記憶がよみがえりました。そこでは年月分は年をとった店主が変わらぬ姿でコーヒーを点てていました。そしてあの頃のコーヒーの味を思い出し、カウンターへとさらに一歩踏み出しました。

これが店主が理想とする妄想です。


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2006年04月26日

白髪

髪の毛は概ね黒く、少しは白髪もあるかも知れないが当人はわかっていません。でも年も年だしさすがに白髪が出始めてますね。
最近気になるのが髭に白髪が数本混じっていることです。もともと髭の毛根が少ないので週一程度の髭剃りしか行わないのですが、気がつくと出てきてますね。白いやつ!最初はなぜか鼻毛でした。鼻毛から白くなり始めました。普段は隠れているので気がつかなかったのですが、抜くと根元まで完全に白かった!最初は少し驚きました。どうやら白髪化が顔面部の口元周辺から始めっているようですが、まだ他部位には拡がっておりません。これって一般的な動きなのでしょうか?「白髪は鼻毛から」というのが世の通説なのでしょうか?老化初心者(当たり前)なのでよくわかりませんね。今後の動向が少し不安です。

あまりにもオチも意味もないのでこのへんにしときます。ブラジルセラードの新豆を週末に向けて明日にでも焙煎いたします。コンテスト入賞の個性派そろいの2農園です。お楽しみに!
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2006年04月24日

眼鏡

どうやら世間では眼鏡が流行っているらしい?
メディアでは眼鏡を売りにした有名人がよく取り上げられています。とってつけたような眼鏡を掛けたグラビアアイドルもいますね。
でも突然、眼鏡っ娘に萌えるといわれても訳がわからん!

昔から視覚が極めて不良のため眼鏡が手放せません。多分中学生の頃からずっとですね。コンタクトにも一度は挑戦しましたが、ソフトでもあの不快な異物感と手荒な扱いののため即刻撤退を余儀なくされました。撤退後は眼鏡道を極めるべく、ありとあらゆるフレームを買い揃えました。現在の度数のモノでも1週間分以上はあり、以前は毎日フレームを気分で変えていました(←最近は面倒くさいので、気が向いた時に)。いろいろと不便はあるもののもはや身体の一部です。そして同時に自他共に眼鏡好き(フェチ)です。

確かに街中の眼鏡姿の若い女性が増えた様な気がします。これはこれで大変喜ばしい限りです。眼鏡とファッションがさりげなく、そして確信犯的に調和していると思わず「♪ハレルヤ!」という感じで78%の確率で一目惚れします(嘘)。

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それではフレーム選択の遍歴を一部紹介いたしましょう。
それは大概「〜風」ですね。映画俳優やミュージシャンへのわかりやすい憧れですね。

例えばクラシックなラウンドフレーム(丸眼鏡)が好きで、ジョン・レノン風の眼鏡が欲しい!となります。「イマジン」のジョンのような小振りなメタルフレームのラウンドを今も愛用しています。同じく明治の文豪風(べっこう文様のセルロイド丸眼鏡)とかもありましたね。最も文豪気取りは当人のみで周囲には食い倒れの人形と言われてました。エルヴィス・コステロ風(画像参照)とか『グランブルー』のジャン・レノ風とかもありましてたね。

恥ずかしいことにすべての眼鏡には必ずモトネタがあります。何とも浅はかなやつです。眼鏡ネタは次回へと続きます。映画の眼鏡のお話を少々。








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2006年04月23日

帯に短し、たすきに長し

この文の主題は

  何が帯には短く、たすきには長いのか?

ということです。

昨夜の夢でこのブログのネタを考えていました。厳密に言うと、一度寝てもう一度起きて考えていたのかも知れません。昨日は何かに取り憑かれたような疲れで、店を閉め食事を済ませると9時過ぎには寝床に入りました。そして、多分何時間かは眠って眼を覚まし、寝ながら考え事をしていたようです。

よく夢の中に仕事や日常を持ち込みます。前の日少しでも思いつめると必ず夢の中に出てきます。しばし翌日の行動の予行演習を夢で行います。

そこでブログのネタを2つ閃いたようです。でも起き上がり書き留める余裕はなく再び眠りに入りました。1つ目は前項「記録」の話です。でも、もう1つが思い出せません。しきりに夢うつつで「帯に短したすきに長し!」と叫んでいたことは覚えています。いったい何が?

まさか「帯に短くたすきに長いのが何かわからない」というこの文を思いついたのでしょうか?そんなメタフィクションな夢は痛すぎます。
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