2007年06月15日

解体せよ!

映画『大日本人』『監督・ばんざい!』に共通することは

   映画の解体と再生

です。まさしくお笑いという非映画人による映画に対する同時多発テロです。(もっとも北野武は監督作品数を考えると十分に映画屋でしょうけどね)。

両者ネタがかぶり、同時期公開ということもあり、どうしても比較されます。ここは両方セットで映画館の梯子するのが正しい楽しみ方でしょう。

映画におけるジャンル主義を確信犯的に茶化し、解体、そして砕け散ったシネマの断片から何かの再生を意図しているのですが、未遂に終わっている点も共通しています。もっとも、端から再生の意図は無く、やりっ放しもまた確信犯的な所作かも知れません。

     果たしてこれは映画なのか?

この答え次第で評価が賛否に分離されます。メディア形態はフィルムであり、劇場にて鑑賞することを強いる、お茶の間でチャンネルをプッシュするだけでは観れません。その点をいえば映画なんですけどね、その一手間の価値を感じるか、否かが問題です。


結論だけをいえば、「困ったもんだ。でもまぁ、しゃあないか」という気持ちだけが残りました。「金返せ!」と激昂することも「DVDでもう一回観たい!」と歓喜することもありません。まさしく「仕方がない」のです。世の中には「仕方がない」ことだらけです。

そして学んだこと。それは、

     解体せよ!

という破壊衝動の必要性。それは事業においても人生においても自己表現においても同様。

さあ、TIPOGRAFIAもそろそろ解体しましょか!?
もちろんこれまでのコーヒーにも同様に解体と再生を謹んでお送ります。

“ESTABLISHED IN 2005”のコーヒー屋にはまだ守るべき伝統も確執もありません。ESTABLISHの意味である「設立する」「(人を)落ち着かせる」「確固たるものとする(確立する)」「確証する」をESTABLISHするまではひたすら解体と再生を繰り返します。万国の珈琲屋よ!解体せよ!自らの概念を破壊し再生するのだ!

……ということで近日中にメニューをリニュアルします。開店以来の大きな変更です。詳細は後日広報いたします。
posted by 焙煎師TIPO at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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