2007年03月24日

スタンプラリー開始

本日よりブラジルニュークロップスタンプラリーが開始いたしました。

TIPOGRAFIAの生豆の買い付けに関しては、師匠である河野雅信氏(珈琲サイフォン株式会社)の舌に委ねております。多くの親密な関係の豆屋さん(商社)というインフラに加え動物的とも言える直感を全面的に信用してます。もちろんそのラインナップの中からTIPOGRAFIAで何を購入するかは店主の判断であり自己責任ですが、基本的には師匠のつくる味わいが原典です。今回もセラード珈琲のコンテストの上位入賞17農園から河野氏によりチョイスされた5農園をお届けしています。順次焙煎、テイストしていく予定ですので店主自身も何が出てくるかは全く不明です。実は密かに期待しています。

閑話休題。
実はマニアな音楽好きはレコードを実際に聴くことより、ブツを探し買うことの方に重きを置く傾向があります。先日もあるお客様と話をしていたのですが、「買ってしまったら満足して、ほとんど聴かないCDやレコードがある」とのこと。全くの真実です。私も探し出した時点で6割か、7割程度は満足してます。収集癖のあるマニアの世界は同じかも知れません。

実はコーヒー業界もそうです。
「豆を自慢するコーヒ屋を信用するな」というイタリアの格言がありますが、これぞ悠久の頃より語り継がれてきた歴史の真実……というのは嘘です。ほら話はさて置き、買い付けや自分の所有する豆の品質や入手方法(直接現地へ出向いたとか、オークションにて高額で落としたとか)を自慢する人がいます。良い商品のための良い素材を入手する努力と言う点では尊敬すべきですが、それをグダグダ語りすぎなんですよね。本当はそれ以上に労力を惜しんではいけないのは焙煎や抽出といった加工工程です。レコードと同じで入手したと言う事実である種完結してしまう側面を持ちます。そしてレア盤をゲットした経緯や知られていない盤を自慢したくなる気持ちは判ります。しかし自家焙煎店では焙煎こそ誰にも任せられない、店主の密かな密かな楽しみです。ココにこそ自分のレーゾンデートールがあり、譲れません。同じ素材(コーヒー豆)でも、焙煎者によって全く味わいがことなります。そして多分、何よりもそれを純粋に好きか、嫌いか、おししいか、まずいかと楽しむお客様こそが真実を映し出す鏡です。そこには店主の語る生豆の自慢よりも多くのコーヒーの真髄が存在するはずです。
posted by 焙煎師TIPO at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー
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