2007年03月23日

ガルシアのブラジル

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予告通りセラード珈琲のニュークロップ(新豆)が登場しました。
第一弾は

   ガルシアのブラジル 

です。正式名称は“BRING ME THE COFEE OF ALVARO GARCIA ”ですが余りにも長いので単に「ガルシアのブラジル」と呼んでください。

2006年カップオブプログレッシブセラードNATURAL部門で堂々1位に入賞したサンセバスチャン農園(農園主アルヴァーロ・ドミンゲス・ガルシア)です。中南米で農園主の名前であるガルシアといえばガルシア・マルケスと言いたい所ですが、へそ曲がりなのでサム・ペキンパーの映画を思い出しました。今回はずばり、サム・ペキンパーに捧ぐコーヒーです。60年〜70年代に独特の乾いた作風の西部劇やアクション映画を得意としたアメリカの監督です。時代に迎合できない不器用な男たちをいつも冷めた乾いた視線でとらえます。何といってもスローモ−ションで弾丸を受けながら踊るように倒れていく男たちが十八番。モトネタである『ガルシアの首』もウォーレン・オーツの枯れた演技に魅せられます。しかし、またまたブラジルとは全く関係のない強引なネーミングです。

一応の豆データーです。
農園はブラジル内陸部、標高950メートルのUNAI市に位置します。農園主であるアルヴァーロと息子リカルド自らコーヒー栽培の作業を従業員と共に、決して手を抜かず献身的努力で行っています。スペイン系の移民でコーヒー農園で生まれた彼は機械修理工場を経営した後、1988年に息子と共に農園を始めましたが、潅水など苦労もい多く暗中模索が続いた様です。手元にある豆1つにもそうした多くの人の年月と絶え間ない努力が詰まっているのです。

肝心の焙煎したコーヒーの味わいです。
ニュークロップと言うこともあり、低温から弱火でしっかりと水分を抜き、さらっと中煎りで仕上げました。カップはコンテスト1位入賞ということもあり雑味のないクリーンな苦味です。酸味は微かに漂う程度で、結構力強いけどきつくない苦味が拡がります。品種がムンドノーヴォということもありエスプレッソ用に向いているかも知れません。焙煎者としては、ネーミングのように乾いたハードボイルドな作風で、決して甘くないどことなく男臭い味わいをイメージしました。

さあ、まずはお試し下さい。本日よりカップおよび豆売り提供中です。豆は200gで900円也。
posted by 焙煎師TIPO at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー
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