
中古レコード屋で見つけたCORINNE VHATEL QUINTETT『ma vie en rose』です。得意の女性の顔ジャケ(トリミング有)に“NAIMA”“HOW HIGH THE MOON”“WAVE”“LA VIE EN ROSE”“LES FEUILLES MORTES(枯葉)”とベタベタのスタンダード選曲で即買いのCDでした。何者かは知りませんが、結構いけます。ピアノトリオ+トランペットをバックフランス語のボワボワジャズヴォーカル(スキャットも多用)がささやきます。ライブ録音ということもあり、長尺の曲が多く、トランペット中心にアレンジも練られており、原曲の崩し方が程よく快感です。例えばM-4“WAVE”は長めのイントロを配し、なかなかあのメロディーが出てこないもどかしさ、そしてぐちゃぐちゃ気味のスキャットをはさんでのトランペットソロなどなど。かなりいいねぇ。アタリ!だから中古屋巡りはあなどれません。