2007年01月19日

SWAMP

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昨日の続き、考案中の新ブレンドSWMP続報です。
そもそも「泥臭ぇコーヒーが飲みてぇ!」と思い立ったのがスタート。それは余りにも突然炎のごとく湧き上がったプリミティヴな衝動です。土臭くアーシーでベタベタな味わい……、そうスワンピー!まさに最初にネーミングありきのブレンドです。そして基本的にはマンデリンの泥臭さを活かしたブレンドに隠し味にワンツイストが欲しかったのです。

画像は煎りあがったインドロブです。かな手暇を掛け焙煎してあります。ロブの生豆をハンドピックしているのは誠に諸行無常な気分です。ダンパーはほとんど全開で臭みを飛ばして、意図的にすっぽ抜けさせ、かなり深めに焙煎しました。店内に拡がる麦を焦がしたような香りを満喫した後はカップテスト。肝心の味わいは…………やはりロブでした。それ以外の何物でもありません。う〜ん!

ロブスタ種の焙煎は初めてではありません。珈琲サイフォンでの修行時、ブレンド用のベースを10`釜でフルにぶち込み半日、同じ豆を焙煎し続けたこともあります。大型釜での大量注文生産を小口にわけて焙煎し、毎回焙煎方法(火力の上げ方ダンパー開閉など)を変え、仕上がりを比較して経験を積み重ねていました。珈琲サイフォンはスペシャルティやプレミアムコーヒーからコマーシャルコーヒー(廉価な普及品)まで幅広く手がけており、いろいろなグレードの焙煎を体験できたのは大きな糧です。このような非効率で無謀な試みを許してくれた師匠である河野雅信氏の懐の広さに心から感謝いたします。高品質の生豆は持っているポテンシャルは高く欠点は少ないため、個性を活かして焙煎するのみ、でも欠点の多いスタンダード品はなだめてすかして盛り上げて気分よくさせて、味わいを引き出さねばなりません。当然難易度は圧倒的に後者が高くなります。たかがロブですが実に奥深いものです!

関西のブレンドにはロブスタ種がミックスされていることが多いとのことです。あるお店で7日間毎日日替わりのコーヒーメニューでブルーマウンテンに混じってロブスタがあったのには驚きました。さあ、素材は用意できました。あとはREMIXの加減次第!なんとか関西土着(浪速ネイティブ!)のブレンドを提供できるよう、しばらく試飲を重ねてブレンドと戯れてみます。
posted by 焙煎師TIPO at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー
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