2006年10月23日

サンキュー・スモーキング

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サンキュー・スモーキング

宣伝によると「その男、話術で世間を煙に巻く」映画だそうです。まさしくそのまんま、タバコ業界のスポークスマンが口先だけで世間を渡るお話です。

直球喫煙がテーマ映画でありながら、喫煙シーンが一度スクリーンに出てこないとういう喫煙行為を机上の空論に変換した潔さがすごい。あたかも海の向こうの知らない国の戦争が決して火の粉が実際降りかかることが無いかのように、机の上で善悪を議論します。その昔、タバコと映画は極めて親密な関係でした。フランス映画でジタンやゴロワーズを覚え、くわえタバコで紫煙を煙らす銀幕の俳優に憧れたものです。それが今やタバコを吸うのは異常者かヨーロピアンしかいないとのこと(劇中の台詞より)。アメリカの極端に偏った考えが伺えますね。

決して喫煙を推奨する映画でも、嫌煙者推薦の映画でもありません。ロバート・デュバル、ウイリアム・H・メイシーなどの曲者俳優で脇を固めタバコをネタに狸と狐の騙し合いを知的に楽しむ映画かな?
posted by 焙煎師TIPO at 18:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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