あまり写真を撮ることはありません。
フィルムやデジカメはもちろん、携帯のカメラですら活用されずに眠っています。画像で記録を残すという習慣が無いのですね。
確かにブログを続けている関係で、画像を残すことが必要な場合があります。世の中のブロガー(この言葉は最近覚えました。最初なんじゃそれ?という不可解な耳触りでした)のマメな記録には感服します。例えばうちの夫婦の場合………
「お待たせいたしました。※※※でございます」
「がつがつがつがつがつがつ(二人してがっつく)」
「あ、写真撮り忘れた」
「あ………」
「もう、いつもあんたはがっつくやから」
「あんたもやろ」
「(二人でハモリながら)ま、ええか」
という感じ。本当に毎回の会話です。誠に懲りない面々です。
食べ物を前にすると、まずはそれを食する興味に支配され、画像残すことはコンプリートに忘却されます。きれいに盛り付けられた皿はあっという間に原型を留めない代物と化し、そこで初めて「あ!」と我に返ります。コースメニューをしっかり、巧みな画像で残せる人には無条件降伏します。
その他の日常も同様です。
お互い自分の写真がこっ恥ずかしく嫌いなため、ツーショットも個別も写真がありません。旅行に出かけても、風景すら撮ることを忘れます。魂を抜かれるとはいいませんが、ま、軽度の写真嫌いといってもいいでしょうね。
余談ですが、だからこそ先日のMARISA MONTEの無断写真撮影は地獄の攻め苦と同じ。思い出しても腹立つわ。