2007年05月29日

MARISA MONTE

渋谷オーチャードホールのMARIS MONTEです。
噂通りのいいライブでした。

MARISAを含む10人編成の大所帯ですが、アーティストの美学に基づいた引き算の演奏は見事です。必要に応じて楽器を弾かないで待機したり別の楽器にスイッチする、だらだらと自意識垂れ流しのソロを取らないなど、あくまでもMARISAの声(唄)を聞かせることに徹しています。時折、楽器と声が一体になり共鳴したような空気感を生みます。リズム楽器と複数の弦楽器のアンサンブルはいかにもブラジル的でやはり鳥肌もの。前半はストイックに、そして後半にかけては音が拡散していくように徐々に盛り上がってきましたね。

るんるん詳しい曲目はコチラをどうぞ。

ただ後半、ステージに駆け寄りフラッシュをたいたカメラ撮影が目立ち、音に集中できない状態(巨大な一眼レフサイズのカメラを抱えてきたオヤジには怒りを越え、脱力するしかない)。「皆がやってるから私もいいかな?」と便乗する日本人客も続出してさらに最悪の状況。音を聴きに来て、演奏そっちのけで写真撮影することにいったい何か意味があるのだろうか?これはライブ会場における同時多発テロ!一気に不快感と怒りに駆られて収集が付かない状況でした。まあ、悪い側面は忘れて、素晴らしい音のみ携えて、切り替えます。
posted by 焙煎師TIPO at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BRASIL