2007年05月08日

UNSQUARE DANCE

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ワルティ堂島の中古(えさ箱)コーナーから掘り出してきた

 『TWO GENERATIONS OF BRUBECK』

です。長髪にジーンズなどいかにも60〜70年代のレイドバックしたファションの3人の息子たちの囲まれるDAVE BRUBECKの写真のまんま、親子2世代に競演です。録音1973年ということもあり、ベースは当然エレクトリック、クラヴィネット、オルガン、エレクトリックピアノやギターもバックで聴こえます。『TIME OUT』でお馴染みの“トルコ風ブルーロンド BLUE RONDO A LA TURK”もブルースハープとギターが唸るジャズロック風にアレンジされており、かなり変なアルバムです。

実はこのアルバムにも収録されている“UNSQUARE DANCE”狙いの購入。原曲は2分程度の変拍子と手拍子バックにピアノリフが転がるフロア映えする気色良い曲です。その昔、イギリスのDJ、PAUL MURPHYが選曲したコンピレーション『JAZZ CLUB for BEGINNERS』で覚えました。これはジャズで踊るロンドンというブームの中、公開された映画『ビギナーズ』とのタイアップのLP(当時はアナログのみ)でした。覚えている人は多分40歳以上。最近、この曲があるMIX-CDに収録されており、思い出したように聴きまくってます。

そもそも、“UNSQUARE”な踊りっていったい何?“SQUARE”は「四角」とか「ニ乗」とかの意味の他、「堅物」とかの蔑視で使われているはずです。それに否定の“UN”が付くわけですから、COOLでHIPな踊り?そういえば、映画『パルプフィクション』でユマ・サーマンが人差し指で宙に四角(スクエアー)をたどったゼスチャーをして、相手を馬鹿にしていたシーンがありました。HANK MOBLEY に『NO ROOM FOR SQARES』というアルバム、これは「頭の堅い奴はお断り!」という意味なんでしょうね。どうせならTIPOGRAFIAも“SQUARE”よりも“UNSQUARE”なコーヒーを楽しんでいただける店にしたいものです。
posted by 焙煎師TIPO at 12:23| musica