2007年04月12日

カート・ボネガット死す

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カート・ボネガットが84歳で亡くなりました。一時期、結構はまっていたアメリカの作家です。スカスカの文体、ヘタウマイラスト満載の独特な誌面が大好きでしたね。そういえば、代表作『スローターハウス5』で繰り返して使われる「そういうものだ So it goes」の台詞は私の座右の銘でした。絶望と希望の狭間での冷めた視点が斜に構えた当時の自分には妙に心地よかった。うちは「そういうものだ」な旦那に「それがどうしたSo What?」が座右の銘の嫁と困ったカップルです。

同作品はジョージ・ロイ・ヒルによって映画化、サントラがグレン・グールドというかなりDEEPな映画です。久ぶりに観たいなぁ。DVD化されてない?

余談ですが、その他の座右の銘。

  「石橋を叩いて渡らない」

慎重すぎる性格の賜物です。さらに発展形として、

  「石橋を叩いて壊す」

臆病で神経質なくせに言動が荒く、すぐにモノを壊す人の意味。まさしく自分(および嫁)のことです。しかしこれのどこが座右の銘なのだろうか?言葉の意味を履き違えている気がします。
posted by 焙煎師TIPO at 21:29| 活字中毒

BONE & BARI

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焙煎を終え、開店準備。
まずはマッキントシュ(アンプ)の電源を入れ、ミキサーとCDプレイヤーを準備。そしておもむろにCDラックを凝視し、気まぐれと偶然でその中から1枚をピックアップします。すると、ラックから密かに、

「私を聴いて!お願い!POR FAVOR!」

と呼ぶのが聴こえるのですね。そして今日の最初の1枚がコレ、

CURTIS FULLER『BONE & BARI』

です。タイトルのようにTRONBONEとBARITONE SAXの5重奏(QUINTET)。
SONNY CLARKのピアノをバックに2種類の低音楽器がブリブリ唸る不思議な音です。


「なぜ君が今朝、僕をそんなに欲したのかは、おじさんには全く訳がわからないよ。でも偶然に彩られた出逢い、それも人生。まあ良しとしよう」


………とCD相手に意味不明の対話をしてしまいそうです。
posted by 焙煎師TIPO at 10:46| Comment(2) | TrackBack(0) | musica