お店を続けていくと、時々へこみそうになります。五里霧中で歩んでいると自分が正しいのかどうかすら怪しくなります。
そんな時勇気付けられるのは他ならぬお客様の言葉です。
「最近だいぶ忙しなってきたやん」
時々散歩の途中にきていただけるおじいちゃんの言葉です。いつも暇そうにしている店主を見てご近所として心配していたのでしょうか?ああ、大丈夫です。しっかり頑張ってますよ!
「コーヒーはストレートに限ると思ってました。でもココのブレンドを飲んで最近はブレンドに目覚めました」
あれやこれやと迷いながらも試行錯誤をしている店主にとってこれほどありがたい励ましの言葉はありません。ああ、ブレンドしてよかった!
「さっき飲んだコーヒーの豆を下さい」
実際にお店で飲んだコーヒーを帰り際に購入されると言うことは、少なくとも気に入っていただけのでしょう。不味かったり好みに合わない豆をわざわざ買わないですよね。店主としてはやった!と言う感じです。
そんな小さな言葉は大きな力で店主を支えてくれます。ああ、お店をやっていてよかった!と心底幸せな気分になります。そして再びもっとお客様に喜んでいただけるよう切磋琢磨します。