2007年01月22日

マリー・アントワネット

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映画は確かに監督の妄想の具現化という側面を持っています。脳内に沸き起こる衝動をイメージ化し、観客と共有する(悪く言えば押し付ける)という行為です。まさにこの映画はソフィア・コッポラの妄想そのもの!実在のマリー・アントワネットを巡るフランス革命前夜の歴史的背景には全く興味なし、ひたすらガーリーな日常のディティールをまったり描く箱庭の様な映画です。歴史的背景は伝令の台詞で片付けられ、ベルサイユの外の世界は全く関心なし。ソフィア・コッポラはキルスティン・ダンストに自己投影し陶酔している感性に観客は乗るか、反るかのいづれかを迫られます。あなたはどうします?
posted by 焙煎師TIPO at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画