2006年12月06日

カリブの島

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密かにデビューしていたドミニカ(商品名;カリブの島)を今後、定番ラインナップにいたします。麻袋には“CARIBBEAN PLEASURE”とあります。浅〜中煎りに焙煎するとやわらかい爽快感のある味わいが拡がり、やさしさ一杯の液体が楽しめます。店主は一口で好きになりました。

人の好みは様々です。お客様にコーヒーの好みを確認すると圧倒的に、酸っぱくないものとの答えが返ってきます。では酸味っていったいなんなんでしょうね?極端に煎りの深いものを除くと、基本的にはコーヒーには苦味と酸味のバランスを楽しむものであり、酸味こそコーヒー本来の味わいです。深煎りは深く煎ることで意図的に酸味を排します。深煎りを“モノクロームの味わい”と称した人がおりましたがいい得た表現です。対して酸味と苦味がせめぎ合うカラフルな味わいをモノクロに対して“総天然色”と呼びたいものです。色彩の中に身をゆだねると網膜に広がる風景は懐かしくも新鮮なはず?そう酸味には良質な酸味(喉通りの良さ、爽快感など)とそうでない酸味(酸化、腐敗など)があります。でもその人の苦手な酸味が古いコーヒー特有の酸っぱさなのか、味わいとしての酸味なのかは一義的に判断できません。嗜好品ゆえ、指向は様々であり難しい問題です。

さあ、酸味が苦手という方!騙されたと思って一度はお試し下さい。やさしく拡がる爽快感に身をゆだねて下さい。新しい世界が拡がるかも知れません。豆売り(200g900円)および喫茶で提供中です。

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余談ですが袋の裏面に偶然“TIPO”の文字がありました。どういう意味?でもそれだけでも何かしら親しみを感じます。
posted by 焙煎師TIPO at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー