2006年09月21日

ONCE I LOVED

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イタリアに渡ったブラジルのギターリストIRIO DE PAULAがFABRIZIO BOSSO(トランペット・フリューゲルホーン)と組んだデュオアルバムです。昔から愛聴盤をこうして偶然棚から手に取り、再聴するとやはりいいものですね!ギターとワンホーンのみ、数の少ない音で演ずる曲はジョビンのナンバーを中心にマルコス・ヴァーリ“SUMMER SAMBA”、コールー・ポーター“NIGHT & DAY”などなど。音はスカスカ!でも声無き唄と情感があります。静かに聴かせ、じんわり泣かせます。思わずリプレイしていますよ。ジャケットも素晴らしく、秋の夜長をコーヒーカップ片手に過ごすのにピッタリの音です。

閑話休題。
ちょうどTIPOGRAFIA開店に向け、自宅改装工事を開始したのが1年前の今頃です。もう1年?まだ1年?開始時点では暑かったのに、完成後引渡しの頃(12月)にはすっかり寒くなっていました。そう店主にとって昨年の秋は空白の時です。秋の記憶がすっかり削げ落ちています。秋が通り過ぎ、冬を待つのみという曖昧でアブストラクトな時間……。開店は12月10日。今年は1年目のその日に向けて静かに秋を過ごします。もう一度初心に戻る意味も含めて、少し感傷的にこのCDを流しています。

IRIO DE PAUL INVITES FABRIZIO BOSSO
『ONCE I LOVED』
posted by 焙煎師TIPO at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | BRASIL