2006年09月12日

師匠

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9月でコーノ式珈琲塾に通い始め、師匠と出逢ってまるまる2年となります。

15年ばかり勤めた会社の退職を決め、開業の意思はあれども知識も技術もなく、あちらこちらのセミナーや講座に参加していました。コーノ式珈琲塾はその中のひとつでした。有給消化中のため、仕事はなく、時間だけは十分あり、東京まで夜行バスで出向きました。思えばこれが今の人生の最大の決断だったんでしょう。いつもそうですが、これからの生き方を左右する岐路の選択がいつも適当で、その瞬間は何も考えず流れに身を任してしまう傾向があります。でも結果は概ね大外しはしていません。悔いの無い人生です。そしてこの選択により現在のTIPOGRAFIAは存在します。東京でこれまでの人生で最良のコーヒーに出逢い、この味わいを誰かに提供するために賭けました。純粋に自分の惚れ込んだ味わいをバイアスをかけることなく再現し、地元大阪のお客様に味わって頂くことを目標としたしました。

師匠とそのコーヒーを全面的に信頼しています。これからもその点は自分の魂の原点であり決して変えることは無いでしょう。

実はTIPOGRAFIAのブレンドをカップしていただきました。現時点で当人にとって最良の味わいであっても、コーヒー道は五里霧中、いつも味わいは逃げていき、決して掴み取ることが出来ないものです。多分、100%のコーヒーは永遠に手に入れることはできません。液体を軽く口に含み、即答で「コロンビアが深いのでは?」「ナチュラルのブラジルを使った方がよいのでは?」と端的に指摘。早速、ブレンドの配合と焙煎を変え修正すると、確かに格段にうまくなりました!すげえ!ということで現在店頭のブレンド「サラヴァ」と「トロピカリア」は密かに修正版です。密かに味わってみてください。

さて、週末の講義もひとつの出逢いです。参加された方々にとって、2日間をどう感じたのでしょうか?コーノ式のコーヒーが僅かでも誰かのこれからの人生を彩るスパイスになっていれば幸いです。嵐が過ぎ去り、次回は11月。店主もリセットして日々精進いたします。

るんるんコーノ式珈琲塾の詳細はコチラ
posted by 焙煎師TIPO at 10:10| Comment(6) | TrackBack(1) | コーヒー