2006年09月01日

danse de jeunes filles

今日は季節の終わりの気配が確実に感じられる気持ちよい朝でしたね。
誰もいない店でMPSレーベルのコンピレーション『SNOWFLAKES』を流していると時間が止まりました。それは周辺の物理的・時間的な存在を完全にかき消し、純粋に音のみが不定形な塊となって空間に漂うかのような瞬間です。そう、ある曲に完全に心をにつかまれてしまいました。

それは

 Svend Asmussen and orchestra“danse de jeunes filles”

(CD2M-9)です。

慨してMPSレーベルのヨーロッパ的な歪んだジャズの解釈が好きです。一時期完全にレーベル買いしていたのですが財布が続かず中座。この曲はヴァイオリン、オルガン、ギター、ベース、ドラムにオーケストラの編成でオリジナルは『AMAZING STRINGS』に収録。確かにどこかでこの旋律を聴いたことがあるのですが思い出せません。そもそもリーダー(ヴァイオリン)のSvend Asmussen って?作曲クレジットにあるBorodinって?調べてみると(多分)19世紀のロシアの作曲家Alexander Borodin?門外漢のため知識がついていかず、謎が多すぎます。というより単にこの手の分野に無知なだけですが……。

1つだけ確かなことはこの曲の旋律が聴くものの心をかき乱すほど美しさです。(少なくとも私にとって!)。脳内にイメージ(ヴィジョン)を喚起させる極めて映画的な旋律ですのでひょっとして族かのサントラに使用されていたのかも知れません。わずか4分の曲なのにすさまじい力を内包しています。先程から族度もリフレインしていますが全く飽きることがありません。そして気が付くと涙が出そうになります。

世界には無限の音楽が存在し、悲しいことにそのうち人が一生で出逢えるのはほんの僅かにしか過ぎません。何度も聴いていたはずのこの曲になぜ突然つかまったのでしょうか?音楽の持つなにか特別な部分が偶然、人の周波数と共鳴を起こしたのかも知れません。この出逢いを強引に運命とこじつけ聴くことにいたします。それも人生!ハレルヤ!

もし誰かこの曲、作曲家、演奏家についてご存知ならぜひお教え下さい。
posted by 焙煎師TIPO at 12:16| Comment(2) | TrackBack(0) | musica