2006年09月30日

珈琲と雑貨と音楽と

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鎌倉のcafe vivement dimancheの堀内隆志氏の新作『珈琲と雑貨と音楽と』です。珈琲サイフォン在籍時にはいろいろとお世話になりました。
本当にいい店です。言葉にはできない漂う空気感が心地よく、本気で寛げます。巣鴨からは遠く、何度かしか行けなかったのですが、今すぐにでも訪問したい場所のひとつです。

お店のこと、珈琲のこと、好きなもののこと、音楽のことなど、深い愛に溢れた文章が読ませます。本当に胸いっぱいの愛情です。それは自分が店を開くにあたって、この店で学んだことです。個人でお金のための仕事というよりひとつの生き方として店を続けていく上で最も大切なのが「愛」です。青臭いけれど、個人経営者は自分が提供する商品やサービスに愛情を抱かなくなった時点でお終いです。お客様にお届けするすべては店主の密かな愛情に彩られたものです。終生このことを肝に銘じて生きているつもりです。そして「好きこそものの…」という格言の通りです。

カフェ開業を考えている人にもぴったりの教科書です。文章にはコーノ式器具そして師匠河野雅信氏とその父河野敏夫氏も登場いたします。
posted by 焙煎師TIPO at 13:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 活字中毒

コーヒーの日(続報)

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明日はいよいよコーヒーの日です。新しいコーヒーの季節の始まりをお祝いします!

 晴れコーヒー豆全品100円引き(200gにつき)

 晴れ無料カッピング(試飲会)   
   店頭および店内で気まぐれに試飲会を実施!
   無料でいろいろなコーヒーを楽しんでいただけます。
   
 晴れコーヒーの日SPECIAL SWEETS   
   コーヒーにぴったりのお菓子をご用意いたします。
   何が出てくるかは当日のお楽しみです。
   後方支援担当の店主嫁が腕によりをかけてつくってます。

画像のようにテリテリとご機嫌さんの煎りたて豆を用意しております。

 不思議なもので、うまく煎りあがったコーヒーは
 好きなものを前にして目をキラキラさせる子供のように輝き、「いやあ、うちめっちゃご機嫌やわ」と語りかけます。


今朝、定番の「ワタナベさんのコーヒー(ブラジル)」「キリマンジャロの雪(タンザニア)」「アフリカの叫び(ケニア)」、復活した「マリアのパライーゾ(ブラジル)」を焙煎いたしました。その他選り取りみどりたっぷりありますよ。

残念ながらフリーペーパーは間に合いません。悲しい……たらーっ(汗)
後日配布できるよう頑張って進めています。来週の月曜日(祝日)に間に合うように気合入れてます。

そう!ここでお知らせです。10月9日は祝日ですが店舗をお休みいただき、コーヒーを抱えて野外へと繰り出します。吹田万博公園で開催される

          ロハスフェスタ

に参加いたします。おなじみのcafe CAMICAとのコラボレーションの出店です。こちらの詳細は後日お伝えいたしますね。
posted by 焙煎師TIPO at 10:44| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年09月29日

「あ、そう」

ロシアの鬼才アレクサンドル・ソクーロフ監督作品、イッセー尾形が昭和天皇を演ずる映画『太陽』です。

  たしかにすごい映画です。

日本を描いた映画でありながら絶対に日本主導では製作できない異色作です。よく全国公開できたものです。天皇ヒロヒトの太平洋戦争末期から終戦後マッカーサーとの会見までの生活を描きます。史実に沿った物語なのか?全くの虚構なのか?でもそれはどうでも良いことで監督はロシア人ですが、ネイティブが観ても違和感のない描写です。

イッセー尾形の演技が本当に見事!役者は役柄に近づく(なりきる)タイプと役柄を自分に近づけるタイプに分かれますが、彼は明らかに前者で演じたキャラクターを知っていても、素顔のイッセー尾形の顔が曖昧です。ある時は舞台のスタンダップコメディアンの様のように、ある時は苦悩の悲劇俳優の様に演じます。繰り返される「あ、そう」というオフビートな台詞で意図的にリズムを外した対話が交わされます。果たして脚本通りなのか?アドリブなのか?映画終演後は思わず「あ、そう」と身近な人に合いの手を入れそうになります。

アレクサンドル・ソクーロフの『エルミタージュ幻想』は90分ワンカットの化け物のような劇映画でした。長回しも程度ちゅうもんがあるやろ!全くえげつないオヤジです。
posted by 焙煎師TIPO at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2006年09月28日

コーヒーの日

知らなかったでしょ!
今週末10月1日は『コーヒーの日』です。

国際コーヒー協定によるとブラジルのコーヒー豆の収穫が9月にだいたい終了し、10月からは新しい「コーヒー年度」に入り、そして日本でのコーヒー消費量が秋冬季に増えることから、1983年に全日本コーヒー協会がそれに先立つ、10月1日を「コーヒーの日」と定めたらしい。という余り意味の無いようなあるような不可解な日です。慨して「〜の日」というものは信用しがたく、商業主義に彩られた感があります。でも「踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損!」という格言の通り、折角ですので一丁噛みいたします。

そもそもTIPOGRAFIAの開店予定日は10月1日でした。あくまでも気合の予想で実際は12月10日開店でした。しかしずれ過ぎ!この無念を晴らすためにも何か仕掛けたいと考えていました。

現在急ピッチで編集作業に追われているのがフリーペーパーです。コーノ式総裁 河野雅信氏による円錐フィルター誕生秘話、他全国のコーノ式珈琲塾の同窓生のお店紹介など、当日お店でコーヒーと一緒に少しだけ楽しんでいただける内容になっております。コーヒーの日のみの限定配布の予定です。

さてさて他に何をやるか?また続報いたします。
posted by 焙煎師TIPO at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

2006年09月27日

WATERMELON MAN

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季節外れの西瓜を鳥取で入手いたしました。
考案したドリンクがこれ“WATERMELON MAN”です。裏漉しした西瓜ジュースとバナナを丸ごと1本、レモン汁を少々加えたミックススムージーです。果物の甘さだけの砂糖を使わないヘルシーなドリンクです。でも少し季節的には旬遅れ!それがある種の物寂しさを醸し出し、過ぎ去った夏へのオマージュとなっております。当然売り切りの限定品です。さよなら、夏の日よ!さよなら大好きな西瓜たち!ということで420円で提供中です。



位置情報季節の移り変わりは切なく、気が付けば同時にあったかメニューも!夏の定番メニュー“カフェモカ”のHOTバージョンが新登場いたしました。エスプレッソと相性抜群のチョコとへーゼルナッツのSWEETなシロップをフォームドミルクとミックス!あったかく甘いドリンクです。日に日に寒くなってくるこれからの季節にピッタリです。これも420円で同時デビュー!
posted by 焙煎師TIPO at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

面影

GAL COSTAは1945年9月26日生まれ。ちょうど昨日のブルーノート大阪のライブは61歳のお誕生日だったんですね。どうりでハッピーアニバーサリーの花束をプレゼントされていたはずです。9時半からのセカンドステージでしたが、ゆったりと楽しめる程度の客数で、その分、終始GALの間近で過ごせた至福の時………。

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バックはギター、ベース、ドラムのリズムにサックス・フルートの4人のアコースティック編成です。ほとんどがボサノヴァ中心の懐メロライブで冷めた目で見ると、音楽的な新しいこともヒリヒリと迫る緊迫感もないゆるい音です。でもメンバー全員楽しそうに演奏し、GAL自身も好きな歌を気張らずに唄っています。変わらないあの声とつまったような唄い方も昔のままです。唄い続けることは素晴らしいことです。素直にこの場でこの声を聴けたこと、彼女を間近(最前列)で見れたことに感謝いたします。ほぼ2メートル以内で熱唱!おまけにふふ、握手してもらった!

人は老いてもその中に若き日の面影を残すのですね。唄っている時、ふとした瞬間に写真でしか見たことがな昔の表情が残像のように浮かび上がります。昔のような神経質そうでヒリヒリとした感触はないけれど、現在の気張らない姿を見ると年を食うのも決して悪くは無いですね。自分も60歳になって、無駄な情を落とし、自然に枯れた空気の中で誰かのために静かに豆を煎り、コーヒーを点てていられたら、と願うばかりです。

しかし定番ボサノヴァのナンバーを聴くと、やはり心動かされ、ボサノヴァからブラジル音楽に入門した者にとってその呪縛のパワーにひたすらおののきます。サンバもショーロもMPBもソウルも(半ば自らのルーツを否定するがごとく、アンチテーゼのごとく)何でも聴くけれど、ボサノヴァの呪いからは逃れられません。恐ろしい。

posted by 焙煎師TIPO at 10:56| Comment(1) | TrackBack(0) | BRASIL

2006年09月26日

新登場コーヒー

ニュークロップを引っさげ復活いたしました!グアテマラエルモリト農園のコーヒーです。昨年は店主の味の好みに合わず撤退を余儀なくされましたが、今年は見事です。農作物の宿命として同じ農園の同じ樹から同じ農園主が栽培しているはずなのに恐ろしく味わいが変動いたします。毎年毎年出来不出来に一喜一憂するのが現実です。今回サンプルとして仕入れた少量を現在、お店で提供しています。ぜひお試し下さい。しっかりした良質の酸味の中に香ばしい苦味が隠されています。これなら今後定番の豆として活躍できそうです。豆売り・喫茶の両方で販売中(豆は100g400円也)。

さてもう1つお知らせです。エスプレッソ用ブレンド“#2222”が再びリニュアルいたしました。すでにブレンド第四世代です。開店以来、試行錯誤を繰り返し、チンバリーのマシーンに最適なブレンドを模索し続けており、未だゴールではなくもっとおいしいエスプレッソのために日々精進しております。自分なりには前回よりさらにおいしくなっているはずです。結果は自分の舌でぜひお試し下さい。豆売りもあわせて提供中(こちらは100g400円)です。

ああ、業務連絡ばかりでおもろないな!なんて言わないで!
posted by 焙煎師TIPO at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

GAL COSTA

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今夜は閉店後、ブルーノート大阪のGAL COSTAのライブへ。天国の扉をノック、天使の声が下界へと開放されるのを待つ気持ちです。待ちに待ったこの時を糧にこれまで生きてきました。ということで今日は店でもひたすらGALを流し続けます。
posted by 焙煎師TIPO at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | BRASIL

2006年09月25日

おいしい水

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コーヒーを点てるにあたり水にこだわる人もいます。確かに完成液体のベースとなる水分の如何によって味わいが決定されるかも知れないという妄想は理解できます。しかしカップの液体がうまければよい事であって、その過程の利害関係などどうでも良いことです。この美味しさの主たる要因は生豆のなのか?焙煎なのか?抽出なのか?なのか?なんてことは決して証明できません。多分どうでもいいことです。

定休日を利用して日帰りで鳥取へ。その帰りに国道29線沿いの戸倉峠(若桜)の湧き水を汲んで来ました。いつも通りかかる度に気にはなっていました。画像は借り物ですが、道路の脇の斜面に筧を渡し、自由に汲めるようになっており、結構有名らしく遠くから汲みに来る人もいるようです。ポリタンクで持ち帰った水で早速コーヒーを点ててみました。結果は………?
いつもより美味しいような?変わらないような?コンプリートに判断不能で舌が何も無口に固まりました。店でお出ししている通常のコーヒーは業務用の浄水器を通し煮沸させたものを使用しています。果たしてそれ比べて?謎が謎を呼び、真実は藪の中であり神のみぞ知る浅はかな邪推です。

うろうろのおすそ分けです。ご希望の方にはこの“おしいい水”を使ってコーヒーをお点ていたします。店主まで密かに声をお掛け下さい。

posted by 焙煎師TIPO at 20:22| Comment(0) | TrackBack(0) | うろうろ

2006年09月24日

WALTZ FOR BILL

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好きなアーティストの全てを知りたくなる性分です。昨今の好きな曲だけをネットでダウンロードして携帯プレーヤーで聴くといった風習の対極です。頭の古い音楽ファンは気に入った人は全アルバムの踏破を目指します。でもジャズミュージシャンの場合、リーダーアルバム以外にも客演を含めると一生涯に残したディスクの数は莫大に及び、よほどの執着がなければコンプリートコレクションは到底無理です。

ビル・エヴァンスのファンタジーレーベルの作品群もほとんどノーチェックでした。先日、限定版と称して1枚何と1000円で一気に再発されました。しかし安すぎる……。いいんだろうか?ということで“デュオもの”に絞り3枚ばかり漁ってきました。

ちなみに音数が少なくても濃厚なパフォーマンスが好きです。でもその究極であるソロ演奏は非常にバランスの難しいものです。対峙するのは自己のみであり、一歩トチ狂うとマスターべ−ションと化し、世界観に入り込めないリスナーは鬱陶しい音以外何物でもなくなります。好みはその一歩手前「デュオ」形式です。楽器であれ、声であれ対話するべき相手が存在し、濃密に醸し出される2人の世界がたまりません。パーソナルで、濃い恋のような音が極めて好みです。

BILL EVANS『INTUITION』
ベースのエディ・ゴメスとのデュオです。この時代はアコースティックピアノに加え、フェンダーローズを弾いています。余計なドラムを廃し、ベースと2人でひそひそと濃密な空気を醸し出しています。スコット・ラファロを初めとしてやたらとベースと会話したがる方のようです。音はスカスカですが結構心地よい。この人のフェンダーローズはチック・コリアなどのフュージョン系の流れる様な浮遊感がなく、つまったごつごつ感があります。これはこれで結構はまるんですけどね。ボーナストラックでジョビン“SAUDADE DO BRASIL”も収録。

他は同じエディ・ゴメスとのライブアルバム『MONTREUX V』トニー・ベネットの声とのデュオ『THE TONY BENETT/BILL EVANS ALUBUM』です。こちらも同じ触感の音でスカスカだけれど濃密な関係。

都合、〆て3000円の快楽!2時間強しっかりは楽しめます。安い!
posted by 焙煎師TIPO at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | musica

2006年09月23日

プレミアムスクリーン

昨日開業したTOHOシネマズ なんばです。
オープン記念としてプレミアスクリーンが1000円(通常2400円)に、事前にWEB予約で席を押さえ早速物見遊山へ出発!南街会館世代としてはマルイと一緒になった商業ビルを見上げると不思議な気分です。共有ホールから階上へ上がり、バブリーで無機質なエントランス(仰々しい専用自動ドアが迎えてくれます)抜けると赤と黒を基調とした専用ラウンジへ。チケットにはドリンクかポップコーンが付いてきます。席数40席とミニシアター並ですが、音響は抜群で、リクライニングシートに室内履きスリッパとブランケットのサービスといった過剰な心遣いで迎えてくれます。場末のションベン臭い映画館の1800円と比較すると決して高くないサービスかな?少しだけセレブな選民意識を刺激されたい方、相方に見栄を張りたい方にはぜひお奨めです。男性なら初めてのデートに意中の彼女をタキシード姿でココへ招待すると「ふふ!わたしもこれでちょいセレブよ!」と喜んでくれること請け合い?

ちなみに観た映画は何も語りたくない

  『X-MEN:ファイナルディシジョン』

です。前作までにそれなりに作りこんだキャラクターをボコボコと簡単に葬り去り、バタバタ人を殺し、挙句の果てに無理矢理シリーズを終わらせたとしか思えません。全くどうしようもない映画で記憶から葬り去りました。
posted by 焙煎師TIPO at 10:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画

北の国から

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中塚武『南の国からE.P.』
さだまさしによる“北の国から”のテーマのサンバハウスカバーです。バトゥカーダなパーカションの乱舞にサンバホイッスル!でもメロディーは例の“♪らららららららららら〜”です。なんじゃこれは!という感じでかなり笑えます。まさに、南へと無理やり連れて来れれたキタキツネがアッパー系の薬を摂取しオールでサンバダンスを踊っている様な悪夢です。
posted by 焙煎師TIPO at 10:29| Comment(2) | TrackBack(0) | BRASIL

2006年09月22日

GOODBYE SUMMER

夏が終わろうとしています。

 晴れアイスコーヒー用ブレンドの販売終了いたしました

 晴れ夏限定メニュー「Agua de Beber 水出しコーヒー」も最後です。
     冷蔵庫のストック分と現在抽出中で販売終了いたします。

 晴れリキッドコーヒー(1000CC紙パック)も在庫分で売りきりです。
     ふふ、実は軽く暖めホットにしてもいけるのです。
  
 晴れブラジルビールは秋も引き続き販売いたします。
     売り切るまで頑張りますよ!みんなで呑もう!

 晴れアイスカプチーノ他メニューは引き続き定番で提供いたします。

ああ、秋だ。いよいよホットコーヒーの季節です!
posted by 焙煎師TIPO at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

シフォンケーキ

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ただ今の気まぐれSWEETSです。そう!安定供給できず定番無き甘党メニュー構成を開き直って「気まぐれ」と称します。まるでその場限りの信念なき改革の様です。

さて今回は極めてシンプルなプレーンシフォン。
エフェクターをかけないギター弦の生音の様な密かに魂の底と共鳴する味わいです。まずはできれば素で味わってみて下さい。そしてヴァリエーションとして苺ジャムかハーシーズのチョコレートシロップを用意いたします。コーヒーと生地が裸で「てや!」と戦う一本勝負という感じです。これぞまさしく武士道!魂の180円でお得価格な〜り。

昨日「ボサノヴァカフェなのになんでクレイジ・ケン・バンドが大音量で流れてるの?」との声。確かにHanakono WEST によるとTIPIOGRAFIAは「ボサノヴァ・カフェ」らしい。でも最近正統派ボサノヴァを流さす、CKBやら変なジャズハープのムード音楽もどきやマルタ・アルゲリッチのピアノとか流してます。かなり変な選曲です。さて今日はシフォンに合せて何が流れるか?それは神のみぞ知る!
posted by 焙煎師TIPO at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年09月21日

ONCE I LOVED

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イタリアに渡ったブラジルのギターリストIRIO DE PAULAがFABRIZIO BOSSO(トランペット・フリューゲルホーン)と組んだデュオアルバムです。昔から愛聴盤をこうして偶然棚から手に取り、再聴するとやはりいいものですね!ギターとワンホーンのみ、数の少ない音で演ずる曲はジョビンのナンバーを中心にマルコス・ヴァーリ“SUMMER SAMBA”、コールー・ポーター“NIGHT & DAY”などなど。音はスカスカ!でも声無き唄と情感があります。静かに聴かせ、じんわり泣かせます。思わずリプレイしていますよ。ジャケットも素晴らしく、秋の夜長をコーヒーカップ片手に過ごすのにピッタリの音です。

閑話休題。
ちょうどTIPOGRAFIA開店に向け、自宅改装工事を開始したのが1年前の今頃です。もう1年?まだ1年?開始時点では暑かったのに、完成後引渡しの頃(12月)にはすっかり寒くなっていました。そう店主にとって昨年の秋は空白の時です。秋の記憶がすっかり削げ落ちています。秋が通り過ぎ、冬を待つのみという曖昧でアブストラクトな時間……。開店は12月10日。今年は1年目のその日に向けて静かに秋を過ごします。もう一度初心に戻る意味も含めて、少し感傷的にこのCDを流しています。

IRIO DE PAUL INVITES FABRIZIO BOSSO
『ONCE I LOVED』
posted by 焙煎師TIPO at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | BRASIL

2006年09月20日

トランスアメリカ

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タイトルは「アメリカ横断」の意味で不可解な父(母)と子がアメリカを横断して東から西へとボロ車で旅をする話です。身体は男だけれど心は女という主人公を紛れも無い「女優」が演じるという屈折したキャスティングが憎い映画です。フェリシティ・ハフマンが見事でどうみても男にしか見えない!でも性同一障害や性転換といった多様なセクシャリティのテーマばかりが強調されていますが、これは正真正銘のロードムービーです。説明的な描写を省き、砂臭い荒涼たる風景と旅の過程での人の変化に主軸をおいています。旅先で出逢った意味深不可解な人物と何かしら後半発展があるのかと思えば、全部やりっぱ!これぞ旅です。まさしく旅の恥はかき捨ての言葉通り。そして旅を経て人は変わります。西へ向かうアメリカの風景と奇妙な親子の顛末を暖かく見守るロードームービーの傑作です。それ以上でもそれ以下でもない、(決して奇をてらった訳ではない)シンプルな旅の映画です。偏見を捨てて一緒に旅して下さい。
posted by 焙煎師TIPO at 12:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画

2006年09月19日

定休日

本日は休業いたします。

月曜祝日の代休ですので、ごめんなさい。

コーヒー飲めません。豆も買えません。
posted by 焙煎師TIPO at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年09月18日

GRANT GREEN

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GRANT GREENの未発表ライブ盤『LIVE AT CLUB MOZAMBIQUE』です。
これぞコテコテです。IDRIS MUHAMMADのタイトなドタドタドラムに乗ってオルガンが唸り、サックスが吼える中、GRANT GREENがご機嫌にギター弾きまくります。さすがブルーノート4000盤代を代表するギターリスト!この手は参加メンバーを見ると聴かなくても大概音が見当つきます。妄想まんまの音です。現存するのかは知りませんがデトロイトのこのCLUB MOZAMBIQUEはコテコテ系のライブ録音が多いようです。大阪にあれば入り浸るんですけどね。よし、決まった!TIPOGRAFIA2号店はB-3ハモンドオルガンが常設されている濃いコーヒー屋に決定、店名は“LAWRENCE’S COFEE CLUB”だ!ハモンドオルガンの開発者ローレンス・ハモンドにちなんだ店名です。

もちろん嘘。当面2号店の予定もありません。
posted by 焙煎師TIPO at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | musica

LIVE速報

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次回の店舗ライブが決定いたしました。
 
 日時☆10月28日(土)開演19:30(開場19:00)

 出演☆Pianoman Kamine  
   ☆Tetsunari&Kiichi

 CHARGE☆1200円(ワンドリンク付き)

ラグタイム、ブルース、ソウル、ゴスペル、ポップス、ボサノヴァなどなど熱い夜になりそうです。1ヶ月先ですがしっかり予定をキープしておいて下さい。詳細は写真をクリックすると拡大します。
posted by 焙煎師TIPO at 09:31| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年09月17日

SOMEDAY MY SWEETS WILL COME

甘いものが無い時に限って「何か甘いものないですか?」と聞かれます。悲しいことになかなか安定供給できていません。でもでも今日はあります。コーヒーにぴったりの2種類をご用意いたしました。

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まずはガトーショコラ。高カカオチョコレートをふんだんに使ったビターでスイートなハードボイルドな大人の味わいです。1切れ230円な〜り。

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ブルーベリーたっぷりの新登場のマフィンです。丸ごとフルーティな触感が楽しめます。程よい酸味の少しだけ大人の味わいです。ブルーベリーマフィンは1ヶ180円な〜り。

どちらも限定数です。連休はこのSWEETSでコーヒーがきらりと引き立ちます。
posted by 焙煎師TIPO at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | お店