2006年08月17日

AQUAPIT

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オルガン好きです。聖と俗が入り混じったHAMMOND B-3 ORGAN の音色に浸っているのはこの上ない快感です。至上の楽園です。教会のパイプオルガンの音色を機械的に模倣したというむせび泣くハモンドオルガンの叫びは聖なる神の声に一番近い楽器ではないでしょうか?ロングトーンでキュ〜ンとうなられると思わず昇天します。同時にコテコテのグルーヴを醸し出す、通俗的で真っ黒な汗臭い楽器です。一時期、音選びの基準がオルガンの有無にありました。ジャンルやアーティストにこだわらず、編成でオルガンが含まれていれば全て買い!という無茶をしていました。ドアーズからジミー・スミスにビリー・プレストン、ブッカーT、ワルター・ワンダレー、バッハのパイプオルガンまで節操無し。結果、CDラックはオルガンだらけ!油こっくてコテコテしてます。

AQUAPITは、ORANGE PEKOE、ANN SALLY、AKIKOなどのアルバムにも参加しているオルガニスト金子雄太とギターの小沼ようすけのバンドです(厳密にはバンド名というよりプロジェクト名らしい)。この『LIVE AT ONYX』は見事なライブ盤です。ライブ感あふれる長尺のタイトな演奏が続き、ラストのジョン・コルトレーン“NAIMA”で思わず昇天すること間違いなし!低音を上げ、フットペダルのベース音(編成はオルガントリオの常としてベースレス)を感じながら大音量で聴くのが最高です。
posted by 焙煎師TIPO at 10:58| Comment(2) | TrackBack(0) | musica