2006年06月12日

SWEETS

TIPOGRAFIAの創成期の資料(開業準備)に

    当店の目指す快楽的コーヒートライアングル

の明記があります。すなわちブラジル国旗のカラーに当てた
 
 《緑》CAFE(最良のブラジルコーヒーを自家焙煎)

 《青》MUSICA(音の流れる時と空間を楽しむ)

 《黄》DOCE(コーヒーとSWEETSの共演)

の3つの方針です。現在、コーヒーと音楽に関しては日々の飽くこと無き追求によりこれでもか!と言うくらいこだわっています。でも最後のSWEETSに関しては基本的に執着が薄く淡白。

今日、友人に連れられ某百貨店の主催する「SUMMER SWEETS PARTY」なるものに参加してきました。全く持ってすごい!いろんな意味ですご過ぎる!

事前に応募用紙で申し込み、招待状が届いた方のみの試食会です。デパ地下でしのぎを削りあう複数のSWEETSショップ夏の新作発表会(一部お奨めの定番も含む)です。食べ放題で1000円の有料です。席(事務用長テーブル・チェアー)に案内されて周囲を見渡すと、ものの見事に女!女!女!女!女!(もうええちゅうねん)。老若問わず女たちに駆逐され男は風前の灯です。開始の挨拶後、皿を片手に各店のブースへバイキング形式で取りに行きます。どどどどどどどどどど!と砂糖に集まる蟻のごとき姿(失礼)に余りにも姦しくって私は腰が抜け、各ブースが落ち着くまでまんじりと沈黙。周囲は皿一杯の砂糖を次から次へと消化していきます。そしてすぐにおかわりおかわり!とあっという間(わずか1時間足らず!)にほとんどのSWEETSは品切れ状態。普段の食事に付き物のおしゃべりもドリンクすらも影薄!

いやあ!本当に女性は甘いのもが好きですね!今更ながら驚きました。脳以内血糖値上昇への飽くこと無き好奇心に支配された世界です。卑しさを超えすがすがしい潔さすら感じます。コーヒーとSWEETSのハーモニーを楽しむとかうそぶいているコーヒー屋(自分のこと)の性根を叩きなおしてやりたいですよ!お店に来てくれる多くの女性たちにもっと敬意を払い、期待にこたえねばなりません!

執着の薄い世界はどうしても淡白になりがちです。私は甘いものに対する基本言語が全く備わっていないんですね。メニューを見ても味わいが全く検討がつかず、食べてみてもどのレベルのおししさなのか?どんな素材を使っているのか?など、判断する言語が備え付けられておりません。また和菓子(餡子全般、羊羹など)が全く不可など好き嫌いも多い。コーヒーや音楽、映画などと同じなんでしょうね。基本的な暗黙の共有事項(基礎言語)があってこそ、初めて普通に駆動できます。好きこそものの上手なれ、との言葉の通りです。

でもでも、TIPOGRAFIAとしてコーヒーを引き立てるSWEETSは追求していきます。これは店舗存続を掛けたチャレンジです。まったりとした歩みながら、既製品に始まり従妹に友人、知人そして自作といろいろと新作SWEETSを繰り出してきます。まあしゃないなと長い眼で支えていただけるとうれしいです。率直な叱咤、激励をいただけるとコンプリートに感動しますよ。
posted by 焙煎師TIPO at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | お店