2006年05月17日

LICA CECATO

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昨日、閉店後LICA CECATOのを聴きにCHOVE CHUVAまで。久しぶりのAO VIVOです。19時ちょうどには閉店できるように「お願い!お客様、今日は来ないで!明日いっぱい来て!」と不心得な祈りをささげ、即効一路靭本町へ。何とか間に合いました。アットホームな小箱での一体感のある公演です。

軽率に癒しという言葉は使いたくないのですが、いやぁ癒されましたね。週末以来、少しお疲れモードでダウナーな気分だったのですが晴々と元気になりました!肉声とギターだけなのに何でこんなにもHAPPYな気分になれるのでしょうか?音楽の持つ根源的な力です。

実は昼間予行演習のつもりでCDを店で流していました。定番“AUTUMN LEAVES”を聴いてて、この曲なんかやってくれたらいいな…と夢想。ライブ中、同じ事を再び思い起こしたその瞬間、爪弾いた曲はまぎれもなく“AUTUMN LEAVES”。さり気ないシンクロニシティーに感動して思わず涙が出てきました。この瞬間のために昼間にCDを聴いたのです。世界の全ての事象は必ずつながり、可能性という名でつづれおれています!音楽とは本当に素晴らしいメディアです!

ちなみにLICAさんは日本語ぺらぺらです。昔、聴いた演歌を日本語で披露してくれました。唄はうまく、明るく、来てくれた人を心から楽しませる方です。ギター弾き語りというシンプルで本当に幸せな音でしたね。
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2006年05月16日

師弟近影

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写真が嫌いなので自分自身が登場することはなかったのですが、禁じ手を破って初登場!河野雅信氏(a.k.a.コーノ式珈琲塾 塾長)と今回講座に参加いただきましたヒロコーヒーの若手焙煎人とTIPOGRAFIA店主の3人です。

嵐の後の余韻か、定休日を経ても、何となく寂しさが募る毎日です。河野氏には7月まで会えませんが、次回の講座がさらに濃い内容となるように今から準備を進めなければなりません。

コーノ式珈琲塾は焙煎も抽出も参加者が実際に体験していただくことを特徴としています。あくまで座学中心で、デモンストレーション少々といった講座ではありません。実際に自分で生豆から焙煎し、そのコーヒーを抽出するといった実技主体の内容となっております。講義をあまりぎちぎちに決めずに、その場の空気で自由にお教えいたしますので、何かしら疑問があればドンドンぶつけていくことができます。その点でも類をみない濃い講座です。
そして次回は7月8日(土)、9日(日)の開催となります。
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2006年05月15日

改めて感謝

一夜明けてようやく落ち着きました。何とか第一回コーノ式珈琲塾関西教室を終えることができました。

大阪で教室を開くことは2年越しの夢でした。

  「社長、実は夢があるんです!
   必ず大阪で店を開きますんで、教室をやらしてもらえませんか?」

その時、河野雅信氏(珈琲サイフォン株式会社 社長)の得意先周りに同行しており、初めて塾長に夢をぶつけました。「いいよ!」とその場で二つ返事で了承してくれ、こうして言葉が現実となりました。多くの人の尽力により時間はかかりましたが、夢を現実にいたしました。本当に人は人に支えられ進んでいきます。

大阪で教室を開催する理由は2つ。
1つは店主がこれまでの人生で出逢った最良のコーヒーである河野氏の極意を大阪の皆様にも気軽に楽しんでほしいというコーノ式布教のためです。
そしてもう1つは東京から大阪へ戻ったら、今までのように河野氏に会うことができません。でも店を守るためこちらからしばしば東京へ出向く訳にはいきません。彼を大阪へ招き共に時間を過ごせる大義名分が欲しかったのです。こちらから行けないなら、相手を呼ぶしかありません。いささか個人的過ぎる理由ですが、師匠とは離れたくありません。コーヒーに関して、そして生きていくことに関してよき兄貴分であり、実の親以上にいろいろと恩義を感じております。店主は前へ進むために、定期的にその絆を確認したいのです。

受講生の10名の皆様、ご参加本当感謝いたします。2日間の長時間の研修お疲れ様でした!コーノ式の真髄に少しでも触れることができましたでしょうか?そしてこれも何かの縁です。コーノの同窓生として共においしいコーヒーのために関西で頑張っていきましょう。何かあればいつでもお店までお気軽にお越し下さい。心よりお待ちしております。

東京、静岡、京都、大阪から運営をサポートしてくれた6名皆様にも改めて感謝いたします。2日間を乗り切れたのも皆様のおかげです。ほんまにありがとうさん!
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2006年05月14日

そして誰もいなくなった…

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教室は何とか無事終了いたしました。受講生の皆様が一人一人と帰っていき、塾長、スタッフも帰っていきました。そして通常モードに戻った店で残されたとき、喧騒の後の寂しさをヒシヒシと感じました。参加いただいた皆様、手伝ってくださった皆様本当にありがとうございます。詳しい報告は明日にでもいたします。
posted by 焙煎師TIPO at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年05月13日

コーノ式珈琲塾現在進行中

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久しぶりの師匠、河野雅信氏です。熱く講義しています!教室は現在進行中です。まだまだ長い夜が続きます。詳しい報告は後日いたします。眠い!昨日も寝たのが4時前です。
posted by 焙煎師TIPO at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年05月12日

電話

TIPOGRAFIA店主のコーヒーの師匠は河野雅信氏(今まさに大阪へ向かっている途中)であり、そしてもうひとりその父であり、珈琲サイフォン株式会社の会長(前社長)である河野敏夫氏です。

河野敏夫氏は初代より引き継いだサイフォンを現在の形に完成させ、全国に普及、そして皆様もご存知の円錐フィルターの開発者でもあります。70を越えてもなコーヒー現役で毎日、焙煎機に向かっています。修行時代、最後の何ヶ月か河野敏夫氏に実務レベルでの焙煎技術とお店の続ける心得を叩き込まれました。

ヤクザ映画で例えると、店主はコーノ式珈琲道の浪速切込み隊として去年暮れからようやくシマを任された鉄砲玉。いっぱしに店主を気取っていても、子分はなく完全独立愚連隊。そしてお江戸の本部で店主をこの途へと引き込み、一から全てを叩き込んだ兄貴分が河野雅信氏であれば、組の隠居中のご老体が河野敏夫氏です。「兄貴!」「親分!」と2人を慕い、コーノ式に忠誠を誓い迷うことなくコーヒー任侠道を進んできました。

昨日、河野敏夫氏より思いがけず電話を頂きました。
「どうかね。うまくいってるかね」とのさりげない言葉。
大阪と東京で離れていても時々こうして声を掛けてくれます。うれしくって、ありがたっくて本当に涙がでそうになります。人は人によって支えられ、人のために生きていきます。

独りで店をやっていると時々不安になります。果たして自分の進んでいる途が正しいのか、それとも?といつも自問自答します。そして自分しか拠り所がなく途方に暮れる時があります。そんな時、さりげない人の声がどれほど支えになることか!人の温かみに触れると、さらに途を進む勇気を与えてくれます。

  いつもお客様が楽しんでいただけるコーヒーを出しなさい。
  コーヒーを煎り上げることは誰でもできる。
  でも本当の味わいをつくることは難しい。
  5年、10年かけるつもりでしっかり続けなさい。

それは河野敏夫氏のいつもの言葉でした。
時として言葉は情報や意味を越えたものを伝えます。言霊とでもいうのでしょうか?特に肉声はそうです。わずか何分かの電話での会話ですが、単語の意味以上の愛情が伝わってきます。受話器越しにひしひしとした愛が感じられ、涙が出そうになりした。この途を続けていく勇気と力を与えてくれました。そしてこれからもお客様の満足するコーヒーのために、迷うことなくこの途を進んでいきます。
posted by 焙煎師TIPO at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

2006年05月11日

コーノ式珈琲塾!土曜開講

以前よりお伝えしておりましたコーノ式珈琲塾がいよいよ13日、14日に開講されます。今回は総勢10名の方々にご参加いただき、心から感謝いたします。めちゃくちゃ楽しみです!塾長は前日の明日に大阪へ。久しぶりに会えます!店主は珈琲サイフォン株式会社の社長でもある河野雅信氏に出会ったことでコーヒーの途にはまり、実際に店を開いてしまいました。コーヒーのこと、店のこと、生きることあらゆることを教えていただいた師匠であり、人生の恩人です。彼のコーヒーは本当に絶品です。間違いなく店主の人生で出会った最良のコーヒーです。今回の教室で参加いただく方がコーヒーに関して、そして大げさですがこれから先々を生きていく上で、糧となるような何かを得ていただければ幸いです。当日の模様は随時このブログで紹介させていただきます。

    長く熱い週末がいよいよ始まります!
posted by 焙煎師TIPO at 10:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

2006年05月10日

GENTLE RAIN

The days are bright and filled with pain
Enclose me in your gentle rain
    〜JIM MORISSON“CRYSTAL SHIP”

朝起きると、雨の臭いがしました。匂いといった方が正確かもしれません。
雨の前には街は湿り気を帯びた独特の匂いを放ちます。例えば真夏の夕立前のあの雨の匂い!幼い頃の夏休みを思い出させます。あれはいったい何の匂いなんでしょうね?

どうやら降ってきた様です。裏側の布の雨よけがタンタンと静かに音を放っています。乾いた水滴の音が店内にも響いています。

お店をやっているとやはり天気は気になるものです。雪や雨が続くと客足がぴたりと止まります。あ、これってかなり失礼な言い回しかも知れませんね。まあ、雨が続くと、待ちの商売では店主も気がめいります。

でも“GENTLE RAIN”という言い回しは好きです。昔、冒頭で引用したTHE DOORSでやられました。LUIZ BONFAの曲名でも有名でアストラッド・ジルベルトやボサ・リオがカバーしています。これもきわめて美しい旋律の曲です。

いろいろと思うところがあって、現在はどちらかといえば気分はボブ・ディランの“A Hard Rain's A-Gonna Fall”ですね。でも今日の雨が皆様にとって、やさしい雨であるように……。
posted by 焙煎師TIPO at 11:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月09日

marimekko

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TIPOGRAFIAで使っているピッチャーです。昔からmarimekkoが結構好きで、緑と赤の鞄も持っています。決して『かもめ食堂』便乗ブームではありません。

先日、あるお客様が最近、京都と大阪にOPENしたmarimekkoの直営店の話をししてくれました。そうですね、トータルタイム71時間位(嘘)は熱く語り、散財余儀なくされた商品をカウンターに並べスリスリと自慢してくれました。まるで♪“Sometimes I feel like a motherles child”と唄いながら我が子を自慢する母のように(これも当然嘘)。まあ、そこまで言うなら行ってやろうじゃねいか!ということで昨日の定休日に出かけてまいりました。結果は……

           確かにやばい!

博労町、難波神社の裏手にある路面店です。1〜3階まですべてmarimekko!unikkoだらけ!色使いにクラクラします。緑のunikkoがフィンランド訛りの甘い声で「私を豊中へ連れって!」と場末の風俗店の客引きの様に誘います。やばいこんなところに居るとやばい!即刻、その場から離れ難波神社の境内でビニール袋を口元にあてディープブレスで気を落ち着けました(嘘)。物欲動機の動悸が余りにも大きく支配し買う気が高まります。こんなところで強引な韻を踏んでいる暇ではない!と素早く梅田へ撤収!

昨日は強い意志を持って圧縮しましたが、気が付くと店に緑unikkoが飾られているかも知れません。その時は暖かく見守っていただければ幸いです。

posted by 焙煎師TIPO at 10:48| Comment(1) | TrackBack(0) | うろうろ

2006年05月08日

BLUE MONDAY

連休も終わりました。今日から仕事ですね。ブルー?

会社勤めの頃を思い出します。
月から金曜日までそれなりに一生懸命一日の半分は働き、土日で気を抜きます。そして月曜日、また1週間が始まります。毎週毎週繰り返してうんざりした頃にはちゃんと長期休暇がやってきます。GWであり夏期休暇です。上手にのせられ働かされるようにできとるんやな!と感心していました。

連休中、お店も普段よりは忙しかった様な気がしますが、相変わらず予想のできない毎日です。
昨日はあの雨、連休最終日でお金もいっぱい使っちゃたし、仕事に備えて、今日は家に引きこもっておこう!てなもんでしょう。さすがにボロボロでした。何かの呪いの様な暇さでした。本が進む進む!読み疲れて眼が痛くなりました。

本日は定休日です。週末のコーノ式珈琲塾の準備、その他うろうろ。
皆様はお仕事頑張ってくださいね。
posted by 焙煎師TIPO at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年05月07日

その後の夜カフェ

いやあ!夜カフェ計画はいきなり挫折しました。

営業時間の再検討のため、連休中に営業を1時間延長してみました。でも!誰も来ませんね!ははっは、たまたま来てくれた友人1名のみでした。

でもこれは当たり前です。結果はわかっていたことです。

お店において、お客様が求めるものはいつも決まったサービスが安心して受けられることです。人がコンビ二行くのは、ココでしか手に入らない商品を買うためでも、店主と会話を楽しみたい訳でもありません。いつでも、どこでも必要かつ最小限の商品とサービスを提供してくれるという絶対的な安心感です。夜中の2時でもプリンが食べたければ手に入ります。定休日もなく、正月でも、お盆でも、深夜でも必ず店は開いています。だから人は店へと安心して通います。

今回のように店主の気まぐれで、たかが1時間延長しても、お店側の勝手な都合であって、お客様の安心ではありません。安心感を植え付けるには継続しかありません。当面はお客様が来ようと来まいと、継続的に夜カフェとして存在していれば、いつかはお客様は安心して夜でもコーヒーを飲みに行くはずです。果たしてTIPOGRAFIAの営業時間はどうなるのか?まだまだ模索は続きます。
posted by 焙煎師TIPO at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

行きつけのコーヒー屋

これまでの人生において行きつけのコーヒ屋というものがありません。住み着いた先々の町で必ず定期的に顔を出すレコード屋とか映画館、本屋は結構あるのですが、コーヒー屋は皆無。実はこれってすごく不幸なことかも知れません。

もし、自分の住んでいる近所に、職場の近所にお気に入りのコーヒー屋があれば……。

喫茶店休み遅めの朝、洗いざらしのTシャツに雪駄(一応イメージはHAVAIANASで!)で朝刊を片手に近所の店へ。トーストをつまみながらコーヒーをぼ〜っと。当然コーヒーは他人に淹れてもらうほうがおいしい!(byかもめ食堂)

喫茶店血糖値下がった昼下がり、甘いもん食いいてぇ!糖分補給に苦めのコーヒーをカップリング。店の雑誌(買うほどではないけど一応読みたい)をチェックしながらゆるゆる。

喫茶店冷蔵庫の保存缶(一応イメージは京都開花堂のブリキの茶筒で!)を見ると買い置きのコーヒー豆は残り少ない。ぷらっと近所の店へ。今日は何を選ぼうかな?ドキドキ!

喫茶店映画館からの帰り、街中は人が多くて喫茶店も落ち着かないので家の近所の店へ。前に座っている連れ合いと今、観た映画の話をだらだらと。ああ、もうこんな時間か……。

喫茶店営業中、次のアポまではまだ時間がある。少々エネルギーも切れてきたので充電(サボり)タイムでいつもの店へ。マスターと最近聴いた音楽の話をうだうだと。あ、そろそろ行きます!気合入れて商談してきますわ!

これが行き付けのコーヒー屋のあるべき姿です。

  「ぼ〜っ」 
  
  「ゆるゆる」 
  
  「ドキドキ」
  
  「だらだら」
  
  「うだうだ」


これが街のコーヒー屋のあるべき音です。
これまでの人生でそういう記憶を持たない悲しい店主は自分でそういう場所を作ることにしました。それがTIPOGRAFIAです。





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2006年05月06日

群ようこ『しいちゃん日記』

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この本によると、ネコと接していて親馬鹿ならぬネコ馬鹿になることを「ネコにやられた」というそうです。それなら、店主の人生はコーヒーにやられず、ネコにやられっぱなしです。

単なるネコ好きの毎日のエッセイです。興味のない方は本当にどうでもいい本ですが、すでにネコにやられた人はさらにやられること必至!

訳ありで離れ離れになってしまった愛娘ぐりこ(メインクーン)のことを思います。どうでもいいけど、写真は1月14日のブログにあります。そして最近、恐ろしいことに気が付きました。動物と一緒に暮らしている人が傍らの動物に向かってあたかも連れ合いのように話しかけることはよくある話です。が!傍らにもいない離れ離れになった動物に話しかけることはかなりやばい!確かに寝る前には彼女に「オヤスミ」をつぶやきます。焙煎しながら、ぐりこの唄(歌詞もメロディも適当)を口ずさみます。我に返ると恐ろしい事実です。

この本でよくでてくるネコの鳴き声「んにゃー!」は的確な擬音表現です。ぐりこも機嫌の良いときはいつも「んにゃー!」と話しかけてきました。

ちなみに桜沢エリカ『しっぽがともだち』がうちのネコの飼育マニュアルでした。これも何度も読み返し、いつもニヤニヤとやられていました。

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2006年05月05日

コーヒーゼリー

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突然ですが、コーヒーゼリーを始めました!
コーヒー屋のコーヒー好きのためのハードボイルドなコーヒーゼリーです。これでもかという感じにエスプレッソをぶち込んでいます。というよりか寒天を溶くお湯を除けばほとんどエスプレッソの原液まま。そしてダ・ヴィンチのシナモンとキャラメルシロップが隠し味です。苦味がたち、しっかりとコーヒーを感じさせます。大き目のカップでお出しいたしますので、まずはそのままを味わってみてください。次にコーヒーフレッシュをかけて、最後に甘さが物足りないならシロップをかけて3通りで楽しめます。気まぐれ生産の限定品で200円。
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2006年05月04日

ゴルトベルク変奏曲

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小沼純一著 バッハ『ゴルトベルク変奏曲』世界・音楽・メディア  

タイトルからすごく期待して定休日に書店へ走りました。でも……?全文、署名のない対談形式で進められています。『ゴルトベルク変奏曲』の時代背景や譜面の分析などが語られているのですが、正直どうでもいい本です。タイトルに負けました。予告編で期待でブクブクと膨らませて、劇場で奈落の底へ落とされたような気分です。なんじゃこれは?という本。

『ゴルトベルク変奏曲』が大好きです。ロックやジャズが長かったので、クラシック音楽に対する偏見やコンプレックスがありました。それでも抵抗感なく聴けたのがグレン・グールドの同曲でした。どう聴いても、このオヤジは変です!この傾き方が心地よく、ヒリヒリとした神経質な音感に惚れました。しばらくご無沙汰していたのですが、近年再びマイブームで時折、店でも流しています。気に入った曲は他の人の別の解釈も聴きたくなります。ジャズのスタンダード曲買いと同様にグールド以外も結構買いあさっていますね。先日購入したアコーディオン版(ミカ・ヴァユリネン)なんかはかなりヘンタイ!同書の巻末リストにあったのですが、ギターソロ版、サクスフォン四重奏版、オルガン版などいろいろな編成があるのですね。ギターソロなんかぜひとも聴いてみたいものです。
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CRUZ BRANCA

ブラジルからのニュークロップ登場です。

今回はカルロ・ジアマンテさんのクルースブランカ農園 CRUZ BRANCAです。
昨年秋のコンテスト“2005 CUP OF PROGRESSIVE CERRADO”にナチュラル部門で堂々1位入賞の農園!カルロさんはサンパウロ生まれのブラジリアン。農園は標高940メートル、灌漑システムを導入し、七面鳥の鶏糞を使った有機肥料と化学肥料をバランスよく配合して栽培を行っております。品種はムンドノーボでナチュラル精製。

さて今朝、おいしくなあれ!と魂を込めて焙煎いたしました。カップは柔らかい苦味が程よく拡がり、酸味はほとんどありません。飲みやすいクリーンなコーヒーで甘い香りが抜群ですね。TIPOGRAFIAは“CAFE DO BRASIL”とショルダーにあるようにやたらとブラジルコーヒーが多いのが特徴です。多分、店頭に出していない分も含めると、10農園以上あります。今回のカルロさんのコーヒーも含め、同じブラジルコーヒーでありながら見事に味わいが異なります。自分自身の舌で飲み比べると結構奥深く、面白いものですよ。

商品名は農園名から『白い十字架 ブラジル クルースブランカ農園』です。本日より喫茶、豆売りとも開始いたします。豆売りは100g450円です。
posted by 焙煎師TIPO at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

Banca No.4 

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小さいけどブラジルいっぱいの雑誌『Banca』の最新号No.4が入荷いたしました。今回は「ブラジルコーヒー」と「ブラジル日系移民学入門」という大変ためになる特集です。そしてコーヒー特集ではTIPOGRAFIAが紹介されております。コレを読んでブラジゥ!な気分で連休をお過ごし下さい。税込みで525円也!この内容なら安い!バックナンバーNo.2、No.3も同時に入荷しております。
               晴れ
TIPOGRAFIAの商品はコーヒーも器具も本もすべて店主の愛情の賜物です。好きで好きで仕方がないから思わず売っちゃたという代物です。愛のない商品ははかないものです。少しずつ雑貨や書籍、CDなども増やしていきますので、時々のぞいて見てくださいね。
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2006年05月03日

夜カフェ

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本日よりゴールデンウイーク後半戦、怒涛の5連休が始まりますね。
先日の告知通り3、4、5、6日は営業時間は1時間延長いたしますので、ゆっくりとお楽しみいただけますよ。

今回の延長は営業時間再検討のため試行です。店主は完全に朝型の人間ですので、基本的には深夜は苦手です。でも陽も長くなってきましたので、もう少し位ゆったりと楽しんでいただけるよう8時か9時まで延長を考えています。さすがに、まだ明るい7時に心を閉ざすのはどうか?果たして“夜カフェ”は豊中で受け入られるのでしょうか?まして、TIPOGRAFIAは決して駅前でない立地です。そして何よりも劣悪な労働条件に店主の心と身体が耐えられるのか?開店前の焙煎時間を考慮すると、12時間を越える労働時間になります。まあ、気長に試行錯誤して検討を進めてみますね。

画像は全く関係のない、最近お気に入りの『須永辰緒の夜ジャズ』シリーズ。広義なジャズの雑食選曲にクラクラします。近日中に第4弾が発売予定!
posted by 焙煎師TIPO at 11:56| Comment(1) | TrackBack(0) | お店

2006年05月02日

L'ENFER

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いかにもフランスらしい映画。いやぁ!久しぶりにフラン映画観たな!という感じです。余りにもパーソナルで恋愛至上主義的、そして業が深い!フランスらしいといっても、クシシュトフ・キェシロフスキはポーランド、監督、音楽はボスニア出身など多国籍軍ですが、全体に漂ってくるのはまぎれもなくフランス映画の空気です。たいしたスートリーはなく、生々しいけど淡々とた日常、傍からみればどうでもいいような個人的苦悩に振り回され、そして物語は唐突に終わります。これぞフランス映画ですね!いやあ、大好きですわ!最近この手のフランス映画の公開が減っているので悲しい限りです。

この映画の女の人はみんな怖い!それもかなり怖い!魅力的だけど、妙にギラギラしていて異性としては現実的には相当近寄りがたい存在です。そして演じている女優も皆うますぎます。特に最近は定番化しているエマニュエル・ベアールの素ッピンの生々しさがすごい!この人は年を食ってどんどん自然体になって、生々しいいやらしさ一杯です。

しかし邦題の『美しき運命の傷跡』がよくわからん!なぜこんなに覚えにくい意味不明のタイトルなんでしょうか。なにが美しいのか何が運命なのか?わからん!キェシロフスキの遺稿「天国」「地獄」「煉獄」3部作の「地獄篇」で、原題の“L'enfer ”にこそ意味があります。


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2006年05月01日

慣性の法則

先週末のことです。自炊も面倒だし、ぷらっと食べにでることにいたしました。店主は酒は呑まないので、飲みには行きません。そして気分は生野菜モードでした。「肉喰いてぇ!」ではなく「野菜じゃ!それも生で持って来い!」という感じで、矛盾しますが、付け合わせは油ギトギトでの肉で!

閉店後早速、豊中ロマンチック街道にあるサラダバーで有名な某ステーキチェーンへ。完全に頭は「うえ!」となるくらい生野菜モードでWEBでメニューまでチェックして生姜ソースのチキンステーキに決め、心して出かけました。

      でも店がない!

あれ?通りすぎたかな?と再びUターンして戻ってみてもやはりない!いったいどこへ行ったの?昨年末に何度か通ったはずです。実はこの記憶は何者かにインプラントされた偽りの記憶なの?車窓からの風景が音をたてて現実崩壊していきます。ああああああああ?

なんてことないこのチェーンはステーキ肉の表示違反で摘発されていましたので多分、不採算店縮小で閉店したのでしょうね。詳細は知りません。

長い年月にわたり、自分の店を続けていくことの困難を考えます。

行きつけの店というものは、時間が開いても再び訪れた際、変わらぬ姿で継続をして欲しいものです。訪問間隔は1ヶ月かも1年かも知れませんが、時間経過を超えてお店はあるべき姿であるべきです。お店の慣性の法則です。物体は外部から力を加えない限りそのままの状態にあり続けます。良い店は時間を越えて変わらぬものです。TIPOGRAFIAを開店してまだ5ヶ月弱です。商売の鉄則として飽きずに商いを続けて、店を守っていくことが肝心です。お客様がいつ来ても変わらぬコーヒーが楽しめる店でありたいものです。

例えばこんな物語があります。
豊中に住んでいた人が何かしらの理由で別の場所に移り住み時間が流れました。数年後、商用を兼ねた里帰りで再びこの町に戻ってきた時、何気に通り沿いの喫茶店へと脚を向けました。そういえばあの頃、よく通ったよな……。木製を扉を開け、一歩踏み入るとコーヒーの香ばしい香りが全身を包むとすべての記憶がよみがえりました。そこでは年月分は年をとった店主が変わらぬ姿でコーヒーを点てていました。そしてあの頃のコーヒーの味を思い出し、カウンターへとさらに一歩踏み出しました。

これが店主が理想とする妄想です。


posted by 焙煎師TIPO at 09:05| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記