2006年04月18日

墓参り

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個人的な報告です。昨日、服部緑地の墓地に行ってまいりました。
TIPOGRAFIA改装前、ここはオーダーメイド婦人服のデザイナーのアトリエ兼住居でした。古くからの父の友人で幼い頃から家族ぐるみでの付き合いがあり、幼い頃に正月にみんなで鍋をつついた記憶があります。屋号は“CORO”でお店のSWEETS“TIPOCORO”のネーミングのモトネタです。数年前、オーナーであった女性お二人が相次いでお亡くなりになり、それ以来は空き家となっていたこの物件を店舗へと改装いたしました。そして昨日は命日にでした。

基本的に宗教の類とは無縁の人生です。でも徹底した無神論者というわけではなく、八百万の神をちょいちょいかじる程度で基本的には信仰には関心が薄い人間です。でも亡くなった人へ素直に手を合わせることだけは忘れないようにしてます。信仰心ではなく、素直に恩義に対する借りみたいなもんでしょうか?もっといえばその人のことをこれからも忘れないためには大切なことです。ともすれば流されがちな毎日の中ですが、自分が現在ココで店を開店できたことに対して素直に感謝しなければなりません。

写真は全く関係のないパリ、ペール・ラシェーズのジム・モリソンの墓です。10年位前、クリスマス前にフランスへ旅行した時に訪れました。ジム・モリソン、アンディ・ウォホール、ポール・ウェラーは20代初めに崇拝していたPOPアイコンです。ココは青さに決着をつける意味合いでも訪れなければならなかった場所です。この墓地にはショパンもイブ・モンタンもピアフも眠っています。恐ろしく寒い朝、メトロを乗り継いで人気のない墓地を探し回った記憶があります。ジム・モリソンの墓自体の記憶よりも、肌を突き刺す寒さの方が鮮明に覚えています。人間の記憶とはなんとも曖昧なもんですね。




posted by 焙煎師TIPO at 12:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記