
『探偵物語』の工藤俊作(a.k.a.松田優作)がドラマ中でいつも唱えているブレンドの話をあるお客様から教えて頂きました。喫茶店のマスター柄本明をいつもしかりつけていたブレンドは
モカ2 キリマン1 ブルマン3だそうです。配合はネットで調べて見つけました。かなり酸味が強いコーヒーかな?TIPOGRAFIAにはブルーマウンテンの生豆がないので再現はできませんが、《工藤ちゃんブレンド》として売り出すのもいいかも知れません。今度ジャマイカのいい豆があれば仕入れてみますね。
このドラマは本筋よりも、脚本にあるのか現場のアドリブなのか不明のディティールの遊びを楽しみます。かなり松田優作の趣味が入っているんでしょうね。彼が亡くなったのは確か会社へ新卒で入社した年です。横浜郊外の埋立地(周辺には工場しかなく、駅と結ぶのはモノレールのみの地の果て感いっぱいの場所でした)でラジオか何かで知った記憶があります。「ああ!」と放心状態。営業車の中、喪失感で呆然としていました。大学の頃は松田優作を崇拝していました。きっとそのアイコン(偶像)が失われたことで、自分の青い時代が終わりを告げたような気がしてたんでしょうね。
posted by 焙煎師TIPO at 08:45|
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コーヒー