2006年04月05日

トラウマ

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昨日に引き続き、幼心に余りにも怖すぎてトラウマとなったモノを。

まずは梅図かずお『漂流教室』。どこかの病院の待合室で週刊誌の連載をリアルで読んだ記憶があります。後半の恐竜のテーマパークの場面で「ぎゃ〜!」「ぐえ〜!」という感じでショックを受け、すぐに単行本を買いに走りました。タイトルの意味が判らず『恐竜教室』かと思ってました。嘘でなくほんとの話です。全巻を読み終えてからは完全にトラウマですね。このまま大和小学校のように帰られなくなったらと真剣に恐れ、毎日下校時校門を出てようやく安心してましたね。

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次は映画『ソイレントグリーン』。まだビデオのない時代で小学生だったので当然テレビの「なんちゃらロードショー」で観ました。夜11時までの映画をなかなか最後まで観せてもらえず、いつも半ばで就寝を強制されましたがこの映画は例外でした。チャールトン・ヘストン主演のSF映画です。21世紀、人口過密で資源や食料が不足し、自然が破壊され、スモッグで煙る都市で人々はかろうじて生きています。そこは持つものと持たざるものが存在する社会。安楽死、食糧危機、環境破壊などでディストピア(ユートピアの反対)をテーマにした作品です。衝撃的なラストは幼心には強烈過ぎました。その夜はショックのあまりに一晩中まんじりともできず寝れなかった覚えがあります。
             カチンコ
実は2作品とも共通したトラウマを強いるのですね。それは
          
    未来に希望はない

という恐るべき事実。こっちはまだ小学生ですよ。希望とか絶望とか以前になにも考えず、ひたすらけなげに日々を生きていた頃です。これはやばい!少し刺激的過ぎます。人はいつもそうです。今日の苦しみも明日があるから生きていけます。過去にいろいろあっても明日があるから生きていくのです。平日の仕事がうざくても日曜日があるからがんばれます。未来への閉塞感は一番人を不安にさせます。不安は絶望につながります。両作品とも今、満ち溢れているものがなくなるという喪失感、特に食べる物がなくなってしまうという危機感(三大欲求といってもまだ小学生ですので性欲は除外すると一番切実な欲求ですね)が圧倒的です。ああ、ほんまに怖かった。でも人はこうしたトラウマを超え、生き続けていきます。やはりLIFE IS GOIN' ON!

位置情報最近、何かコーヒー屋のストアブログという範疇を遥かに逸脱している記事が多いような気がします。ま、いいか!それはそれで人生ですか!
posted by 焙煎師TIPO at 10:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記