2006年04月30日

いにしえのグアテマラ

今度はグアテマラからのニューフェイス新登場!ジャ〜ン!

    GUATEMALA  SANTA ANA 農園

です。
実は2005年度のオークションTHE EXCEPTIONAL CUPで堂々入賞のGUATEMALAN COFFEEです!SANTA ANAは18世紀からの伝統ある農園で2つの火山に囲まれた1600〜1800メートルという肥沃な土壌でコーヒーを栽培しております。農園主はLIZANDRO氏で伝統を重んじた栽培方法にこだわりながらも環境保全にも積極的に取り組くむいい人(?)。品種はブルボン、カツアイ、パチエ。一般的に高地産のコーヒーは実が引き締まり美味といわれております。今回は中煎りで仕上げて素材を活かすよう焙煎してます。いやあ、なかなかの味わいです。抜けるような透明感のある液体です。決して苦味も酸味もとんがらず全体がきれいにまとまっていますね。ということでこちらも豆売りは100g450円で販売。さあ♪グアテマ〜ラ!な気分にひたって下さいね!
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VIVA LA REVORICION

新作コーヒー豆の登場!

今回はキューバ!ずばりネーミングは“革命万歳 VIVA LA REVORICION”です。サブタイトルとして“チェ・ゲバラに捧ぐ”とあります。そのまんまんやんけ!という各地からのレジスタンスの蜂起必至のネーミングです。しかし普通、こんな名前をコーヒー屋が使うかい??

実は開店前からネーミングだけが独り歩きしていたコーヒーです。大好きな映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』以来、“チェ”モードです。南米を横断する旅路の過程で主人公ガエル・ガルシア・ベルナル(ゲバラ役)がどんどんといい顔になってきます。旅の初めはナイーブないいとこのお坊ちゃん顔(青臭い!)だったのが、南米大陸の現実に目覚め大人になっていきます。旅の途中で人が大きく変わっていくというロードムービーの傑作です。

最初に“名前”ありきの豆ですが、なかなか実現できずに休眠状態でした。ようやく少量ですが生豆を仕入れましたので、販売開始いたします。

中米のカリブ海周辺の豆は概ね素晴らしい香りと柔らかい酸味が楽しめます。少し浅めに煎っているので豆の特性を十分に楽しめますよ。TIPOGRAFIAでは“太陽の味わい AMARELO”です。豆の販売は100g450円です。注文の際は照れずに「VIVA LA REVORCION!」と巻き舌で叫んでください(嘘)。
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2006年04月29日

GWの営業に関して

気が付くと今日からゴールデンウイークなのですね。
連休中の営業は以下の通りです。

 4/29(土)※祝日 通常営業(11:00〜19:00)
 4/30(日)通常営業(11:00〜19:00)
 5/1 (月)定休日 
 5/2 (火)通常営業(11:00〜19:00)
 5/3 (水)※祝日 11:00〜20:00
 5/4 (木)※祝日 11:00〜20:00
 5/5 (金)※祝日 11:00〜20:00
 5/6 (土)11:00〜20:00
 5/7 (日)通常営業(11:00〜19:00)
 5/8 (月)定休日

連休中の3日〜6日は営業時間を延長して20時までお楽しみいただけます。翌日はお休みですのでゆっくりとお過ごし下さい。
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REMIX

普通はブレンドといいます。
店主は普通じゃないので音楽にちなんで勝手にREMIXと呼んでいます。

ブレンドは複数の豆を混ぜることで複合的な味わいを創ることです。ストレートは素材の良さ一発勝負!という感じで個人競技なのですが、こちらは団体戦ですね。豆同志の共同作業(組織)のため、全員が個性的かつ自己主張すると全体はぐちゃぐちゃになります。表舞台で目立たせる奴と裏方に徹して基礎を守る奴に役割分担しなければなりません。適所適材の采配です。

これがかなり面白いんですよね!

お店を始めた頃、最初のハードルでした。ひとつのブレンドを創る場合、多くの選択肢を決定していかねばなりません。例えば

 @素材(豆の生産国・品種・等級・精製方法・農園など)
 A素材を活かす適切な焙煎方法と焙煎度合い
 B配合割合
 C求めている味わい(理想像)

を一つ一つ決定していかねばならず、素人には変動要素が多すぎます。
ストレートは豆と焙煎者の斬った張ったの一本勝負なのでシンプルです。
ブレンドは結局Cの理想のため、@ABを采配するという組織論が必要なのです。結構、悩みましたね。いろんな本を参考にしながら試行錯誤しました。そしてTIPOGRAFIAの場合、最初から4つのブレンドを考案するという難関が待っていました。

 (1)アマレロ(黄)⇒やわらかい酸味があって飲み易い
 (2)ヴェルヂ(緑)⇒酸味と苦味のアンサンブル
 (3)アズール(青)⇒苦味とコク
 (4)エスプレッソ専用

(1)『ショーロ』が最初に完成しました。モカベースに浅煎りと中煎りでメリハリをつけると酸味が柔らかくなりました。(2)『トロピカリア』は自分が一番目指す味わいに近いブレンドなので試行錯誤の悩みは深く、現在は後継ブレンド『ソン・リヴリ』が味わいを引き継いでいます。(3)『サラヴァ』も焙煎方法を何度か変えながら、現在も進化中です。そして(4)『#2222』も今朝ついに全面刷新いたしました。

ペーパーフィルター、サイフォンなどのハンドドリップ抽出が本職でしたので、エスプレッソは機械の高圧、高温での全く作法の異なる世界でした。
実は何度かトライしたのですが、ハンドドリップで絶品のコーヒーはエスプレッソには酸味がたち過ぎました。深い浅いという豆のロースト度合いの問題ではありません。悩みは深く、いろいろな試行錯誤の末、現在は焙煎自体を全く異なる方法で進めております。

今回は豆の種類と配合を全面的に見直しました。ナチュラルのブラジルの中深に中煎りのモカ、深煎りのケニア、グアテマラを合わせました。全体的にはそんなに深い煎りではありません。テイスティングすると、柔らかい程よい苦味と酸味で砂糖を入れるとやさしいなります。

エスプレッソファンの皆様!ぜひ一度お試し下さい!店頭には出していないのですが、希望の方には豆も販売いたします。ははは、開店当時はショーケースにいれていたのですが余りにも売れないので引きこもりましたわ。価格は450円(100g)です。
  
TIPOGRAFIAのブレンドは配合や焙煎方法を少しずつ変えながらさせながら日々進化中です。理想とする味わいのため日々試行錯誤という本当に奥深い世界です。前進と後退を繰り返し、なかなか前には進みませんがこの過程をこころから楽しんでいます。
posted by 焙煎師TIPO at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

2006年04月28日

JAZZ DEFEKTORS

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ジャズ・ディフェクターズの1987年の唯一のアルバムが再発されるようです。もう20年近く前なんですね。あああ、年を食うはずです。

アシッドジャズの直球世代です。モダンジャズの聴き始めの頃で、イギリスでのジャズで踊るというムーブメントに夢中になっていました。そんな時に出逢ったアルバムです。本当によく聴きましたね。京都マハラジャでのライブにも行ったはずです。フロアーで客と一体で踊った素晴らしいライブでした。好きすぎて“OOH! THIS FEELING”は自分の8ミリ映画のサントラにも勝手に使っていました。“ANOTHER STAR”もスティーヴィー・ワンダーのオリジナルよりこっちを先に知りました。

20年の年月を巡り巡って、再び同じ流行に戻ってきたのでしょうか?THE FIVE CORNERS QUINTET などハードバップを生で演奏するバンドも多く、再びモダンジャズ再利用の時代です。そう考えると必然の再発です。この世の中には本当に新しいものなのとうに無くなっているのかも知れません。でも店頭に並んだら聴いてみて下さい。決して古い感覚ではないですよ。
posted by 焙煎師TIPO at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | musica

店内近影

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器具販売用の飾り棚と正面のガラス前を少し変えました。いつも気まぐれで行動します。

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2006年04月27日

『domingo』

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もちろんこちらの単行本も販売いたします!これも店主自身が余りにも好きすぎて売り始めちゃったという代物です。むちゃお奨め!こちらは税込み1680円です。
posted by 焙煎師TIPO at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | BRASIL

BRASIL商品入荷

いろいろと新商品が入荷いたしました。
“CAFE DO BRASIL”らしくBRASIL関連商品の取り扱いを始めました。店主の店内総BRASIL化計画がついに始まります。♪ブラジ〜ウ!

まずはTシャツ“brasil”と“domingo”nの2種類です。映画『GINGA』公開と単行本『domingo』発売記念の商品です。“brasil”はオリーブ、アイボリー、ブラウンの3色あります。サイズは150(レディース)とSサイズ(こちらは後日入荷予定)です。価格は税込み3045円

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こちらは“brasil”“domingo”印のコーヒー保存缶です。180g位は入ります。価格は税込み1050円です。

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気になる方はぜひ店頭にて手にといってみて下さいね。
posted by 焙煎師TIPO at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | お店

マリアのパライーゾ

予告の通りブラジルからのニュークロップが店頭に並びます。

ブラジルミナスジェライス州のパライーゾ農園でブラジル人女性、マリア・ド・カルモ・デ・アンドラーデさんのコーヒーです。
今回もコンテスト“2005 CUP OF PROGESSIVE CERRADO”のウオシュド部門第2位入賞のコーヒー!パライソ農園は平均標高は1100メートルを越え、イタリアillyの開催するコンテストでも入賞するなど質の高いコーヒーを生産しております。マリアさんは写真で見ると逞しいブラジルのおばちゃんという感じ。「がっはっは!よう来た!まあ一杯うちのコーヒーでも飲みな!」とガツンと肩でも叩きそうな肝っ玉母ちゃんです。味わいもそんな彼女の人柄を感じさせる様な、優しい味わいです。とんがった苦味はほとんどなく、隠し味に柔らかい酸味が感じされます。飲みやすいすっきりとした液体です。品種はICATU。

さあ、新しもの好きの皆様!本日より店頭で販売、喫茶で提供しております。どうぞお楽しみやすぅ。
posted by 焙煎師TIPO at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

2006年04月26日

微妙な距離感

 “その時 彼女との距離は0.1ミリ。57時間後、ぼくは彼女に恋をした”
                     映画『重慶森林』より


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トバコの間には、付かず離れずの微妙な距離感が存在します。

「トバコ」とはインドネシアスマトラ産のマンデリンコーヒーのこと。名前の由来は地名です。かなり個性的な独特の土臭い酸味に病み付きになります。でもアーシーで個性的過ぎるが故に時々わざとイケズをして、距離をおきたくなります。

少し前まではもっぱらお離れモード。 「あるある大辞典」で浅煎りのマンデリンが推奨されて以来、浅めで焙煎して提供しておりました。味わいは酸味がたちすぎるのでかなり微妙(好みが分かれるところ)でしたね。それで「こいつとはちょっと距離を置いておこう」てな感じです。仲たがい状態が続き、しばらくは店頭からも消えました。

でも最近はもっぱら接近モード。先日、豊中「KLEINGEBACK」のパンドゥミとあわせて楽しんでいたお客様がおられました。このC/Wに後光が差していました!きっと赤い糸で結ばれていて、このテーブルの上に一緒になるために世界を旅をしてきたような気がしました。それ以来急速にマンデリン接近モードです。「お奨めは?」と聞かれると、親馬鹿で「うちのこの娘が一番かわいい!」と思わず薦めてしまいそうです。そもそも1ヶ月位前、なぜか突然復縁。そして現在は、かなりラブラブ状態です。どちらかというと深煎りが多い豆ですが、自論では実は気持ち深めの「中深」が一番うまいのです。煎り上がりはが大きくプクプクに膨れ、カラカラとした軽い豆質感がなんとも愛しくなります。口内に入った液体はヒュルヒュルと静かにアーシーに広がり、“土”を醸し出します。眼を閉じるとインドネシアの土着な音が聴こえるような気がします。

でも付かず離れずの微妙な距離感です。また気が付くと喧嘩別れしているかも知れません。お互い深い執着なく気まぐれで引っ付いたり、離れたりの大人の関係です。現在は一番のお奨めです。ぜひチャレンジしてみて下さいね。

追伸;冒頭の引用には果たして意味があるのかないのかこれも微妙な関係ですね。
posted by 焙煎師TIPO at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー

白髪

髪の毛は概ね黒く、少しは白髪もあるかも知れないが当人はわかっていません。でも年も年だしさすがに白髪が出始めてますね。
最近気になるのが髭に白髪が数本混じっていることです。もともと髭の毛根が少ないので週一程度の髭剃りしか行わないのですが、気がつくと出てきてますね。白いやつ!最初はなぜか鼻毛でした。鼻毛から白くなり始めました。普段は隠れているので気がつかなかったのですが、抜くと根元まで完全に白かった!最初は少し驚きました。どうやら白髪化が顔面部の口元周辺から始めっているようですが、まだ他部位には拡がっておりません。これって一般的な動きなのでしょうか?「白髪は鼻毛から」というのが世の通説なのでしょうか?老化初心者(当たり前)なのでよくわかりませんね。今後の動向が少し不安です。

あまりにもオチも意味もないのでこのへんにしときます。ブラジルセラードの新豆を週末に向けて明日にでも焙煎いたします。コンテスト入賞の個性派そろいの2農園です。お楽しみに!
posted by 焙煎師TIPO at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2006年04月25日

MARISA MONTE

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MARISA MONTE の2枚同時発売のニューアルバム『UNIVERSO AO MEU REDOR』『INFINITO PARTICULAR』をやっと入手いたしました。ブラジル盤を始めとして発売しているはずが、なかなかレコード屋の店頭に並ばないのでHMVのWEB通販で買ってしましました。期待しすぎて聴くのがもったいないのでまだ手元に置いています。同時2枚発売にただならぬ自信が感じられます。明日からは店の音楽のヴィローテーションになること必至!
posted by 焙煎師TIPO at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | BRASIL

EYES WIDE SHUT

映画の中の眼鏡のお話です。

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まずは『ANNA』
昔の漫画によくあるステレオタイプな使用方法です。眼鏡といえばこれでしょ!眼鏡かけた地味な女の子が実ははずすと誰もが眼を引く美女であったという上半身45度の角度でのけぞってしまいたくなるようなベタな設定です。さらにこの映画は眼鏡なし状態に一目惚れした富豪が自分の会社の部下である眼鏡着用状態(同一人物)に気が付かないというさらに10度はのけぞりたくなる様な設定です。そんなあほな!という突っ込み所いっぱいのはずですが、この映画は許せます!69年という時代の空気感とあまりにもかわいいアンナ・カリーナがいい年こいたオヤジさえもメロメロに夢見させてくれます。ゴダール時代のアンナ・カリーナは凄すぎる!

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次は『EYES WIDE SHUT』
余りにも偉大すぎる作家キューブリックの遺作です。
自宅の普段着姿で娘の世話をする眼鏡姿の二コール・キッドマンが妙に生々しいのです。旦那にエスコートされロングドレスでパーティに臨む晴の場と対照的な生活感のある描写です。確かに結婚式のようなアップにした髪形・化粧に眼鏡は合わしにくいものです。映画自体はキューブリックということで過剰に期待しすぎただけにいささか空回り気味です。本編より予告の方がかっこいい!でもこういうディティールの創り込みは見事です。人物描写がものすごく生々しい!最も印象的な映画の眼鏡のひとつです。
posted by 焙煎師TIPO at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2006年04月24日

眼鏡

どうやら世間では眼鏡が流行っているらしい?
メディアでは眼鏡を売りにした有名人がよく取り上げられています。とってつけたような眼鏡を掛けたグラビアアイドルもいますね。
でも突然、眼鏡っ娘に萌えるといわれても訳がわからん!

昔から視覚が極めて不良のため眼鏡が手放せません。多分中学生の頃からずっとですね。コンタクトにも一度は挑戦しましたが、ソフトでもあの不快な異物感と手荒な扱いののため即刻撤退を余儀なくされました。撤退後は眼鏡道を極めるべく、ありとあらゆるフレームを買い揃えました。現在の度数のモノでも1週間分以上はあり、以前は毎日フレームを気分で変えていました(←最近は面倒くさいので、気が向いた時に)。いろいろと不便はあるもののもはや身体の一部です。そして同時に自他共に眼鏡好き(フェチ)です。

確かに街中の眼鏡姿の若い女性が増えた様な気がします。これはこれで大変喜ばしい限りです。眼鏡とファッションがさりげなく、そして確信犯的に調和していると思わず「♪ハレルヤ!」という感じで78%の確率で一目惚れします(嘘)。

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それではフレーム選択の遍歴を一部紹介いたしましょう。
それは大概「〜風」ですね。映画俳優やミュージシャンへのわかりやすい憧れですね。

例えばクラシックなラウンドフレーム(丸眼鏡)が好きで、ジョン・レノン風の眼鏡が欲しい!となります。「イマジン」のジョンのような小振りなメタルフレームのラウンドを今も愛用しています。同じく明治の文豪風(べっこう文様のセルロイド丸眼鏡)とかもありましたね。最も文豪気取りは当人のみで周囲には食い倒れの人形と言われてました。エルヴィス・コステロ風(画像参照)とか『グランブルー』のジャン・レノ風とかもありましてたね。

恥ずかしいことにすべての眼鏡には必ずモトネタがあります。何とも浅はかなやつです。眼鏡ネタは次回へと続きます。映画の眼鏡のお話を少々。








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GRETCHEN PARLATO

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本日、見つけてきた新ネタ

GRETCHEN PARLATO

です。


正直ジャケット買いですね。タワーレコードのCDラックでこの反則技なトリミングの写真が買って!と笑顔で誘っており、クラクラと誘惑に負けました。

売り文句によるとハービー・ハンコック、ウエイン・ショーターも絶賛する実力派女性ボーカリストによるオーガニック・カフェ・ミュージックだそうです(?)。

ビヨーク、ジョビン、ウエイン・ショーターからジャバンまで多彩な選曲です。ピアノとギターにベース、パーカションという結構スカスカリズム系の編成です。普通のドラムじゃなくパーカション(cafeという名のクレジットです)でアコースティックギター主体というのがストレートなジャズボーカルアレンジじゃなくて粋です。(多分、ギターの)低い男声がコーラスで時々ハミングします。これがいい!鼻にかかった甘い声のボーカルと相性が抜群で、ブラジルの男女のデュエットアルバムみたいな感じです。

わずか8曲で収録時間40分ですが結構しっかりと楽しめます!リンクのHPで何曲か視聴できますのでお楽しみ下さい。



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2006年04月23日

帯に短し、たすきに長し

この文の主題は

  何が帯には短く、たすきには長いのか?

ということです。

昨夜の夢でこのブログのネタを考えていました。厳密に言うと、一度寝てもう一度起きて考えていたのかも知れません。昨日は何かに取り憑かれたような疲れで、店を閉め食事を済ませると9時過ぎには寝床に入りました。そして、多分何時間かは眠って眼を覚まし、寝ながら考え事をしていたようです。

よく夢の中に仕事や日常を持ち込みます。前の日少しでも思いつめると必ず夢の中に出てきます。しばし翌日の行動の予行演習を夢で行います。

そこでブログのネタを2つ閃いたようです。でも起き上がり書き留める余裕はなく再び眠りに入りました。1つ目は前項「記録」の話です。でも、もう1つが思い出せません。しきりに夢うつつで「帯に短したすきに長し!」と叫んでいたことは覚えています。いったい何が?

まさか「帯に短くたすきに長いのが何かわからない」というこの文を思いついたのでしょうか?そんなメタフィクションな夢は痛すぎます。
posted by 焙煎師TIPO at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

記録

もう20年以上続けている記録があります

几帳面なA型の性格が災いしたメモ魔、忘れずにとりあえず記録をとっておかないと気がすまない性分です。大学ノートに観た映画、読んだ本、行ったライブ、展覧会、買ったCDをすべてを表にして書き込んでいるのです。分野ごとにナンバーリング形式で日付と一緒に書き込んでいます。分類は「映画@映画館」「映画@TV」「DVD」「読んだ本」「展覧会・ライブなど」「買ったCD」と分かれています。お気に入り度合いや寸評が書いてある項目もあります。便利なところは1999年自分は何本の映画に費やしたかを正確に答えられる位でしょうか?

スケジュールなど生きていく上で必要な肝心なことを忘れることはまずないのですが、受容した情報の蓄積が弱いようです。例えば人の顔と名前(←本当に覚えない!)、映画や本のストーリー(←細部は覚えているのですが、全体の流れを良く忘れます。よって何度でも楽しめますね!)などはかなり怪しい記憶です。

記録の原型は多分本格的に映画を観始めた高校生の頃。ダイアリーにその日に観た映画をメモって半券を貼り付けていました。現在の分野別編集の形に落ち着いたのはもう少し後のことです。

毎年、年末になると厚めの大学ノートを買いに走り、1年分定規で線を引きます。これが年末の恒例行事ですね。「ああ、今年ももう終わりやな」といつも考えます。アナログからPCのデジタルデーターへの移行も考えましたが、使い勝手を考えるとやはり断念しました。例えば、映画を観た日はノートを開き、日付とタイトルと寸評をシャキシャキと記入します。この恐ろしいまでのアナログ感覚が肌に合います。


記録のための記録であるので、あまり振り返りません。時々調べ物のために読み返す程度です。「このCDはいつ聴いていたっけ?」「あの映画はいつ観たっけ?」という感じ。でも時折、記録を無意味に眺めていると「誰々と一緒にどこそこで観たな……」といった抑圧された記憶が表出してくることがあります。人は忘れていても同時に覚えているんですよね。

これは他人が見ても全く価値がない変人の賜物ですね。でもきっと死ぬまで書き込み続けるでしょうね。
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2006年04月22日

天使が通り過ぎた時……

フランスではふと会話が途切れた沈黙の瞬間を天使が通り過ぎたといいます。この言葉は映画での台詞で知りました。『地獄の黙示録《特別完全版》』のフランス植民地移住者の家での食事シーンです。どうやらTIPOGRAFIAでもしばしば天使が通り過ぎるようです。
               喫茶店
店主独りでオーダーを聞いて、コーヒーを淹れ、配膳して、レジで精算して洗い物して、店頭でコーヒーまで売ってます。そして合間合間にお客様にあった空気感のある音楽を提供すべく選曲に励んでいます。でも当然、お客様が重なると独りでパニック状態になります(←お待たせした皆様には深くお詫びを申し上げます)。手元が混んでくると、なるべく収録時間が長めCDを流しておくのですが、やはり時々沈黙が訪れます。特にコーヒーのドリップに取り掛かると何分かは動けません。そんな時はそれまで弾んでいたお客様の会話までが凪の様に静まります。まさしく天使が通り過ぎた瞬間です。喧騒が沈黙へを姿をかえるピリピリと張り詰めた極めて微妙な一瞬です。でもすぐに会話は戻り、再びザワザワと店内は音を放ちます。まさしく天使が通り過ぎた時です。レイモンド・チャンドラーの言う通り、フランス語の言葉の言い回しは本当に素晴らしいものです。

「こんなとき、フランス語にはいい言葉がある。フランス人はどんなことにもうまい言葉を持っていて、その言葉はいつも正しかった(後略)」
       レイモンド・チャンドラー『長いお別れ』

               喫茶店
さてさて話は変わって、週末の夜など通常の営業とは別のAFTER HOURSなイベントを考えています。以前にも少し紹介しましたがSEWEETSとCOFFEEにぴったりなSEWEETな音を提供するゆるゆるなイベントです。当然、踊りません!こちらは天使が通り過ぎないようにその場で素敵な選曲をしてくれる人を募集します。Technicsのアナログターンテーブル2台とCDJがあるので、お気に入りのレコード、CD持参で結構です。ジャンルにはこだわらないのですが、ブラジル、ジャズに詳しい方がうれしいですね。詳しいお話はお店までお問い合わせ下さい。お気軽に売り込みに来てくださいね。



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肌寒い朝です。頑張ってアイスメニュー(COOL BLUES)をリニュアルしたとたん寒い毎日が続いています。ええかげんにせえちゅうねん!写真は昼前の壁の影法師です。時折、お向かいの酒屋さんの配達車のガラスの反射で陽の光が差し込みます。鯉のぼりのシルエットがいいですね。
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2006年04月21日

深読み

人は一生涯通して自分以外の誰の本心も知りえません。もちろんあなたが超能力者なら別ですが、コミュニケーションは常に一方的であり、隔絶された自意識のみが存在する、極めて孤独な世界です。だからこそ人は他人の言葉に耳を傾け、他人の行動に興味を抱くのです。だから間接的な情報からその人の心を想像するしかありません。そこで生まれるのが深読み

お店を始めて4ヶ月を超えましたが、まだまだお客様との距離感のとり方がつかめない時があります。お客様の来店動機はいろいろです。店主は決してそれを知りえません。以前にはカップに残されたコーヒーへの深読みについて書きました。来店されて最初に思わず深読みするのが、着席位置です。TIPOGRAFIA店内はカウンター5席、ホールには2人テーブルが2組と4人テーブルで合計13席となっています。混雑していない限り、お客様のお好きな席についていただいています。あなたならどの席に着きますか?さあ、ここで深読みが始まります!

お独りの来店の場合、心理学的な傾向として推測できるのは……

 @隅・端を好む(窓側など半分が壁面で守られている)
 Aパーソナルスペースを守る(人との間隔を空ける)
 B個人的世界を守りたい方はテーブル席を選択
 Cコミュニケーションを求める方はカウンター席を選択
 Dテーブル席では壁に背を向ける(壁で背後を守る)


一般的には@Aを無意識に選択しますね。これは敵から身を守る動物的な防衛本能であり、テリトリー意識です。これは深読みがなく安心です。

BとCの判断が微妙です。独りになりたい人でもカウンターを選択する場合もあればコミュニケーションを求めながらもテーブルに座る人もあります。TIPOGRAFIAはあまりベタベタな接客を得意としておりません。話術中心の芸人の様な接客は苦手です。とはいってはコミュニケーションを拒否するわけではありません。あくまでもコーヒーを提供とする影として存在しながらもお店の空気感を店主自らがかもし出さねばなりません。ここらへんのさじ加減が難しいのです。話をすべきか、ひたすら黙っているべきか?いつも自意識過剰に悩みます。一般的にはよいバーテンあるいはよい営業マンは7:3とか8:2とかでお客様に話をさせることがベストといわれています。確かにおしゃべり過ぎるバーテンの店は余り居心地がいいものではありません。また営業マンは苦しくなると一方的に喋りまくり、だいたいその時は結果(受注)は厳しいのが常です。語りと沈黙のさじ加減と相手の心のヒアリングが重要です。若輩過ぎる店主には奥が深すぎます。

余談ですが、同業者あるいはそれに準ずる視察目的の方は間違いなくカウンターのそれも店主の正面位置の陣取ります。これは何となく空気でわかりますね。

一番難解なのはDに反する事例です。そうです。わざわざテーブルでカウンター(店主)に対して意図的に背を向ける(壁に向かい合う)独り客です。基本的には動物的防衛本能で他人に背を向けることは避けるはずです。背後をさらしてまでもコミュニケーションを拒否する「私を独りにして!」というサインなのか?(←ありがちか?)それとも背を向けるほどくつろいで安心しているのか?(←ありえないか?)謎は謎を呼び、深読みがカラカラと音をたてて空回りします。でも真実は決して知ることがありません。

ということで本日のBGMはビーチボーイズの
  ♪“GOD ONLY KNOWS
でいきましょう。
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