2006年03月03日

CDラック

TIPOGRAFIAの店内になぜあんなに多くのCDが飾られているのでしょうか?確かに増殖しすぎて保管場所が店以外にないという話もありますが、ちゃんと理由があります。
             ハート
それは極めて青臭い考え方です。
誰かの本棚やCDラックなどを観察するの楽しいと思いませんか?
いつもまじまじと無粋に見つめてします。特に何かしら好意を抱いている人が対象の場合は顕著です。そこに選択されたモノは必ず持ち主のパーソナリティを反映します。単なる情報ではありますが、人はそこに何かの記号的な意味(サインですね)を見出そうとします。彼氏あるいは彼女の部屋に初めて訪れた時のことを覚えていますか?どきどきしながら部屋へ通されると、思わずジロジロと部屋中を眺めてしまいませんでしたか?無意識に周辺の情報収集を図ってしまいます。それはインテリアや雑貨であったり、本棚であったり、CD棚であったりします。特にまだお互いに付き合いが浅い頃は、もっと相手のことを知りたいと情報を求めます。そして相手に自分を投影して、何かしら共通項を見つけて一喜するのですね。ああこのアルバム自分も持ってるわ!あの映画が好きなんだ!一緒や!てな具合です。合理的にはそれは単なる偶然であり、何も必然性は無いのですが、勝手に運命的に紡がれた必然性と解釈します。青臭いロマンチシズムの所以ですね。
             ハート
誰かに好意を抱く時、それは同性であっても異性であっても、その人の持つ固有の空気感に魅かれます。波動とでもいうのでしょうか?(確かに、現実的に純粋に有形無形の利益を求める人もいるでしょうけど、ややこしいのでそういうタイプには近寄りません)。身の回りにあるモノや好きなモノといった日常的な要素が空気をかもしだします。だからミニマムなモノを愛するのですね。極論では「俺の好きなモノと世界を愛せ!これが俺だ!」となります。あああ、青臭せえ!と痛くなりますよね。
             ハート
お解かりいただけましたか?TIPOGRAFIAのCD群から望むと望まぬに関わらず店主のパーソナリティが出てしまします。これは仕方がないことです。別にこの音を愛せ!俺を愛せ!なんてギラギラしてませんけど、初対面の際、「あ、このCD持っている」と何か話のきかっけにでもなればと思っております。そしてこれらがかもしだす空気感の中で少しでもくつろいでいだけたら!店主としてはこれ程の喜びはありせん。
posted by 焙煎師TIPO at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記