2006年03月31日

ホームページ完成

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ようやくTIPOGRAFIAのホームページができました。まだ一部建築中ですけど、お店の場所やメニュー、イベントの案内などが公開されています。お気に入りリンクをクリックしてね。見て見て!

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MADE IN OSAKA

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開口一番、『MADE IN USA』は本文と無関係です。

TIPOGRAFIAで一番の働き者焙煎機“SOL”は大阪生まれです。
多分業務用小型〜中型焙煎機のシェアでは独占(寡占)している大阪の富士珈機販売株式会社製です。

なんと、浪速区生まれのコテコテの大阪人ですわ。

でも生粋の江戸っ子コーノ式(a.k.a.珈琲サイフォン株式会社)のちゃちゃが入ってますので浪速と江戸のハイブリッドともいえます。全く何のことか判りませんよね。焙煎機はオリジナル仕様を勝手の良いように改造して使用することがあります。例えばバーナーを増やしたり排気を強化したりします。“SOL”はコーノ式にかなりいじってあります。この辺のスペックうんちくは珈琲ハードコ派に任せておきますが、ぶっちゃけ誕生時の教育と環境が生涯の性格を決定します。

そう、機械だって性格があります


人見知りの激しい心をなかなか開かない釜もあればラテン系のテキトーな釜もあります。そして何が原因かは知りませんが機嫌の良いときと悪いときがあります。釜心は不可解です。釜心と春の天気は訳わかりませんわ。

TIPOの師匠であるコーノ氏とも飲み友達であり、いつもなにかとお世話になっております富士珈機販売の専務さんのブログです。ココをクリックしてね。身をもって収集してきた韓国や中国のコーヒー情報が面白いですよ。おすすめ!

        ↓気まぐれと称された“SOL”ちゃん近影

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2006年03月30日

丸いブラジル

ブラジル新豆シリーズ第2弾です!

ブラジルセラードから届きました。今年もブラジル内陸部ミナス・シーンは(勝手に命名)は非常に元気です!ミヨシさんに続き第2弾は、イタリア系移民の女性ヴィルジーニャさんのカイシェッタス農園のブルボン種のピーベリーです。ピーベリー(丸豆)とは樹の上端など十分に栄養が行き渡らず、本来楕円形の豆(フラットビーンズ)2つの向かい合わせにならず、真ん丸1粒で成長したものです。以前は結構珍品(ゲテモノ)扱いをされていたんですが、2004年にセラードのコンテスト上位入賞以来、コーヒー業界では結構もてはやされています。この農園はピーベリーでコンテスト連続受賞してます。

農園主のヴィルジーニャさんは生まれつきのコーヒー好きです。1941年に移住して以来代々コーヒー農園を家族で守っています。コーヒーの樹の周りの雑草をあえて残し、雑草に宿った虫がコーヒーの害虫を駆除するという自然の力を活かした独自の生産方法を提唱しています。

豆自体は結構小ぶりなんですが、その分うまみが1/2のフラットビーンズより凝縮されている気がします。非常に抜けのいい味わいですね。酸味と苦味が絶妙のバランスで香りが絶品!できれば挽く前にその姿をお楽しみ下さい。本日より店頭で販売、店内で提供しております。商品名はベタですが「丸いブラジル」。
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2006年03月29日

ゆるゆる珈琲派推薦映画

このブログでしばしば提唱しています確信犯的なゆるさを提供するという“ゆるゆる珈琲派”(←命名は突然炎のごとく&派閥といってもTIPOGRAFIAの独立愚連隊)の推薦映画が決定しました。現在公開中の『かもめ食堂』です。
            カチンコ
いやあ。ほんまにゆるゆるしてまんな。リアリティはないけど漂う空気感が堪りません。一応フィンランドロケの日本映画です。決して若くはない女性3人が携わるヘルシンキの食堂(カフェ)の物語です。
           
きっとこれからカフェでも喫茶でも何らかのお店を自分でやりたいと夢見る人には「クー!」となること間違いなしの映画です。既にお店をやっている人にとっても「ワカルワカル!」という映画です。

最初は閑古鳥が鳴いていた店(だってヘルシンキでおにぎりが売りの食堂ですよ!)がいろいろ人といろんなことがあってお客様で満席になるまでのお話です。テロリストも人種差別主義者も出てきません(当たり前)。たいしたことは起こりません(これも当たり前)。でもうんちくに満ちた台詞が一杯です。

「コーヒーは自分で淹れるより他人に淹れてもらった方がおいしい」
「おにぎりは日本のソウルフード」
「コーヒーをおいしくするには“コピ・ルアック”と唱える」


映画の中で何度となくペーパーフィルターでコーヒーを点てる場面が出てきます。ケトルから湯を少しずつ注ぎ、ほわほわと湯気が拡ろがっていきます。湯の注ぎ方が甘い!なんて突っ込みは珈琲武闘派(別名珈琲技術至上主義者またの名を珈琲ハードコア派)に任せておき、ゆるゆる珈琲派は湯気を楽しみます。

コーヒーをおいしくする呪文である“コピ・ルアック”とはインドネシアのジャコウネコが食べたコーヒーの完熟の実を糞から集めたコーヒーです。幻のコーヒーと呼ばれており、映画でもこのコーヒーを飲むシーンがあります。“コピ”はインドネシア語の“コーヒー”。

この映画を観る人は腹減り厳禁です。食べ物が本当においしそうなんですよ。塩ジャケ、とんかつ、生姜焼き、白い飯、シナモンロール……。お腹がきゅるきゅるとなります。食べることは本当に素敵なことです。人生の至福です!生きることは食べることであり食べることは生きることです!食いしん坊推薦映画です。でもおにぎりってなんであんなにもおいしいのでしょうね?“ソウルフード”という言い方は言い得て妙です。確かに世代を超えすべての日本人の琴線に触れる魂かも知れませんね。
            カチンコ
余談ですがTIPOGRAFIA店主は極めて食い意地の張った血筋です。父方の実家は漬物、その親戚にうどん、そば、日本料理と“食”がルーツです。食べることが大好きで、おいしそうに物を食べたり飲んだりする人を見るとホッとしますね。


posted by 焙煎師TIPO at 08:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画

2006年03月28日

思い出の味(続報)

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昨日のお好み焼き屋は法善寺横町の「三平」というお店です。思い出の中で幻と化したスジキムチライスをトッピングしたお好み焼きを楽しみました。ああ、こんな味だったんだ!と幻を壊さない程度においしかったですね。人は思い出の味にあえて対峙するか否かの2つに分かれますね。夢を壊したくないのであえて避ける場合もあります。現実はどうしても幻(イリュージョン)には勝てませんからね。なんでお好み焼きにライスやねんという突っ込みもありますが、これがやはり絶品です。一度挑戦してみてください。

東京本駒込の「八百コーヒー店」の店主夫妻です。2人はコーノ式珈琲塾の同窓で昨年5月にカフェを開店した大先輩です。結構目指すところ、そして日々の悩みどころは似通っていて、お2人の話は大変参考になります。ゆるゆる店舗運営の影の師匠です。遠くからの来店感謝感激!都営三田線千石駅真上ですので東京周辺の方々はぜひ行ってみて下さい。陽だまりのなかでたっぷりと本が読めるいいお店です。
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2006年03月27日

思い出の味

昨日も書いた様に、味覚は極めて個人的、主観的、相対的、感情的、環境的なものです。具体的な酸味や苦味といった情報より、「おいしかった」という思いのみが状況と共に記憶されます。誰と、どんな時、そんな心情で、どんな音楽を聴きながら、食べてたか?などなど。簡単に言うと思い出です。

多くのアメリカ人はJFK暗殺の日にどこで何をしていたのかを覚えているそうです。例えば9・11の日に何をしていましたか?自分は居酒屋で女房(元)の会社同僚と天満の居酒屋で刺身を食っていましたね。普段、あまり刺身を好まないのですが、めちゃうまかった記憶があります。ほろ酔い気分でテレビのWTCビルの映像を見ながら「火事?タワーリングインフェルノみたいやな」と。店の名前も魚の種類も忘れましたけど、9・11と刺身は常にリンクされているんですね。

今日は東京よりコーノ式珈琲塾の同窓生夫妻が大阪へ遊びに来てくれます。ベタですが、大阪といえば「お好み焼き」ということで道頓堀のお店に行ってきます。もう何年も行っていないけど、思い出の味です。

会社に入社したばかりで東京配属1年を経て、故郷大阪へ戻ってきた頃、当時の営業所の上司が同期を連れて「大阪一うまいお好み焼き屋へ連れってたるわ」と!でもあいにくその日は満席で別の店へ。結局食べたのはかなり後日だったけど、上司の顔とこの店は常にリンクしています。お店は結構気に入って、何かある度に誰かを連れて行ってました。女房(元)と一緒が多かったかな?でもある頃から何となく離れていきました。街中で外食をする機会が減り、お店も法善寺の火事で全焼したりといろいろあり、時間だけが流れていきました。

今晩、久しぶりに記憶に向かい合ってみます。別に避けていた訳ではないのですが疎遠になった分、どんどん美化された思い出の味に挑戦してみます。果たして結果は?
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2006年03月26日

DON'T YOU WORRY 'BOUT A THING

あまりにもこだわり過ぎて奇行で有名なあるコーヒー屋の話です。
店主がカップに半ば残したコーヒーを見て、店を飛び出し、お客様を追っかけて、なぜ残したのか理由を教えてくれ!とつめよった、とコーヒー業界に半ば都市伝説のように伝わっています。

おっさん!そんなあほな!というのが常識的な突っ込みです。

でも最近、その気持ちが少しは理解できます。
カップに残されたコーヒーはものすごく不安にさせるんですよね。瞬時になぜ?という疑問が全身を駆け巡ります。カップを下げるまでの10秒位の間に走馬灯のようにいろいろな理由を探します。

 量が多かったのかな?(……確かに多いかも知れない)
 濃すぎるのかな?(……確かに普通より濃いかも知れない)
 好みの味わいでなかったのか?(……お奨めを間違ったのかしら)
 それとも純粋にまずいのか?(……一番へこむ理由)

もちろんお客様を追っかけて問いただしませんので、真実は永遠に藪の中です。

理屈では理解できています。味覚は非常に個人的、主観的、相対的、感情的、環境的なもので「唯一絶対」は存在しません。特にコーヒーなどの嗜好品は顕著です。別にコーヒーを飲まなくても人生を過ごせます。

栄養学的には無意味でも、人生を毎日生きていくための活力としての意味を与えたいのがコーヒーです。TIPOGRAFIAでは既製品のコーヒーを提供することはありません。すべて店主自らが我が子のように煎り、たてたコーヒーです。別に完璧なコーヒーという訳ではありません。馬鹿だけど、不細工だけど可愛いくて仕方がない子もおります。こうなると完全に親ばかの世界ですね。我が子が誰かを幸せにすれば至高の喜びであり、悲しい気持ちにさせたなら不幸です。なまじ血を分けた思い入れが強いとつらいものがありますね。

反対にお客様の「おいしかったよ」の一言はキリストと仏陀が肩を組みながらフレンチカンカンを踊りながら自分のために素晴らしい説教をしてくれるより1000倍ありがたいものです。

そんな一喜一憂の毎日です。

追伸;“好奇心は猫を殺す Curiosity kill the cat”といいますが、コーヒー屋を殺すのは好奇心でなく、カップに残された液体です。そういえば同名のバンドがありましたね。ある世代(40前後)の人でないと知らないネタです。

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2006年03月25日

マーク

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今更ですけど、レジカウンターにこんなマークが付きました。相当前の話です。この話には落ちも展開も教訓もありません。突然こんなこと告白しても反応に困りますね。
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光 LUZ

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お店で引きこもっていると、外世界の変化を肌で感じるできません。寒さも暖かさも窓越しの世界となります。こればかりは仕方がないですけどね。唯一、店内の光の具合から季節の移り変わりが感じられます。夕方、今まで入らなかった西陽がファサードの部分を染めます。そういえば、裏庭側の陽だまり席も最近は陽の差込が早くなりました。確かに季節は確実に変わっていますね。予想では月曜日大阪でも桜の開花が!やっと春めいてきました。ミヨシさんのコーヒーに引く続き、セラード珈琲(ブラジル)から新豆も続々入荷中です。すべて昨年秋のコンテストの入賞豆の個性派揃いです。ぼちぼちとデビューさせていきますのでお楽しみに。

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2006年03月24日

COFFEE FOR SWEET SATURDAY NIGHT

定例となりました「家でコーヒーを楽しむ秘訣」教室の第三回が決定いたしました。今回は少し趣向を変えて、土曜の夜にゆるりと開催いたします。
             喫茶店
土曜の夜の予定は?明日は楽しい日曜日です。仕事のない、ゆったりとした朝こそ、自分のためにおいしいコーヒーを淹れてみてはいかがですか?普段は電車の時間を気にしてゆっくりできない方もこの日だけはスイッチをちょっとだけoffにする。そんな時のおいしいコーヒーのためのちょっとしたコツをお教えいたします。今日は夜更かしの土曜日。食事の後、sweetsと一緒にコーヒーを楽しんでみませんか?抽出技術のウンチクよりも、音楽と一緒にゆったりとコーヒーを楽しめる、そんな講座を用意いたします。
             喫茶店
♪日時 4月8日(土)19:00〜21:00(店舗閉店後の開催)
♪場所 CAFE DO BRASIL TIPOGRAFIA
  豊中市本町6-7-7
 (阪急宝塚線豊中駅足5分 南改札C出口より梅花学園方面へ)

♪講座内容 @おいしいコーヒーのためのコツ
      Aコーヒーたて方実演
      B参加者による実技
      Cケーキと一緒にいろんな豆を楽しもう
       (国や品種、農園など少しだけティスティングに挑戦)
♪講師   TIPOGRAFIA 店主・焙煎人 山崎雄康
♪参加費用 2000円(税込) 
      実技・実演のコーヒーはご試飲いただけます
      気まぐれ手作りSWEETS付
♪申し込み 電話店舗(06)6849−6688または
      メールtipografia@zeus.eonet.ne.jp 
      まで事前に申し込みください。精算は当日で結構です。
      当日はコーヒーを試飲していただきますので、お食事は事前に
      お済ませ下さい。 
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コーヒーの花

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そろそろ大阪でも桜が咲き出す頃でしょう。寒のぶり返して、いまだストーブが手放せないときがあります。今朝も天気は良いのですが、店内はぶるぶると震えがきます。

写真はコーヒーの花です。残念ながら、ブラジル滞在中には実物を見ることができなかったのですが、写真を送っていただきました。雨の後、白い花がいっせいに咲くそうです。果てしなく続くコーヒーの樹が白く化粧されると本当に圧巻だしょうね。
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2006年03月23日

甘いコーヒー

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ブラジルである農園を訪問した時、主人がコーヒーをもてなしてくれました。ペーパードリップで点ててくれたのですが、金属のサーバーにたっぷりの砂糖をいれてお湯を注いでいました。深めで細かい挽きのコーヒーでしたので濃く甘ったるいコーヒーでした。これが挨拶代わりにお客様にだすという「トマ・カフェ」なの?
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サンパウロ

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サンパウロは南米大陸で一番の町です。当たり前ですが海・コーヒー・熱帯などのステロタイプなブラジルのイメージではない近代的な都市です。
残念ながら通りすがりの車窓からの風景のみしか感じることができませんでしたが、なぜかリベルタージには連れて行かれました。サンパウロの日本人街です。ここがかなり変!その一角だけがいきなり鳥居があったり、地名が大阪通だったり、土産モン屋が場末の温泉街のように並んでいます。でもよく見ると純粋に日本的な街ではなく、中国など広義のアジア的なものがぐちゃぐちゃになっていて収集がついていない感じです。映画『ブレードランナー』のLAみたいな風景です。非日本人の抱く日本的なあるいはアジア的な概念のような町です。もちろん町をつくったのは日本人移民の方々ですが、国を遠く離れ、時を経て、イメージとしての懐かしい日本が残っています。食品店に入ると豆腐や漬物、月遅れの日本雑誌が雑然と並んでいました。土産物をと連れられていったのですがあまりにも場末感が漂い、財布は完全に閉じたまま。
サンパウロはあまりにも表層的な滞在であったため、再度の訪問を余儀なくされます。ブラジルはコーヒーの樹以外は、いろいろとやり残したことの多い国です。だから自分自身に再訪問を要求し続けています。

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2006年03月22日

MUIT OBRIGADO

昨日の祝日は多くのお客様にご来店いただき感謝いたします。御礼にDJAVANの“MUITO OBRIGADO”をマッキントッシュの最大音量でガンガン流しております(嘘)。
昼過ぎまではいつものようにまったりと文庫片手に過ごしていたのですが、突然炎のごとくやってきました。たまたま読んでいた文庫が加門七海『怪談徒然草』というのがまずかった。完全に頭が怪談モードに浮世離れしていたところへ、一気に多分17組31名様が短時間に集中しました。洗物が溜まり食器は足らない、豆がなくなる、オーダーが聞けないなど、お待たせしたり、対応が悪かったり、失礼も多かったことでしょう。この場を借りて深くお詫びを申し上げます。独りでの営業の限界ですね。13席ほぼ稼動していましたからね。商売を始めたとき可能な限りは、独りでやっていこうと挑戦いたしました。基本的には自家焙煎のコーヒー店は独りで営業可能です。それがどうしてもあかんようになったらそれが事業の次へのステップ(組織化)へ展開すべき時だと考えてます。現在はやんごとなき事情や瞬間風速でどうしようもない時は cafe CAMICA の方々にお手伝いいただいてます(これも心から感謝しております!)。店主としては、懲りずにまたお店に来ていただけるとうれしい次第です。

位置情報『怪談徒然草』は怖すぎる本です。苦手でないならどうぞお読みやす。
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2006年03月21日

Rigmor Gustafsson Quintet

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久しぶりにジャズボーカルです。ここしばらくブラジルべったりで手が回らずジャズはチほとんどェックしていなかったのですが、久しぶりのお気に入りですね。スウェーデンの女性ボーカルの96年の再発です。タワーレコードの視聴機ではオリジナルの1曲目にやられ、ジャケット買いしました。洗いざらしの白いシャツにこの笑顔!概してこういう顔のパーツパーツのバランス感が微妙な顔つきの人は、整いすぎているお人形のみたいなモデル顔より魅力的です。他と比べて口がで大きい、眼が大きいなどフランス映画の女優に多いタイプですね。編成もピアノトリオにサックスのみのシンプルな編成で程よいスタンダード選曲と文句なしです。“FREEDOM JAZZ DANCE”が面白い。
posted by 焙煎師TIPO at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | musica

cafezinho

先日、あるお客様からブラジルでよく飲まれる甘くて濃いコーヒー、カフェジーニョ(cafezinho)の話がでました。“小さなカップ”の意味であるこのコーヒーを1日に何杯もデミタスで飲むのがブラジル風とよく言われています。でも抽出方法は?自分自身はブラジル滞在中、意図的に飲んだ記憶はありません。ある本によると深煎り豆を細挽きにして一晩水に浸してから、沸かし、砂糖をたっぷり入れて漉しての飲むそうです。気になるのでそのまま実験してみました。深めの豆を細かく挽いて水に入れて冷蔵庫へ。定休日を忘れていたので2日ばかり浸されていましたが、今朝ミルクパンでカップ1杯分暖めなおし、砂糖をたっぷり入れ、ペーパーフィルターで漉しました。液体自体は雑味がなく、すっきりしているのですが確かに甘くて濃い!(そら!2日間も浸してたんやからしゃないけど!)頭の右上部、耳の上あたりがキ〜ンと痛くなるようなコーヒーです。昔から濃いアイスコーヒーを飲むとよくなります。(わかります?それともTIPOだけ?)。でも限りなく甘く濃厚な液体は悪くはないですね。近日中にいくつか豆の種類と、分量を検討して限定品で商品化してみます。簡単ですので、皆様も家庭でも試してみてくださいな。あと誰か正式なつくり方がわかれば教えてください。お願い!
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2006年03月20日

自由は再び歌う

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1月に登場して以来、欠番となっていた「自由という名のコーヒー」が再び歌います。かわりに定番ブレンド「トロピカリア」を養生のため、補欠煎りいたします。再度、配合、煎り具合を調整して「トロピカリア2」として再デビュー!ジルとカエターノがロンドンへ亡命中、「トロピカリズモ」の精神をガル・コスタが確かな形で引き継いだように、不在中は「自由」が再び歌います。その名は「ソン・リヴリ(自由のブレンド) SOM LIVRE」。
“som livre”は英語で“free sound”の意味で、先日一部のブラジル音楽ファンの懐を殴打したお宝ザクザクの“ソン・リヴリ”レーベル一挙25タイトルリイシュー記念となります。もちろん非合法なエールです。前回の「自由という名のコーヒー」とは焙煎方法、配合などをすべて刷新して、人気のワタナベさんのコーヒー(ブラジル)をベースにグアテマラ、コロンビア、モカハラーをREMIXしました。四重奏(カルテット)の奏でる複雑な味わいがお楽しみいただけます。明日は祝日です。新作REMIX(ブレンド)をぜひお試しください。ちなみにソン・リヴリは各種入荷いたしましたが、もったいなくて少しづつしか聴けません。最近の一番お気に入りであるOS NOVOS BAIANOSもあります。これが素晴らし〜い!
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2006年03月19日

COME RAIN OR COME SHINE

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やっと晴れてきました。やはり雨の週末は堪えます。今日は日曜日です。もっと太陽を!永遠を見せるのだ!
ということで、おいしいコーヒーと甘いもん楽しみながら日曜日に合う音をお楽しみやす。焦燥感と憂い(サラリーマンのBLUESですね)を心にもたらす音楽であるサザエさんのテーマは流しませんので、安心して現実逃避して下さいな。
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タコの呪い

昨日はあせりました。触れてはいけない言霊“タコ”に接触してしまったのか4時前まで誰もお客様が来ず、真剣あせりました。やはり人には近寄ってはならぬ領域があります。言葉に出して発声したり、記すると本来単なる概念であったものが現実世界へ流入して、具象化してしまうのですね。これは呪いです。やばかった。でも夕方からは通常モードに戻りました。
   ↑
店主は神秘主義者ではありませんし、変な霊も見えません。占いもしません。TIPOGRAFIAはそういう店ではありません。一応冗談です(わかっとるか?)。
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2006年03月18日

タコる

「タコ」は名詞です。動詞化すると「タコる」となります。意味わかりますか?てっきり一般的な俗語かと思っていましたが、どうやら社内用語らしいですね。他人に話してもほとんど通じません。同義語では「ボウズ」。たぶん頭スッポンポン(1本も毛がない)から来てるんでしょうが、営業で受注がないことを意味します。なぜ「タコ」かは不明?
              足
TIPOGRAFIAを開業する前、サラリーマンを15年ばかり続けていました。それもコーヒーともフードとも果てしなく無関係な業界でした。そのうち概ね10年近くが営業職でした。それも担当エリアは変わりましたがずっと同一商品を担当していたので傍から見れば結構のベテランなんでしょうが、当人は最後まで営業嫌いで変わりませんでした。
              足
営業にいくつかの側面があります。まずは目標。具体的な数値を設けない企業もありますが、何かしら達成すべき目標があり、企業である以上、商品によらず売ることは必要条件です。そして達成するための営業スキル、商品戦略、数があります。営業マンは事前の仕掛けがうまくはまり、結果が出せた時、そして目標が達成された時、最大の喜びを得ます。本当にエンドルフィンのようなホルモンが脳内に分泌されているのではないかと思うほど精神が高揚します。そしてこの瞬間のために日々の努力や工夫を重ねます。
でも同時に存在するのは達成のへのプレッシャーです。目標をはずしたら……、受注がなかったら……と日々胃を締め付けるような重圧があります。物事の二つの側面をどう感じるかが営業の好き嫌い、向き不向きに分けます。
              足
TIPO自身は何度も指摘されてきたのですが達成への執着が薄い、淡白な性格です。こと営業に関しては、なるようになるという天命に準じたような生き方でした。もちろん根がくそまじめで給料泥棒とならぬようサラリーマンとして最大の努力を努めますが、ベースが貪欲ではなく、ギラギラしていないのです。これは営業マンとしては失格でした。高揚感と抑圧の合間でゆるゆるしてました。10年間続けてもやはり好きにはなりませんでした。
              足
「タコる」は日々の受注ゼロへのプレシャーをあらわす言葉です。営業職の頃はいつも日々の売上(日商)と目標が付きまとっていました。
独立開業して開店してからも、基本的には同じです。日々今日は独りもお客様が来なかったらどうしようか?という締め付けに耐えています。昼過ぎても誰も来ない日はいつも不安になります。本来、これを書くのはリアル過ぎて、販促目的のストアブログとしては禁じ手です(といいながら書いていますけど…)。昨年、開店すぐの大雪の日は限りなくタコでした。知人が交通機関の乱れのため営業に出れずに夕方に顔を出してくれ、コーヒーを1杯だけ飲んでくれました。概ねタコでした。それ以降、アップダウンはあるもののタコってはいません。本音はそんな毎日です。
              足
売上ヘのヒリヒリ感は続きます。個人経営は直接的に我が身の生活へ降りかかる重圧ですが、今は続けていくためにこれを結構楽しんでいます。毎日の日常は小さな幸せと多くの苦労に満ちています。時折の小さな幸せは人に至福を与え、継続への力を生みます。もっと喜んでいただける店のためもっとおいしいコーヒーのための苦労は惜しみません。お店をやっていくことはそんな毎日です。
posted by 焙煎師TIPO at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | お店