
さて本題です。さて焙煎にぴったりの音楽は?
午前中(概ね8時過ぎから)の焙煎時にも音楽を流してます。実は焙煎機は結構の騒音です。本体のモーターの音、豆がドラムに絡む音、冷却テーブルのモーター音などが入り乱れてかなりの音量。入り口に居を構えているSOL(焙煎機の名前)の位置からは客席のJBLの音は届かないので、天井につるしてあるBOSEの音のみとなります。このスピーカーは抜けはいいのですが、低音が弱く、基本的に軽い音となります。最初はピアノトリオとか女性ボーカルとかを流していたのですが、焙煎音に負け微妙な音が聴き取れません。もっとリズムがはっきりしたアッパーな音が合いそうかな?現在、いろいろと試しておりますが、焙煎にはどうやらどす黒いファンクがよく似合います。ジェームス・ブラウン系の執拗な繰り返しリズムが結構いけます。焙煎機の一定の回転音と音楽の一定なリズムが共鳴し、トランス状態を誘い、香りの向こうに涅槃が見えます(嘘)。今度マイルス・デイビス「ON THE CORNER」とか、スライ「フレッシュ」とかをあわせてみますね。しかし一般の自家焙煎の方々はここまで執拗に音楽にこだわることは、まずないでしょうね。そもそもDJブースのある自家焙煎店なんてありえない!全くもって変人TIPOならでは店です。さて明日の焙煎には何を流しましょうかね?