2005年12月31日

自由というの名のコーヒー

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店の掃除を終え、これから実家へ戻ります。2日には再び店に入り、初釜(焙煎始め)です。SOLちゃんにはしっかり活躍していただきます。今、開店前、名前を決め、それ以来完全に失念していた「LIVRE 自由」という名のコーヒーについて思い巡らしております。1月早々にはお届けできるように正月は独りブレストをします。

来年、TIPOGRAFIAはいよいよ本稼動いたします。この一杯にこの店で出会えてよかったと思えるように、日々奢ることなく精進いたします。2006年もよろしくお願いいたします。
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2005年12月30日

晦日とミル

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年内の営業は本日が最後です。12月10日にオープンして何とかここまで走って来ましたが、とりあえず3日間は休業いたします。
             喫茶店
昨日、何人かのお客様に実家へ帰るのにコーヒー豆をお買い求めいただいきました。商売初心者は、こういう自店のモノを巡る物語に感動いたします。想像の中で、自分の焙煎したコーヒー豆が世界の誰かと繋がっており、その人のさりげない日常の一場面に登場するのです。
             喫茶店
元旦の昼、家族が食卓に集まりお節を楽しむ。そして夕方、少し小腹が空いてきた頃、甘いものと一緒に買ってきたコーヒーを楽しむ。この時は、実家に帰ってきた息子がキッチンに立つ。「最近、近所にでけたコーヒー屋の豆やねん」とうんちくを語りながらいつもより時間をかけ、コーヒーに湯を注ぐ。プクプクと膨れるコーヒー泡と淡い香りが家族の間に漂う。息子のたてたコーヒーを年老いた父と母が目を細め、味あう。「たまにはコーヒーもええな」と母が語る。
             喫茶店
ありそうな、ないような風景が商品を手渡す瞬間に走馬灯のように駆けめぐります。単なる青臭い妄想ともいえますが、この「青さ」ゆえんで商売をあきずに続けられるのです。この気持ちは変えるつもりはありません。
             喫茶店
写真は店に飾ってある昔のコーノ(珈琲サイフォン)の手回しミルです。毎日、眺めていてもあきないフォルムです。フェティシュに愛を注いでしまう大好きなモノたちです。
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2005年12月29日

枯れ木とJBL

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偉そうに客席の上座に鎮座するJBLスタジオモニター4312君の上に飾られている枯れ木の置きもの。ワビサビと無機質なプロダクトが調和しているようないないような……。これも実家の裏庭の木を切ったときの枝から父が作りました。 
            るんるん
今朝、枯れついでに思い出し「枯れ葉のサンバ Folhas Secas」をリピートして聴いていました。くーっとくるこみ上げる枯れたメロディがたまりません。ネルソン・カヴァキーニョとギリエルミ・ジ・ブリート作のこの曲に出逢ったのは今年の初め頃です。Bophanaというに日本のバンドの同名アルバムでカバーされており、そこから原曲にフィードバックしました。
            るんるん
ブラジル音楽の持つ恐るべき深さと広さを知ったのは最近。この曲もその中のひとつです。この曲以来、サンバに陶酔し、片っ端から授業料のつもりで新宿のディスクユニオンで散財しました。長く音楽を聴いていると、音が広がる瞬間と言うものが存在します。突然、別の感覚が覚醒し、世界観が一変します。深くそして広いブラジル音楽のすべてが知りたくなりました。音のルーツを求め、サンバからショーロ、MPBへと旅を続け、現在も日々音と活字から勉強の毎日です。
            るんるん
TIPOGRAFIAの店内にあふれるLPとCDたちは、文字通り音のアーカイブの瞬間を切り取ったものです。単なるモノという規定を超え、1枚1枚に個人的な時間が焼き付けられています。だから捨てられずに増殖し続けているのです。
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2005年12月28日

ある木工アーティストの物語

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TIPOGRAFIAの店内には丸太細工の動物が飾ってあります。
これは日系ブラジル人の木工アーティスト、カルロス・ワダ氏による作品です。彼は移民としてブラジルに渡りコーヒー栽培に従事した和田六郎氏の孫(移民3代目)となります。ブラジルの大地と樹々と共に成長し、幼いころより木工細工を始めました。丸太の持つ自然の躍動感(枝の動き)を身近な動物の動きへと還元する独自の手法はブラジル国内はもとより世界的にも評価され、各国で多くの個展が開催されました。TIPOGRAFIAの店主とは、1985年、ワダ氏が第2の故郷である日本を訪れた際、京都のある老舗のコーヒー店で偶然出会いました。意気投合した二人は一晩中、ブラジルの大地とコーヒーに思いをはせ、ブラジルコーヒー店の開店を夢見ました。この日よりブラジルと日本が奇妙な縁で結ばれました。20年後に夢が実現する際、約束通り送ってくれたのが店の動物たちです。ブラジル国旗のカラー(緑・黄・青)をベースにボサノヴァ誕生の聖地ナラ・レオンのアパートメントを再現したという店内に、樹々の彩を添えてくれました。ミスマッチともマッチとも取れる絶妙なコーディネイトはワダ氏の独壇場です。見る人の心を和ませる素晴らしい一品です。
             犬
がはは!というのは全くの嘘です。すんまへんどす。旦那はん!怒らんといてや!すべて店主TIPOの父が製作した代物です。決して木工芸術家ではなく、この夏に定年退職はいたしましたが、長年会社勤めの叩き上げ仕事親父です。実家に飾ってあったものを店に並べると、思いのほかマッチングが良く、採用いたしました。写真の馬は飾り棚のサイズに合わせて作製したものです。馬年生まれのTIPOにちなみ商売がうまくいくと言う縁起を担いだそうです(ベタ過ぎる……)。
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2005年12月27日

わがままなつれあい

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映画とは、かれこれ30年近くのつれあいです。思えばいつも一緒でした。基本的には映画と活字、そして音があれば少々面倒な人生でも生きていけるのものです。贅沢を言えば、うまいもの(もちろんうまいコーヒー)と生活の彩り(少々の酒、服、靴、眼鏡、小物、食器などなど)があれば言うことのない幸せな人生です。極めてミニマムな人生ですが、そうしてなんやかんやと40年近く、常識的な世渡りと現実逃避のバランスをとって参りました。
               カチンコ
最近ふと気が付きました。映画はつくづくわがままなつれあいですね。基本的に映画館(いわゆる小屋)で観ることが好きな性分です。テレビは画面のサイズや音響うんぬんよりも、雑念が多く集中できません。すぐにソファーに落ちている髪の毛を拾ったり、DVDのパッケージをいじり始めます。わかりますかこの感覚?結局、世界へ入り込めないのです。だから映画館!
               カチンコ
しかしいざ映画館へ!となると大体1日仕事になります。本編2時間としてもチケット購入、待ち時間、休憩時間などなどおおむね3時間は越えます。映画館までの移動時間を考えると、その日は映画に専念するしかありません。映画は常に「私だけを見て!」と要求します。さらに上映時間によって自ずとスケジュールが規定されます。日本の映画館の場合、上映開始は11〜12時、最終回は夜7時前後といまだ顧客を無視した都合で縛られます。コンビをはじめとして、街は24時間活動しています。朝6時から仕事前に映画を観たい人も、夜11時から観たい人もあるはずです。映画は「私の都合に合わせて!」と要求します。
音楽は仕事しながらでも、歩きながらでも生活の一部として楽しめます。
移動中の電車での読書は格別ですよね。
               カチンコ
本当に困ったものですね。でもやめられません。映画館のロビーでチラシやポスターを眺める瞬間。席に付き映画に心躍らせながらも、周囲の人たちの話声を聞き、この人たちはどんな人生を歩んできたのかと密かに観察する瞬間。そして客電が消え、薄暗闇へと踏み出して行く瞬間。これらはすべてこれからの映画のための儀式です。これによって現実から乖離し、世界へと入ります。こうして30年近くわがままなつれあいのために時間を割いてきました。本当に長い付き合いです。
               カチンコ
最近映画が観ておりません。まあ観れないですよね。物心がついて以来、これまでの人生で丸々1ヶ月間以上も映画館に行かなかったことは今までありません。わおう!ある意味これはすごい人生の転機ですね。缶詰の気持ちです。観たいなあ!映画が「私を見て!」呼んでいます!あああ!
               カチンコ
ということで多分、大晦日と元旦、2日はお休みいただきます。久しぶりに映画館へと繰り出してみます。さて何を観ようかな?久しぶりに「ぴあ」でも買ってみようかな。写真はTIPOGRAFIAの番猫(名前はまだない)。

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2005年12月26日

缶詰の気持ち

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缶詰の気持ちといっても、トマトの水煮やツナの気持ちを擬人化して散文詩にするわけではありません。店舗を始めて、2週間以上が経ち、店舗での立ち仕事にも、待ち仕事にも慣れてきましたが、やはり気持ち的には缶詰ですね。なにせ基本的に独りで店をやっているため、大きく動けない。食事ひとつでも、合間を見てカウンター下で食っているか、階上の住居へ駆け上がるかして済ませています。
              ★
そんな生活に慣れつつも、徐々に欲求不満が溜まりつつあります。そうです!餌をあさりにレコード屋へ行きたい!開き直れば、これはれっきとした仕入れですからね。TIPOGRAFIAはいい生豆といい音の仕入れは決してケチりません。これは「焙煎師」として「店主」としてのアイデンティティに関わります。ここは押さえとかないとつらいものがありますからね。
              ★
先日、衝動が抑えられずディスクユニオンの通販サイトで散財してしまいましたが、やはり醍醐味はリアル店舗での餌あさりです。クリスマスの夜、店を閉めた後、我慢できずに梅田のTOWER RECORDSへ繰り出しました。できればアナログをほじりたいところですが、そこはCDで我慢。カップルであふれる街の喧騒を余所に、光り輝くCDストアは少しだけ缶詰の心を暖めてくれ、同時にその代償として資本を奪っていきました。昨夜の成果は本日店で聴けます。いいネタがあればまた紹介いたします。
              ★
写真はVinicius Cantuariaのニューアルバム「SILVA」です。
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2005年12月25日

陽だまりの窓側席

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午前中から昼過ぎまで、TIPOGRAFIAの窓側席には、ほのかな陽が差し込みます。気持ちがいいのでブラインドを開け光を入れてます。「木漏れ日」「陽だまり」なんと幸せな言葉なのでしょうか?暗闇の人生に光る灯台です。深煎りコーヒー豆の中に落とした生豆のように輝きます(少し違うか?)。うー!自分の中の猫的性質が騒ぎ、椅子の上でまん丸になって眠り続けたい!猫 1人または2人のお客様はまずこの奥の席に向かわれます。特にこの時間帯はお勧めですね。但し、今の季節多少問題があります。ガラス越しに庭の冷気が伝わってくるのです。そこで今日独り用のひざ掛けを買ってきました。席の脇のかごに入れてありますので、ご自由にお使い下さい。陽だまりと毛布と猫……。はなればなれにできないつれあいです。どうぞゆっくりとお過ごしくださいな。
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2005年12月24日

日記

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この日記を始めるにあたって、ひとつだけ自分に課したことがあります。当初、可能な限りコーヒーの話を避ける。「焙煎師」と大層な名を冠していますが、あえて語らないコーヒー屋でいきたいのです。概してコーヒー屋は語りすぎます。コーヒーの抽出のこだわり、うんちく、豆自慢などなど。誰もそんな話は聞きたがっていません。勘弁してくれ!という感じです。コーヒー業界はなぜこうも自己主張する人の多いのでしょうか?確かにどんな職業・業種でも語りたがる輩(やから)はいるでしょう。しかし同一業界に占める輩含有率はトップクラスでは?怖い!怖い!近寄らんとこ。ということで可能な限り単なる変人日記ですすめます。もちろん、おいおいと職業的本音(コーヒーの話)は……。写真はブラジルサントスのある事務所にあった古いポスターです。タイポグラフィ好きの血が騒ぎました。

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2005年12月23日

名を付ける男

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テーマは名前です。私には昔より、周辺の人やモノにテキトーな名前を付ける癖があるようです。当人は意識していないのですが、無機物を擬人化して語ったり、勝手に名前を変えたりしているようです。ある時、そのことに気が付き分析してみました。結論、これは愛です!愛ゆえのことなのです。
                  ★
初対面の人には年齢や地位に関係なく「〜さん」と苗字で呼びますよね。アメリカ人じゃあるまいし、いきなり名前で親しく呼びにくいですよね。でもだんだん親しくなり、あだ名が付いたり、名前で呼んだり、略式になったりしますよね。その変化が愛です。  
                  ★
モノだって同じです。長く大切に使っていくと、持ち主との間に共生関係が生まれます。自分の愛用している道具たちに名前が無いなんて悲しいではありませんか?
                  ★
シンセサイザーの発明者ロバート・モーグ博士のドキュメンタリー映画をご存知ですか?博士によると、精神の波動によって電子部品と心で繋がり、電子回路を感じ、電子機器と感覚を共有し、設計という記録を電子楽器に記憶として埋め込むそうです。ようわからん方は映画を観てねたらーっ(汗)。この親父、機械屋(エンジニア)であると同時になんとオーガニックで人間的な着想なのでしょうか?この映画の説明で自分の性癖が解明されました。手(チョキ)  
                  ★
焙煎という行為なんてまさしく、道具(機械)と人の共同作業(コラボレーション)なのです。焙煎機は自分を支えてくれるパートナーです。だから開業にあたり、当然名前を!焙煎機は「SOL」です。ポルトガル語で「太陽」の意で、焙煎機のボディのイエローカラーと火を司る性質故です。皆さん、来店の際には気軽に「SOLちゃん!」と声をかけてやって下さいな。写真はSOLちゃん近影。

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2005年12月22日

雪景色

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あっという間に積もっていきました。静かです。ひたすら誰もいない店内で待機しております。店の前の歩道で転ぶ学生の悲鳴しか存在しません。
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店名

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昨日の夕方に石油ストーブが届きました。早速梱包をばらし、店の向かいの酒屋さんへ灯油を買いに。いざ点灯!炎が安定するといい感じです。足元がぽかぽかすると落ち着きますね。柳宗理のクラシックなやかんを置いてみました。しゅーしゅーと蒸気が立ち、すごく懐かしい気がします。温風ヒーター生活が長かったもので、石油ストーブは久しぶりです。こういう生活用品もこだわると面白いものですね。今日は寒くなりそうです。雪化粧した道路を足早に通勤の方が通り過ぎていきます。店頭が全面ガラス張りなので外からも中からも丸見えです。このストーブ君にはしっかり活躍してもらいましょう!

さて本題です。当店の名前は?読めない、意味不明、覚えられないと店名としては最低の部類でしょう。つけてから後悔してどうすんねん!
ポルトガル語が全くできないくせにポルトガル語です。「チッポグラフィア」と読んでおります。英語の「タイポグラフィ」です。お客様から「意味は?」と聞かれて答えても、そもそもこの単語の意味が????のようです。知らなかった。もっと日常的な単語かと思ってました。日本語に翻訳しようがないのでさらに答えに困ってしまいます。いつも気まずい空気が漂い、質問者の思考を停止させる恐ろしい一品です。元来のへそ曲がりな性格で、コーヒー関連からは地球の反対側のブラジルに出かけるよりも遠い名前にしたかった。古いジャズのLPジャケット、映画のポスターやタイトルバックなど欧文文字のデザインに魅せられてきました。単純に「タイポグラフィ」が好きだから!それ故、いざ命名!と決めてしまいました。概してコーヒー屋の店名は @コーヒーの関連ネタ A個人名 のいづれかが圧倒的に多いようです。むらむらとへそ曲がりパンク根性が騒いだのでした。覆水盆に帰らず。死して屍拾うものなし!
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2005年12月21日

世の中で手に入らないもの

暖冬一変、寒い冬となりましたね。結構舐めていた寒さが店内にも急速に増殖しております。当店の客席は改装前の名残で厚さ20センチ位のコンクリートの床です。いやぁ、これが冷えるんですわ。足元からシンシンと冷えてきます。先週の日曜日は暖房温度を30度に設定しても、床から冷えるのです。仕方がなしに対流式の石油ストーブを買うことにいたしました。店へ出向けないので、ネットで知人のお勧めの「アラジン」というイギリスのメーカーの商品を探しました。これが、ないんですよ!どこもかしこも売り切れ。次回の入荷すら見込みがたたないようです。モノがあふれたこの世の中で手に入らないものがあるとは!これには少々驚きました。通販サイトをあたり申し込んでみましたが、虚無ひたすら虚無。たかがストーブなのに……。仕方がなしにトミヤマという別メーカーの業務用を当たってみましたが、同様に売り切れ。何とか九州の通販会社で見つけました。本日、店に届くはずです。ヤカン(対流式といえばヤカンの蒸気が醍醐味でしょう!)を探したり、結構到着を楽しみにしております。

話は変わりますが、日曜日の朝、5時過ぎに道路に出ると、うっすらと雪化粧。白い静寂が広がっていました。何かスキーに出かける時みたいと!(ちなみに私はスキーをしません。全くの架空の記憶です。)そういえば、大阪でこんな風景を見るのはすごく久しぶりのような気がします。
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2005年12月20日

引越し

開店にあたって店の上階へと引っ越してきました。店舗兼住宅というやつです。この年になって、終生の住処を変わることとは夢にも思わず、これはかなり当惑しました。なにせ私の周りには極めて小物が多いのです。本、雑誌、DVD、服、靴などももちろんですが最大の問題はLPとCDをどう運ぶか?音楽とゆったり聴くコーヒー屋のため、商売上必需品です。さていったい何枚あるのでしょうか?数えたこともない!数えなくない!時間の無駄だ!と現実逃避してきましたが、確実に私の周辺を侵犯していたことは事実です。ダンボールに少しづつ詰め、搬入を繰り返しました。しかしCDとLPってなんであんなに重いのでしょうか?少しつるむと性質が悪い。腰に来る重さとなります。店舗設計の際、デザインうんぬんよりも収納優先でスペースを確保したつもりでした。しかし恐ろしいことに、全然入らん!来店された方は、必ず壁面のLPとCDに驚かれます。レジ脇のオーディオ台の前面すべてにCD、背面にLP棚、客席に並ぶCD棚と眼に入る範囲でもこれだけの音が!しかし本当に恐ろしいことは見えないところに!隠された引き出しや棚にもCDが詰まっており、入りきらないものは上階住居スペースに3つのCD棚が隠されております。さらに引越しが無理な1000枚以上は自宅の棚で眠っています。恐ろしい!やばすぎる!暇を見つけては、店番中にCDを片づけています。望みの音の所在地を特定するのは当分かかりそうです。だから引越しがいやなのです。
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2005年12月19日

開店

豊中に12月10日開店いたしました。いわゆる「自家焙煎のコーヒー店」です。豆も売りながら、店内でコーヒーも飲めます。でもコーヒーのこと、開店のことなど「俺の話を聞け!」というのは面倒くさいのでおいおいと……。そんなややこしい話全く聞きたくありませんよね。そもそもこの「自家焙煎」という業態のもつ独特の臭いが大嫌いです。あまり近寄りたくありません。焙煎するのが楽しいから、コーヒー豆を売ります。好きな音楽とコーヒーを楽しみたいから喫茶をやります。ただそれだけの極めて青臭い理由で開業いたしました。自称「パンクなコーヒー屋」として営業いたします。なんやねんそれ?ということでしょうが、またおいおいと書いていきます。
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